【ストレスチェック時代のストレスマネジメント】 看護・介護者のストレス
中嶋 秀明, 萱間 真美
精神療法 42(5) 677-680 Oct. 2016
【よい論文とは? おもしろい論文とは?】 定点から研究を続けることで見えてくる全体像 精神科訪問看護の研究から
萱間 真美
看護研究 49(6) 469-472 Oct. 2016
【統合失調症のベストプラクティス】 (第II部)各論 心理社会的治療 精神科訪問看護
萱間 真美, 角田 秋, 中嶋 秀明
精神科治療学 31(増刊) 295-298 Oct. 2016
外科医の待遇 明るい未来のために 外科医が仕事と生活を健全に送るために外科学会や病院、我々は何をしたらよいのか? 「全国外科医仕事と生活の質調査」自由記載内容分析より
川瀬 和美, 前田 耕太郎, 富永 隆治, 岩瀬 弘敬, 小川 朋子, 柴崎 郁子, 島田 光生, 田口 智章, 竹下 惠美子, 冨澤 康子, 野村 幸世, 花崎 和弘, 葉梨 智子, 山下 啓子, 國土 典宏, 萱間 真美, 日本外科学会男女共同参画委員会
日本外科学会雑誌 117(5) 452-455 Sep. 2016
精神疾患を有する当事者がShared Decision-Makingの手法で治療方針を決定するプロセス
青木 裕見, 古野 毅彦, 渡邊 衡一郎, 萱間 真美
日本社会精神医学会雑誌 25(3) 243-244 Aug. 2016
精神科多職種アウトリーチチームにコンシューマー・プロバイダーが参加することによる入院リスクへの影響
木戸 芳史, 川上 憲人, 萱間 真美
精神神経学雑誌(2016特別号) S476-S476 Jun. 2016
【査読を考える-査読ガイドラインの構築に向けて】 論文の査読ガイドライン構築に向けて 誰のためのガイドラインか
萱間 真美
看護研究 48(7) 642-647 Dec. 2015
【査読を考える-査読ガイドラインの構築に向けて】 査読ガイドラインの構築に向けて何が必要か
小泉 俊三, 法橋 尚宏, 山本 則子, 萱間 真美
看護研究 48(7) 648-660 Dec. 2015
【「在宅看護」ってなんだろう?-実践に新たな光をあてる在宅看護学の誕生へ】 在宅看護学の誕生に向けて 実践を体系化し、新たな実践を育む「学」の役割
萱間 真美, 川村 佐和子, 村嶋 幸代, 山田 雅子
訪問看護と介護 20(11) 925-934 Nov. 2015
【現象学を語る】 臨床実践の現象学会第1回大会大ラウンドテーブルディスカッション「一緒に『現象学する』」より 現象のリアリティを記述する 現象を理解するための新たな視点や概念を抽出し,それを提案する
萱間 真美
看護研究 48(6) 554-557 Oct. 2015
【現象学を語る】 臨床実践の現象学会第1回大会大ラウンドテーブルディスカッション「一緒に『現象学する』」より 質的研究の正当性 研究の正当性とは何か
萱間 真美
看護研究 48(6) 581-583 Oct. 2015
在宅看護の知の集積 精神科訪問看護の研究を続けて
萱間 真美
日本在宅看護学会誌 4(1) 38-38 Oct. 2015
【ストレングス・マッピングシートをケアに使ってみて、どうでしたか?】 皆さんから出されたストレングス・マッピングシートに関する質問
萱間 真美
精神看護 18(4) 364-376 Jul. 2015
【大学院で学ぶ意味-新たな看護を創るために】 修士修了の立場から リカバリー志向の共同意思決定Shared Decision Makingとの出会い
青木 裕見, 萱間 真美
看護研究 48(4) 327-330 Jul. 2015
クリティカル看護の場における質的研究 データ収集方法の特徴と分析
萱間 真美
日本クリティカルケア看護学会誌 11(2) 67-67 Jun. 2015
【看護学からみた社会精神医学の可能性】 精神科訪問看護の研究から多職種アウトリーチへ
萱間 真美
日本社会精神医学会雑誌 24(2) 147-153 May 2015
学会はチーム医療と似ている。共有できる目標が明確に設定されれば、それに向けて専門家が最善のパフォーマンスを重ねて効果を倍増させることができる。しかし、一方で学会は保守的に、職種のヒエラルキーを堅牢に守る組織であり続けることも可能である。その場合は、多職種が集ったとしても、学会のパフォーマンスは限定的な協働にとどまることになると考える。チームで働くときには、「超職種であれ」といわれる。専門性は生かしながらも、目標に向けての協働が最優先され、柔軟に役割を探る状態である。本学会での活動は、現在の筆者にとって、超職種の研究・教育・実践家としての活動であると思う。本稿では、筆者の社会精神医学に関連した研究活動の概要を要約するとともに、それぞれの研究に関連した学会における活動について述べ、今後の学会に対する期待を述べたい。(著者抄録)
多職種アウトリーチの実践が変える精神保健医療福祉 病院、地域、ケアマインドへのチャレンジ アウトリーチ活動をデータとしてとらえる
萱間 真美
日本社会精神医学会雑誌 24(1) 66-71 Feb. 2015
平成23年度から25年度まで3年間にわたって、国の精神障がい者アウトリーチ推進事業が行われた。この事業で提供されたアウトリーチケアに関するデータを収集・分析することを目的とした研究班では、事業を実施したチームのご協力のもとに詳細なデータを収集、分析した。アウトリーチは、人々が生活する場に出かけていって、自分たちの活動を知ってもらった上で相互の交流を促すための手段である。事業に参加した自治体は、最終的に23道府県37チームであった。集中的にアウトリーチによるケアを提供することで地域生活を継続できたケースでは、訪問を開始する前からケア計画の作成やケアマネジメントが始まり、1ヵ月目に集中的にケアが行われ、関係性の構築を進めながら、徐々に日常生活の支援を行っていた。関係性の構築が進むと、ケア時間が増える時期があるが再び落ち着き、関係性の終結に向けて様々な調整のためにケア時間が再び増加していた。現在、諸外国で制度化されているアウトリーチケアを用いるプログラムドケアとしては、ACT(Assertive Community Treatment)とAO(Assertive Outreach)の2つが主流である。我が国の精神障がい者アウトリーチ推進事業は、対象者はAOに近いが、スタッフの勤務形態や受け持ちケース数の規定は詳細にはされていないという特徴がある。今後、ACTやAOと比較したアウトカムの評価とともに、サービスの質を保つための制度の基準を検討する必要がある。(著者抄録)
目ウロコ座談会 教えて!達人たち ストレングスモデルが医療に入ると、どんないいことがあるの?
