Sato Satomi

Faculty & Position:Public Health  instructor
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Last Updated: May 22, 2019 at 05:12

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Qualification

  • 博士(人文科学)

Research Activities

Published Papers

  • 小児急性リンパ性白血病女児の知的能力の推移
    佐藤 聡美, 瀧本 哲也, 藤井 美有, 石田 敏章, 小阪 嘉之, 大六 一志
    日本小児血液・がん学会雑誌 54(5) 403-407 Apr. 2018
    小児の急性リンパ性白血病(ALL)の治療に必須のmethotrexate(MTX)大量療法や髄注は、知的な能力に影響を及ぼしうる長期的な神経毒性(白質脳症を含む)が懸念される。今回、MTX大量療法を行ったALL標準リスクの診断時年齢4歳女児の知的な能力について縦断的な前向き調査を行った。WISC-IV知能検査を1年ごとに計4回実施した。対象児は、ALL発症前までは成長発達に問題はなく、標準的な社会経済的環境にある両親と生活してきた。診断後、対象児はJACLS ALL-02 SRプロトコールに従って、HD-MTX 3g/m2を2コースとIT MTXを12回行う治療を受けた。この間、寛解導入療法後に1回、その後1年ごとに3回、計4回のWISC-IV知能検査を行った。その結果、ワーキングメモリーの得点は軽微に低下したが、推論を含む流動性能力と知識を積み重ねていく結晶性能力は維持された。また、すべての検査において全体的な知的能力は標準域にあった。したがって、大量MTX療法後の3年間において、本症例では認知機能障害はないと判断された。これらの研究結果を検証するためのさらなる前向き研究の蓄積が必要である。(著者抄録)
  • 【小児がんの長期フォローアップ〜医療から教育支援まで〜】 臨床心理士の立場から 長期フォローアップのカウンセリングと心理アセスメント
    佐藤 聡美
    小児看護 39(12) 1548-1555 Nov. 2016
  • 看護に生かせる心理学 小児がんの子どもと家族のために(第9回)(最終回) あなたは未来を変えられる
    佐藤 聡美
    小児看護 37(3) 370-374 Mar. 2014
  • 看護に生かせる心理学 小児がんの子どもと家族のために(第8回) 亡くなってから生きてくるもの
    佐藤 聡美
    小児看護 37(2) 228-233 Feb. 2014
  • 看護に生かせる心理学 小児がんの子どもと家族のために(第7回) 思春期の子どもへの心理的支援
    佐藤 聡美
    小児看護 37(1) 118-122 Jan. 2014
  • 看護に生かせる心理学 小児がんの子どもと家族のために(第6回) きょうだい支援の本質
    佐藤 聡美
    小児看護 36(13) 1802-1806 Dec. 2013
  • 看護に生かせる心理学 小児がんの子どもと家族のために(第5回) 子育て不安とメディカル・トラウマ
    佐藤 聡美
    小児看護 36(12) 1670-1675 Nov. 2013
  • 長期フォローアップを取り巻くチーム医療 小児がん経験者の認知機能アセスメント
    佐藤 聡美, 瀧本 哲也
    日本小児血液・がん学会雑誌 50(3) 386-391 Oct. 2013
    治療後長期間を経て小児がん経験者にみられる遅発性の影響として、種々の身体的な問題や心理社会的問題に加えて、認知機能障害が注目されている。小児の脳は発達の途上にあるため、化学療法などの治療によって認知機能への影響が出やすい。脳腫瘍では広範囲の認知機能が障害され得るが、頭蓋非照射のALL症例であっても、注意(attention)、情報処理速度(processing speed)、記憶(memory、特に作動記憶working memory)などの知的機能に低下がみられることがある。ただし、知能低下や学習障害は一見して明らかなほど著しくはない例が多く、それゆえに問題であるともいえる。したがって、小児がん患児に知能検査を積極的に実施して、その子ごとの認知機能障害のパターンを明らかにしたうえで対処法を決定するとともに、本人や親だけでなく、医師、看護師、教師と情報を共有することが重要である。そのうえで、その子の認知機能異常に応じた対応を退院後の個別の指導計画等に反映させ、復学後の学習環境の調整をはじめとする生活支援を、多職種が協働して実施していく必要がある。さらに今後は、心理学的な前向き研究を小児がん治療のプロトコールスタディに組み込んで、本邦での小児がん経験者の心理的合併症の実態を解明するとともに、より総合的な支援のあり方を模索していく必要がある。(著者抄録)
  • 看護に生かせる心理学 小児がんの子どもと家族のために(第4回) 看護師がかなえる最高のサポート
    佐藤 聡美
    小児看護 36(11) 1542-1545 Oct. 2013
  • 看護に生かせる心理学 小児がんの子どもと家族のために(第3回) 小児がん看護におけるトータルケアと心理的パラドックス
    佐藤 聡美
    小児看護 36(10) 1406-1410 Sep. 2013
  • 看護に生かせる心理学 小児がんの子どもと家族のために(第2回) 小児がんの子どもの発達課題と看護師による心理的支援
    佐藤 聡美
    小児看護 36(9) 1268-1273 Aug. 2013
  • 【子どもの白血病-最新の知識と基本的ケア-】 知っておきたい知識 小児ALLの治療による脳機能への影響と教育支援
    佐藤 聡美, 瀧本 哲也
    小児看護 36(8) 947-952 Jul. 2013
  • 看護に生かせる心理学 小児がんの子どもと家族のために(第1回) 小児がん領域における臨床心理士の役割
    佐藤 聡美
    小児看護 36(7) 888-892 Jul. 2013
  • 小児がんの子どもたちの認知機能の変化
    佐藤 聡美[船木], 瀧本 哲也, 藤本 純一郎
    小児科診療 75(11) 2175-2178 Nov. 2012
    小児白血病と脳腫瘍の治療後の認知機能についてまとめた。文献的には急性リンパ球性白血病群において治療後のIQに大きな低下は見られないが、特定の能力の低下に注意する必要がある。一方、脳腫瘍では、原発巣と治療強度にもよるが、IQ自体が85前後まで低下する可能性がある。また、これらの研究は対象疾患群の平均IQを算出することに主眼がおかれている。臨床現場では、平均値よりも群内の下位の患児の問題に対処することが求められる。つまり、認知機能検査で低値を呈する場合に、有効な介入方法を考えてゆく必要がある。

Conference Activities & Talks

  • 小児がんの子どもの地域・成人移行に向けた支援 生きる力を育むエンパワメント 年齢層に応じた心理学的支援
    佐藤 聡美
    日本小児血液・がん学会雑誌 Oct. 2015
  • NALLS3-9(小児白血病の標準リスク群における認知機能)の中間解析
    佐藤 聡美, 瀧本 哲也, 藤本 純一郎, NALLS3-9研究グループ
    日本小児血液・がん学会学術集会・日本小児がん看護学会・公益財団法人がんの子どもを守る会公開シンポジウムプログラム総会号 Nov. 2013
  • 長期フォローアップを取り巻くチーム医療 小児がん経験者の心理アセスメント
    佐藤 聡美[船木]
    日本小児血液・がん学会学術集会・日本小児がん看護学会・公益財団法人がんの子どもを守る会公開シンポジウムプログラム総会号 Nov. 2012
  • 小児がんの子どもと家族を支える多職種の活動 小児がんのチーム医療 臨床心理士の立場から
    佐藤 聡美[船木]
    日本小児血液・がん学会学術集会・日本小児がん看護学会・公益財団法人がんの子どもを守る会公開シンポジウムプログラム総会号 Nov. 2012


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