萱間 真美, 原子 英樹, 中嶋 康子, 仲野 栄
精神看護 17(6) 26-49 Nov. 2014
【精神科訪問看護を始めよう!深めよう! 特化型/非特化型の知恵と技】 精神科訪問看護のゴールとは? 始める理由、深める理由
萱間 真美
訪問看護と介護 19(8) 608-612 Aug. 2014
精神科アウトリーチにおいてピアサポーターがケア提供する対象者像とケア内容の特徴
木戸 芳史, 萱間 真美, 福田 敬, 吉川 隆博, 西尾 雅明, 伊藤 順一郎, 三品 桂子, 野口 正行
日本社会精神医学会雑誌 23(3) 235-235 Aug. 2014
自傷・自殺未遂者への訪問看護サービスによる自殺予防の取り組みに関する調査 自傷・自殺未遂歴のある者への訪問看護の実態
廣川 聖子, 仲野 栄, 天賀谷 隆, 萱間 真美
日本社会精神医学会雑誌 23(3) 256-256 Aug. 2014
精神障害者アウトリーチ推進事業において再受療の決断をした長期受療中断者の特徴と支援
渡邊 碧, 小高 恵実, 福田 敬, 三品 桂子, 野口 正行, 伊藤 順一郎, 吉川 隆博, 西尾 雅明, 角田 秋, 木戸 芳史, 関本 朋子, 萱間 真美
日本社会精神医学会雑誌 23(3) 265-265 Aug. 2014
病棟看護師が認識している統合失調症患者への退院支援の困難さの分析
大熊 恵子, 萱間 真美
日本社会精神医学会雑誌 23(3) 267-267 Aug. 2014
精神障がいを持つ母親が体験する育児のプロセス
村方 多鶴子, 萱間 真美
日本社会精神医学会雑誌 23(3) 267-268 Aug. 2014
ストレングスモデルを習うなら今でしょ!(第5回) ストレングスモデルと問題解決モデルを統合するための記録用紙の提案
萱間 真美
精神看護 17(4) 68-73 Jul. 2014
【認知症の方への地域生活支援-これからのOTに求められること】 認知症地域ケアで看護師がOTに期待すること
萱間 真美
作業療法ジャーナル 48(6) 473-477 Jun. 2014
【今こそ地域で支えたい!求められる精神科訪問看護】 精神科訪問看護の現状と課題 古くて新しい精神科地域ケア
萱間 真美
コミュニティケア 16(5) 10-16 May 2014
【アウトリーチとソーシャルサポート 前面から接近困難なら側面から関わろう】 未受診者へのアウトリーチ
木戸 芳史, 廣川 聖子, 萱間 真美
精神療法 40(2) 217-222 Apr. 2014
ストレングスモデルを習うなら今でしょ!(第4回) オーストラリアで見た、使える資源の一部としての医療
萱間 真美
精神看護 17(2) 68-71 Mar. 2014
大学院修士課程特別講義「チームビルディング」(2011年度〜2013年度文部科学省大学改革推進等補助金専門的看護師・薬剤師等医療人材養成事業)の総括評価
亀井 智子, 飯岡 由紀子, 片岡 弥恵子, 宇都宮 明美, 山田 雅子, 萱間 真美, 菱沼 典子, 聖路加看護大学老年看護学チームビルディング推進委員会
聖路加看護大学紀要(40) 9-18 Mar. 2014
2011年度〜2013年度文部科学省大学改革推進等補助金「専門的看護師・薬剤師等医療人材養成事業」により、研究科委員会にチームビルディング推進委員会を設置して、チームビルディング力育成プログラムを推進した。特別講義「チームビルディング」の開講、実習ネットワーク会議の立ち上げ、公開セミナーによる成果公開を行い、3年間の総括評価を行った。その結果、1)本科目の履修者は計48名で、看護学専攻、ウィメンズヘルス・助産学専攻両者の履修者であった。2)講義(PCC、チームの理論等)、演習(ミシガン大学チャレンジプログラムを取り入れたチームアプローチ合宿セミナー)、見学実習(モデルチーム医療見学)で構成する本科目の運営方法は、チームビルディング力を短期間で向上させる上で大変有効であった。3)臨床教員は本科目へ肯定的評価を行う者が多く、また、公開セミナー参加者の満足度は高かった。今後の課題には合宿によらない本プログラムと同等のプログラム作り、およびチームによる事例検討法の改善が挙げられた。以上から、本事業は目的を達成できたと評価できた。(著者抄録)
ストレングスモデルを習いに出かける(第3回) 自動翻訳装置をオフにしよう
萱間 真美
精神看護 17(1) 72-75 Jan. 2014
ストレングスモデルを習いに出かける(第2回) リカバリー、エンパワメント、ストレングスモデルの関連
萱間 真美
精神看護 16(6) 68-71 Nov. 2013
【拒薬・服薬困難患者への対応】 ケア対象者のリカバリーを支える服薬支援と看護師の役割
大橋 明子, 萱間 真美
臨床精神薬理 16(11) 1589-1595 Nov. 2013
精神科医療が効果的な急性期治療と地域生活移行と定着支援に移る中、精神科薬物療法は非定型抗精神病薬を中心とした処方に変化し、それによって看護援助や看護師の役割にも変化が生じている。非定型抗精神病薬には、特有の副作用がある。ケア対象者は、この副作用の経験と服薬行動を関連付けて解釈して拒薬をすることが多い。副作用があることは、症状の改善を困難にし、ケア対象者の望む生活や生き方にも大きく影響するだけではなく、生命の危機状態ともなりうる。これらのことから、精神科薬物療法における看護援助では、ケア対象者が服薬している薬剤を熟知し、生活の中からその効果や状態を判断する必要がある。また、拒薬につながる副作用を早期発見し、安全に回避できるように介入することも重要である。さらに、ケア対象者を支える多職種チームと連携をして、服薬支援を通したケア対象者のリカバリーをめざした援助を行う。(著者抄録)
【統合失調症治療における新時代】 これからのアウトリーチについて
萱間 真美
Progress in Medicine 33(11) 2317-2322 Nov. 2013
ストレングスモデルを学ぶなら今でしょ!(第1回) なぜ、病院で働く看護師も学ぶべきなのか
萱間 真美
精神看護 16(5) 6-11 Sep. 2013
【質的研究方法を用いた博士論文作成指導の技法-メンタリングプロセスに焦点を当てて】 本研究のこれまでと概要
萱間 真美
看護研究 46(4) 363-365 Jul. 2013
【質的研究方法を用いた博士論文作成指導の技法-メンタリングプロセスに焦点を当てて】 質的研究を行なう博士課程の学生指導
Tanner Christine A, 萱間 真美
看護研究 46(4) 366-373 Jul. 2013
【質的研究方法を用いた博士論文作成指導の技法-メンタリングプロセスに焦点を当てて】 博士論文作成指導におけるメンタリングプロセス 『Journal of Nursing Education』への投稿を通じて
萱間 真美, グレッグ 美鈴, 麻原 きよみ, 山本 則子, 大熊 恵子, 太田 喜久子, 木下 康仁
看護研究 46(4) 374-381 Jul. 2013
質的研究方法による学位論文作成に際して看護系大学院生と指導教員が遭遇する困難 医学系研究科博士課程における聞きとりより
大熊 恵子, 関本 朋子, グレッグ 美鈴, 大川 貴子, 竹崎 久美子, 麻原 きよみ, 山本 則子, 太田 喜久子, 木下 康仁, 萱間 真美
看護研究 46(4) 418-428 Jul. 2013
日本の看護系大学院の医学系研究科博士課程において,質的研究方法を用いた学位論文指導のプロセスの中で大学教員,学生が遭遇する困難とその困難に対する指導教員の対処および審査委員会等外的システムに対する働きかけを明らかにすることを目的に,看護系大学院2校の教員2名とその教員の指導を受けている博士課程の学生7名にインタビューを行ない,質的記述的に分析した。学生の困難として【質的研究に取り組むか迷う】【テーマとする概念の解釈に悩む】【対象者が見つからない】【インタビューが失敗だったのではないかと不安に思う】【分析の一貫性が保てない】【研究目的に必要なデータかの迷いが生じる】【方法論を説明しても他者に納得してもらえない不安がある】【自分に向き合い葛藤する】が抽出され,その困難に対する指導教員の働きかけとして【学修計画を一緒に検討する】【的を射たインタビューになるよう指導する】【文献レビューに力を入れる】【個人面接を頻回に行ない,データ収集・分析の指導に時間をかける】【方法論の理解を学生が深めるために,指導教員が抱え込まずさまざまな機会を提供する】【他者に説明できるよう発表の機会を設定する】【他者に論文を納得してもらえるよう一緒に戦略を立てる】【論旨一貫性を保てるようその都度指導する】【学生のモチベーションを支える】【学生のペースメークの統制に関与する】が抽出された。指導教員の困難として【審査メンバーの質的研究への知識と理解が不足している】【審査メンバー間での審査方針の調整に時間がかかる】【雑誌にアクセプトされることが難しい】が抽出され,それに対する働きかけとして【研究科の教員や審査メンバーに質的研究を理解してもらえるよう努力する】【教員自身の技術を高める努力をする】が抽出された。(著者抄録)
【タイダルモデルで行なう院内自殺予防 NTT東日本関東病院の取り組みから】 看護師がすべてわかっていなくていい 患者本人に聞いてみよう タイダルモデルから,シリアスな場面を乗り越えるコツを学ぶ
萱間 真美
看護管理 23(6) 485-488 Jun. 2013
【精神疾患のある方への訪問支援】 精神疾患の訪問支援に関する制度・法律・社会資源
角田 秋, 萱間 真美
地域リハビリテーション 8(6) 428-431 Jun. 2013
【使える!理論とモデル】 理論とモデルを「使いこなす」には
萱間 真美
精神看護 16(3) 5-11 May 2013
修士課程「チームビルディング力育成合宿セミナー」プログラムに参加した上級実践コース履修者のチームビルディング意識の変化とプログラム評価
亀井 智子, 飯岡 由紀子, 片岡 弥恵子, 宇都宮 明美, 山田 雅子, 萱間 真美, 菱沼 典子, 聖路加看護大学老年看護学チームビルディング推進委員会
聖路加看護大学紀要(39) 36-46 Mar. 2013
本学大学院修士課程特別講義「チームビルディング」では上級実践コース履修者を対象に「チームビルディング力育成合宿セミナー(2泊3日)」を開催し、参加した24名の院生の参加前後の(1)チームビルディング力、(2)チームアセスメント力、(3)満足度、の各意識を記述し、プログラム評価を行った。セミナーの構成は、小講義(保健医療におけるチームとは他)、チャレンジプログラム(アドベンチャーにもとづく体験学習サイクルプログラム)、事例検討会・発表会(小グループ活動)とし、これらを交互に組んでチーム力の深度を増すように進めた。参加前後のチームビルディング力の意識は、相互独立的-相互協調的自己観尺度の「独断性」(p=0.01)、「評価懸念」(p<0.01)が低下し、チームアプローチの認識尺度の「関係性・メンバーシップ」(p<0.01)、「問題解決への取り組み」(p<0.01)、「自身の貢献・自信」(p=0.01)は上昇した。チームのアセスメント力はほぼ身についていた。満足度はチャレンジプログラム、小講義、事例検討会の順で高かった。本セミナーは、チームビルディング力意識の向上にとって有効であった。今後、ディブリーフィング、およびチームビルディング力の一般化の方法を強化する必要がある。(著者抄録)
生活保護受給者自立支援事業における行政と民間との連携 今後の地域精神保健アウトリーチ支援に必要な技術に関する検討
廣川 聖子, 大山 早紀子, 大島 巌, 角田 秋, 添田 雅宏, 村嶋 幸代, 萱間 真美
医療と社会 22(4) 343-357 Mar. 2013
本研究では、地域医療における精神科未治療・治療中断者等、治療関係の確立が困難な対象への訪問支援について、市町村が行う生活保護受給者への健康管理支援事業における支援内容の分析から今後の訪問支援に期待される社会的役割・機能およびそれに対応した今後の専門職への教育のあり方を検討することを目的とした。事業の支援対象のうちメンタルヘルス上の問題を有する被保護世帯への訪問支援を実施している看護師、精神保健福祉士、また事業担当責任者に支援内容に関するインタビュー調査を行い、質的な分析を行った。支援員の主たる役割として、看護師は「健康管理」が、精神保健福祉士は「ケアマネジメント」が特に期待されていたが、訪問支援をより効果的に機能させるためには単一職種ではなく多職種チームによる包括的支援体制の整備が必要であった。支援対象者は自らは支援を求めておらず、支援・治療関係の構築が困難であり、支援員はまず支援開始前の関係構築のプロセスに十分な時間を必要としていた。今後、民間による訪問支援サービスを発展させていくために、支援者には関係構築、家族アセスメント、ケアマネジメント、多職種コーディネート各スキルの向上が必要であり、専門職教育においてもこれらの点について学習する機会をもつことが必要であると考えられた。(著者抄録)
身体合併症をもつ精神科入院患者の看護必要度とケア内容の実態調査
大竹 眞裕美, 井上 有美子, 大西 ひとみ, 小野田 一枝, 福田 敬, 吉浜 文洋, 萱間 真美
福島県立医科大学看護学部紀要(15) 9-21 Mar. 2013
精神病床で入院治療を受けている精神疾患と身体疾患を併せ持つ患者の「看護必要度」の実態、身体合併症の治療を行う精神病床における看護職員の勤務時間の実態、現在の精神病床の看護職員配置数によって提供が制約されると感じる看護ケアの有無について調査を行った。対象は、精神障害者の身体疾患の治療を行い、かつ「看護必要度」を用いた評価が可能な精神病床を有する医療機関3施設7病棟であった。調査病等の看護師に質問紙調査とグループインタビューを行った。看護師たちは、一人当たり30分以上の時間外勤務が発生し、看護管理者は心身の疲弊から異動希望者が絶えないという問題を抱えていた。現在の看護職員数のために制約されていると感じる看護ケアは「患者の訴え、気持ちを軽重する時間が確保できない、など10項目あげられた。看護師が直面している現状を改善するには、人員の確保が必要であることがあきらかであり、身体合併症治療の専門病棟では7対1基準で配置が必要だと考えられた。
新しい精神科地域医療体制とその評価のあり方に関する研究 精神医療の現状把握と精神科訪問看護からの医療政策
萱間真美, 上野桂子, 羽藤邦利, 仲野栄, 柳井晴夫, 倉地沙織, 吉原由美子, 角田秋, 瀬戸屋希, 村方多鶴子, 大熊恵子, 関本朋子, 松長麻美
新しい精神科地域医療体制とその評価のあり方に関する研究 平成22-24年度 総合研究報告書 65-72 2013
新しい精神科地域医療体制とその評価のあり方に関する研究 精神医療の現状把握と精神科訪問看護からの医療政策
萱間真美, 上野桂子, 羽藤邦利, 仲野栄, 柳井晴夫, 吉原由美子, 倉地沙織, 瀬戸屋希, 角田秋, 村方多鶴子, 大熊恵子, 関本朋子, 松長麻美
新しい精神科地域医療体制とその評価のあり方に関する研究 平成24年度 研究報告書 111-171 2013
【心が折れない看護研究】 人からも情報からも"孤立しない人"だけに見つかる研究の扉
萱間 真美
精神看護 16(1) 10-13 Jan. 2013
生活者として壮年期・中年期にある女性が入院治療を余儀なくされた際に抱く気がかりと対処プロセス
高橋 恵子, 菱沼 典子, 萱間 真美
日本看護科学学会学術集会講演集 32回 229-229 Nov. 2012
性同一性障害を有する人の自殺念慮が消失または軽減していくプロセスに関する質的研究
江口 のぞみ, 宮本 有紀, 萱間 真美
日本看護科学学会学術集会講演集 32回 231-231 Nov. 2012
看護系大学院における質的研究方法を用いた学位論文の指導プロセスの実際
廣田 朋子, グレッグ 美鈴, 大熊 恵子, 麻原 きよみ, 山本 則子, 太田 喜久子, 大川 貴子, 萱間 真美
日本看護科学学会学術集会講演集 32回 421-421 Nov. 2012
【アウトリーチサービス-OTよ、町へ出よう!】 アウトリーチサービスとは?
萱間 真美
作業療法ジャーナル 46(11) 1372-1375 Oct. 2012
【東日本大震災と精神保健・医療・福祉】 【域外からの支援活動と連携・調整】3.11から、ある精神看護学研究室の1年
萱間 真美
病院・地域精神医学 55(1) 31-35 Sep. 2012
未治療・治療中断のアウトリーチ 民間からのアプローチ 医療機関・相談支援事業所・地域活動支援センターの事例から
萱間 真美
日本社会精神医学会雑誌 21(3) 349-354 Aug. 2012
生活保護受給者自立支援事業における公民連携 医療に結びつき難い対象への訪問支援に携わる看護師に必要な技術に関する検討
廣川 聖子, 大山 早紀子, 大島 巌, 角田 秋, 添田 雅宏, 村嶋 幸代, 萱間 真美
日本社会精神医学会雑誌 21(3) 461-462 Aug. 2012
多職種協働による災害支援 看護職による災害支援と多職種協働
萱間 真美
精神神経学雑誌(2012特別) S-509 May 2012
【精神障害者の地域移行からアウトリーチまで】 「精神障害者アウトリーチ推進事業」と保健師への期待
萱間 真美
保健師ジャーナル 68(4) 267-272 Apr. 2012
臨地実習生の質の確保のための看護系大学共用試験(CBT)の開発的研究 CBT試験問題の作成とそのモニター試験結果の統計的分析を中心にして
柳井 晴夫, 亀井 智子, 松谷 美和子, 奥 裕美, 麻原 きよみ, 井部 俊子, 及川 郁子, 大久保 暢子, 片岡 弥恵子, 萱間 真美, 鶴若 麻理, 林 直子, 森 明子, 吉田 千文, 伊藤 圭, 小口 江美子, 菅田 勝也, 島津 明人, 佐伯 圭一郎, 西川 浩昭
聖路加看護大学紀要(38) 1-9 Mar. 2012
近年、看護系大学の急増と医療の高度化に伴い、卒業までに取得すべき看護実践能力の評価の重要性が増加している。その一環として、臨地実習に入る直前の段階までに看護学生が取得すべき知識・能力を正しく評価しておくことは看護実習の適正化のための急務の課題である。このような状況に鑑み、臨地実習以前に必要とされる知識・能力の到達度を検証することを目的として、看護学領域から1,260の多肢選択式形式の設問を作成し、全23大学730名の学生に紙筆形式のモニター試験、および8大学220名の学生に対するコンピュータ試験(CBT:Computer Based Testing)を実施し、そのテスト結果を分析したところ、基礎医学、看護専門科目I、IIの合計点のα信頼性係数は0.9以上の高い値となった。さらにCBT試験と紙筆試験の比較によって、CBT試験の全国看護系大学共用試験としての有用性を確認した。(著者抄録)
ACT・訪問看護・デイケアのサービスのアウトカム縦断調査
高原 優美子, 吉田 光爾, 瀬戸屋 雄太郎, 英 一也, 園 環樹, 保坂 聡年, 萱間 真美, 伊藤 順一郎
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所年報(25) 234-234 Mar. 2012
精神科訪問看護の有効活用に関する研究
廣川聖子, 萱間 真美, 角田 秋, 大熊 恵子, 林 亜希子, 瀬戸屋 希, 竹島 正
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所年報(25) 239-239 Mar. 2012
精神科訪問看護の実態調査報告 実施率および家族ケアの実態について
萱間 真美, 角田 秋, 柳井 晴夫
日本看護科学学会学術集会講演集 31回 275-275 Dec. 2011
精神科訪問看護の業務量に関連する利用者特性の検討
角田 秋, 萱間 真美, 木全 真理, 柳井 晴夫, 瀬尾 智美, 船越 明子
日本看護科学学会学術集会講演集 31回 276-276 Dec. 2011
【認知症医療・ケアの知識を見直そう 認知症こそ在宅・地域で】 訪問看護・介護に求められる認知症の退院患者支援 帰って来られる在宅療養環境を
萱間 真美
訪問看護と介護 16(12) 1002-1003 Dec. 2011
【精神科看護師が読んでおくべき『災害時のこころのケア』】 アウトリーチ活動とサイコロジカル・ファーストエイド 現場で「そばにいられる人」であるために
萱間 真美
精神看護 14(6) 32-36 Nov. 2011
東日本大震災のあとに(第1回) 避難所で出会った子どもの絵
萱間 真美
チャイルド ヘルス 14(11) 1724-1726 Nov. 2011
【その支援は利用者に役立っていますか?:サービスの質をモニターする】 (第4章)臨床サービスにおけるサービスモニター実例集 訪問看護サービス
瀬戸屋 希, 萱間 真美
精神科臨床サービス 11(4) 521-524 Oct. 2011
精神障害のある人々への生活支援 精神科訪問看護と生活支援
萱間 真美
日本医学会総会会誌 28回(II) 169-169 Oct. 2011
【こころの健康とその政策的課題-こころの健康政策構想会議の提言を踏まえて-】 地域精神保健における保健師の役割と活動および今日的課題 保健師役割の変化に焦点をあてて
萱間 真美, 新村 順子
保健の科学 53(9) 601-605 Sep. 2011
認知機能障害に伴う高齢者の日常生活状態評価表の開発
今井 幸充, 長田 久雄, 本間 昭, 萱間 真美, 三上 裕司, 木村 隆次, 石田 光広, 小原 江理子, 長谷部 雅美, 山崎 葉子
日本認知症ケア学会誌 10(2) 420-420 Aug. 2011
ACT・訪問看護・デイケアのサービス比較研究 1年後追跡調査を通じて
瀬戸屋 雄太郎, 吉田 光爾, 英 一也, 高原 優美子, 高橋 誠, 園 環樹, 萱間 真美, 伊藤 順一郎
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所年報(24) 224-224 Aug. 2011
精神看護のアウトカム 測れるもの・測れないもの
萱間 真美
日本精神保健看護学会誌 20(1) 49-54 Jul. 2011
【これからの精神科地域ケア 統合失調症を中心に】 地域ケアの時代の新たなサービス概念 訪問看護 その誕生と可能性への展望
萱間 真美
臨床精神医学 40(5) 697-701 May 2011
【アウトリーチで変わる精神科臨床サービス】 アウトリーチの理念・基本的な考え方を知る こころの健康を守る政策として求められるアウトリーチ
福田 正人, 萱間 真美, 西田 淳志, 田尾 有樹子, 高木 俊介, 渡邊 博幸, 伊藤 順一郎
精神科臨床サービス 11(1) 16-23 Jan. 2011
保健・医療・福祉のいずれの分野においても、「必要なサービスほど届かない」という状況がある。そうした切実なニーズがあるところにサービスを届けるのがアウトリーチである。利用者にとって馴染みある環境のもとで、地域の力を活用しながらケアを提供できる多職種チームによるアウトリーチが普及すれば、地域における生活のなかで専門的サービスと生活支援を受けることができるようになる。「本人が来なければ何もできない」という現状を変えるために、日本で実現可能なアウトリーチサービスについての提言を紹介する。具体的には、(1)精神保健・医療・福祉のいずれにおいても、多職種によるアウトリーチを中核的なサービスに位置づける、(2)最初に相談を受け付けて確実にサービスにたどりつけるための「こころの健康SOSダイヤル」を設ける、(3)外来と入院の隙間を埋める休息の場を地域に設ける、という提言である。(著者抄録)
精神科訪問看護における多職種との情報交換・共有の実施状況 訪問看護ステーション364ヶ所の実態調査
角田 秋, 萱間 真美, 瀬戸屋 希, 大熊 恵子
日本看護科学学会学術集会講演集 30回 352-352 Dec. 2010
精神科訪問看護の利用者に対する縦断調査 訪問看護・外来利用者123名の1年間の状況の変化と意識
瀬戸屋 希, 萱間 真美, 角田 秋
日本看護科学学会学術集会講演集 30回 413-413 Dec. 2010
災害看護のための質的研究
萱間 真美
日本災害看護学会誌 12(2) 8-17 Dec. 2010
「こころの健康政策構想会議」について
萱間 真美
病院・地域精神医学 53(2) 211-212 Nov. 2010
認知機能の障害を伴う要介護高齢者の日常生活状態を測定する新評価表の開発
今井 幸充, 長田 久雄, 本間 昭, 萱間 真美, 三上 裕司, 加藤 伸司, 木村 隆次, 石田 光広, 沖田 裕子, 遠藤 英俊, 池田 学
日本認知症ケア学会誌 9(2) 334-334 Oct. 2010
災害看護のための質的研究 インタビュー法を中心に
萱間 真美
日本災害看護学会誌 12(1) 37-37 Jul. 2010
【科学としての看護学の基盤は何か 現象学と言葉に基づく科学論】 「量的方法と質的方法からの選択」が示す辺境の学問としての看護
萱間 真美
インターナショナルナーシングレビュー 33(2) 33-36 Apr. 2010
【精神科看護の現在と未来を共有する-病院と地域の協働】 精神科看護の現在と展望 「精神保健医療福祉の改革ビジョン」と看護の役割 これまで、後半5年、そして将来に向かって
萱間 真美
病院・地域精神医学 52(3) 189-192 Mar. 2010
A Qualitative Study on Successful Collaboration between Victim Support Centers and Other Service Organizations
齋藤 梓, 元木 未知子, 鶴田 信子, 萱間 真美, 飛鳥井 望
トラウマティック・ストレス 8(2) 147-157 2010
本研究では、犯罪被害者支援において他機関とよりスムーズに連携していくためにはどのようなことが必要であるかを検討するため、23名の民間被害者支援団体の相談員等を対象にインタビュー調査を行った。質的分析による結果、「連携する前提」と「連携を開始してからの実際的問題」というコアカテゴリが抽出された。メインカテゴリとしては《連携先機関としての認識と信用》《連携先機関として認識と信用を築く要因》《被害者のニーズの把握と役割分担の認識の不足》《被害者のニーズに沿った明確な役割分担の実現》《被害者のニーズを把握し、役割分担をしての支援が可能であった要因》が抽出された。被害者支援において連携が良好であるためには、各機関の被害者支援へのコミットメントが高まること、実際的な被害者支援に関する知識を得ること、他機関と連携や役割分担に関する具体的な段取りを事前に確認することが必要であると考えられた。(著者抄録)
看護ケアのための事例研究と質的研究
萱間 真美
日本難病看護学会誌 14(2) 105-107 Dec. 2009
精神科訪問看護における複数名訪問の実態調査報告
沢田 秋, 萱間 真美, 瀬戸屋 希, 上野 桂子, 角田 直枝
日本看護科学学会学術集会講演集 29回 256-256 Nov. 2009
精神科訪問看護における利用者とケアの特徴 訪問看護ステーションと医療機関の比較から
瀬戸屋 希, 萱間 真美, 沢田 秋
日本看護科学学会学術集会講演集 29回 262-262 Nov. 2009
非定型抗精神病薬の服薬援助に関する看護ガイドラインの開発 メタボリックシンドロームに焦点を当てて
小川 雅代, 安保 寛明, 木村 美枝子, 宮本 有紀, 渡邉 雅幸, 瀬戸屋 希, 大熊 恵子, 沢田 秋, 篁 宗一, 林 亜希子, 瀬尾 智美, 深沢 裕子, 萱間 真美
日本看護科学学会学術集会講演集 29回 506-506 Nov. 2009
非定型抗精神病薬の服薬援助に関する看護ガイドラインの開発 非定型抗精神病薬への切り替えに焦点を当てて
大熊 恵子, 宮本 有紀, 瀬戸屋 希, 安保 寛明, 篁 宗一, 深沢 裕子, 渡邉 雅幸, 沢田 秋, 瀬尾 智美, 林 亜希子, 矢内 里英, 北詰 晃子, 千葉 理恵, 萱間 真美
日本看護科学学会学術集会講演集 29回 506-506 Nov. 2009
多職種協働シンポジウム 精神科医と協働してよかったこと、困ったこと 「待つ」看護師としての立場から
萱間 真美
精神神経学雑誌 111(10) 1250-1253 Oct. 2009
【質的研究方法を用いた看護学の学位論文評価基準の作成 大学院博士課程における質的研究方法の教育】 質的研究方法を用いた学位論文評価基準作成の概要とプロセス
萱間 真美
看護研究 42(5) 309-313 Sep. 2009
【質的研究方法を用いた看護学の学位論文評価基準の作成 大学院博士課程における質的研究方法の教育】 なぜこの研究が必要だったのか 看護学をauthorizeする存在としての学位論文
萱間 真美
看護研究 42(5) 363-367 Sep. 2009
看護ケアのための事例研究と質的研究
萱間 真美
日本難病看護学会誌 14(1) 4-4 Jul. 2009
多職種のケア文化とアウトリーチ アウトリーチ活動の効果と看護の文化
萱間 真美
日本社会精神医学会雑誌 18(1) 112-118 Jul. 2009
【認知症を正しくアセスメントする】 精神科病床における認知症看護の現状と課題
萱間 真美, 宮本 有紀
臨床看護 35(7) 999-1004 Jun. 2009
精神看護キーワード事典 子どもの思春期 親の更年期
萱間 真美
精神看護 12(3) 77-80 May 2009
多職種協働シンポジウム 精神科医と協働してよかったこと、困ったこと "待つ"看護師としての立場から
萱間 真美
精神神経学雑誌(2009特別) S-424 May 2009
【退院支援と看護ケアネットワーキング】 精神障害者の退院支援とケアネットワーキング
萱間 真美
保健の科学 51(4) 248-252 Apr. 2009
1事例の質的研究でも科学的か? 質的研究による少数例の科学的エビデンス
高木 廣文, 萱間 真美
看護研究 42(2) 131-143 Apr. 2009
精神看護キーワード事典 査読をめぐるあれこれ
萱間 真美
精神看護 12(2) 37-40 Mar. 2009
日本外科学会女性外科医支援委員会アンケート自由記載内容の質的分析
川瀬 和美, 萱間 真美
日本外科学会雑誌 110(臨増2) 79-79 Feb. 2009
精神保健医療における診療報酬の在り方に関する研究 精神科訪問看護における診療報酬の在り方に関する研究
萱間真美, 瀬戸屋希, 沢田秋, 赤江麻衣子, 佐藤美穂子, 田久保恵美子, 吉武久美子, 井伊久美子, 上野桂子, 澤温, 仲野栄, 田中美恵子, 野中博, 羽藤邦利, 伊藤順一郎, 柳井晴夫, 木全真理, 立森久照, 瀬尾智美, 船越明子, 岡本典子
精神保健医療における診療報酬の在り方に関する研究 平成20年度 総括・分担研究報告書 21-27 2009
精神保健医療における診療報酬の在り方に関する研究 精神科訪問看護における診療報酬の在り方に関する研究
萱間真美, 瀬戸屋希, 沢田秋, 赤江麻衣子, 佐藤美穂子, 田久保恵美子, 吉武久美子, 井伊久美子, 上野桂子, 澤温, 仲野栄, 田中美恵子, 野中博, 羽藤邦利, 伊藤順一郎, 柳井晴夫, 木全真理, 立森久照, 瀬尾智美, 船越明子, 岡本典子
精神保健医療における診療報酬の在り方に関する研究 平成18-20年度 総合研究報告書 21-27 2009
精神看護キーワード事典 精神科訪問看護のこと、臨床のマンパワーのこと、精神科看護教育のこと
萱間 真美
精神看護 12(1) 111-114 Jan. 2009
【訪問看護これからの課題】 精神科訪問看護サービス提供体制の現状と今後の課題
萱間 真美
精神科看護 36(2) 6-11 Jan. 2009
精神科訪問看護を実施している訪問看護ステーションの特性に関する分析 精神科訪問看護全国実態調査から
萱間 真美, 瀬戸屋 希, 沢田 秋, 木全 真理, 柳井 晴夫, 瀬尾 智美, 船越 明子
日本看護科学学会学術集会講演集 28回 194-194 Nov. 2008
非定型抗精神病薬の服薬援助に関する看護ガイドラインの開発 クリニカルクエスチョン作成過程の報告
篁 宗一, 萱間 真美, 宮本 有紀, 安保 寛明, 瀬戸屋 希, 大熊 恵子, 瀬尾 智美, 渡邉 雅幸, 北詰 晃子, 木村 美枝子, 立石 彩美, 千葉 理恵, 矢内 里英, 松長 麻美, 小川 雅代, 沢田 秋, 船越 明子
日本看護科学学会学術集会講演集 28回 270-270 Nov. 2008
精神看護キーワード事典 精神科訪問看護はわかりにくい?
萱間 真美
精神看護 11(5) 93-97 Sep. 2008
精神看護キーワード事典 見守り・声かけとモニタリング
萱間 真美
精神看護 11(4) 104-107 Jul. 2008
【精神障害リハビリテーションの境界を広げる】 当事者・家族が望む訪問サービス
萱間 真美
精神障害とリハビリテーション 12(1) 29-33 Jun. 2008
精神看護キーワード事典 精神科看護と看護必要度
萱間 真美
精神看護 11(3) 116-119 May 2008
現象を読み解くためのMixed Method 質的研究法と探索的データ解析法の共働 第27回日本看護科学学会学術集会/(株)医学書院共催ランチョンセミナーより
高木 廣文, 萱間 真美
看護研究 41(2) 139-152 Apr. 2008
精神保健医療における診療報酬の在り方に関する研究 精神科訪問看護における家族ケアの実態およびその関連要因について
萱間真美, 井伊久美子, 澤温, 田中美恵子, 羽藤邦利, 伊藤順一郎, 柳井晴夫, 井森久照, 瀬戸屋希, 沢田秋, 船越明子, 上野桂子, 仲野栄, 野中博, 木全真理, 瀬尾智美, 赤江麻衣子, 岡本典子
精神保健医療における診療報酬の在り方に関する研究 平成19年度 総括・分担研究報告書 49-55 2008
精神看護キーワード事典 リストカット、自傷行為、不安定な自己
萱間 真美
精神看護 11(1) 56-59 Jan. 2008
非定型抗精神病薬の服薬援助に関する現状と課題
宮本 有紀, 萱間 真美, 安保 寛明, 篁 宗一, 瀬戸屋 希, 林 亜希子, 深沢 裕子, 渡邉 雅幸, 大熊 恵子
日本看護科学学会学術集会講演集 27回 490-490 Nov. 2007
看護系大学院(修士課程)における質的研究に関する教育内容
安保 寛明, 大熊 恵子, 萱間 真美, グレッグ 美鈴, 竹崎 久美子, 麻原 きよみ, 大川 貴子, 山本 則子, 太田 喜久子
日本看護科学学会学術集会講演集 27回 318-318 Nov. 2007
精神看護キーワード事典 看護職とロビー活動
萱間 真美
精神看護 10(6) 52-55 Nov. 2007
【はじめよう!精神科訪問看護 地域で障害者を支えるために】 精神科訪問看護の現状とその可能性
萱間 真美
コミュニティケア 9(11) 14-17 Oct. 2007
【精神障害者の地域生活支援 当事者をいかにエンパワメントするか】 精神保健医療福祉の制度はどう変わってきたか 変わったものと変わらないもの
萱間 真美
地域保健 38(10) 8-15 Oct. 2007
【精神科訪問看護の今】 精神科訪問看護の現在と未来をみつめて
萱間 真美
精神看護 10(5) 48-52 Sep. 2007
【現在の精神保健福祉活動における人材供給の問題点】 精神科の看護師になることは魅力的か? 学生に選ばれる職場を目指して
萱間 真美
心と社会 38(3) 20-24 Sep. 2007
成人先天性心疾患患者がキャリーオーバーを経て疾患に対する認識を変化させていくプロセスに関する質的研究
落合 亮太, 日下部 智子, 宮下 光令, 萱間 真美, 数間 恵子
Journal of Cardiology 50(Suppl.I) 508-508 Aug. 2007
精神看護キーワード事典20 対立しない臨地実習のあり方 学生・実習指導者・教員の関係性を考える
萱間 真美
精神看護 10(4) 82-85 Jul. 2007
【訪問看護に求められる技術って何だ?】 精神科訪問看護のケア内容と効果 病棟でのケアとの違いに焦点をあてて
萱間 真美
精神科看護 34(7) 12-16 Jun. 2007
精神看護キーワード事典 パニック障害とは何か
萱間 真美
精神看護 10(3) 104-107 May 2007
【博士課程院生のための研究法特別講義】 研究者としての立ち位置 プロジェクト研究における質的研究の役割
萱間 真美
看護研究 40(3) 207-222 May 2007
脊髄小脳変性症患者に対するテレコーチング介入の機能
出江 紳一, 萱間 真美, 林 亜希子, 鈴鴨 よしみ, 道又 顕, 安藤 潔, 小野 眞史
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 44(Suppl.) S300-S300 May 2007
【<失敗学>から学ぶ精神科臨床サービス】 失敗事例から学ぶ 臨床技法別 訪問看護の失敗
萱間 真美
精神科臨床サービス 7(2) 223-225 Apr. 2007
精神科訪問看護では、ある場面で対象者が否定的な気持ちを抱いても、それをきっかけに自分の問題を直視できるようになったり、底つき体験となって、対象者の行動を変える場合もある。訪問看護の継続した関わりの中で、「体験が積み重ならない」「身体合併症の悪化」「医療とのつながりが切れる」の3パターンを示した。訪問看護の働きかけの目的は、もちろんその日その日を対象者が健康に、楽しく過ごすことにもあるが、それが長期的に対象者の健康を損なってはならない。健康につながる医療を、長期的な視点から効果的に提供する。これが訪問看護師が専門職であることの意味でもある。(著者抄録)
現場の実践を学会で発表する方法 日々の苦労を文章にしてみよう! 事例の経験について発表する場合
萱間 真美
病院・地域精神医学 49(3) 295-296 Apr. 2007
精神看護キーワード事典 中間管理職の悩み
萱間 真美
精神看護 10(2) 113-116 Mar. 2007
臨床倫理介入に関する研究
浅井 篤, 板井 孝壱郎, 塩屋 敬一, 斉田 和子, 三浦 靖彦, 萱間 真美, 福原 俊一, 出江 紳一
総合診療医学 12(1) 103-103 Feb. 2007
精神看護キーワード事典 「辞めたい」といわれたときの最初の一言
萱間 真美
精神看護 10(1) 95-98 Jan. 2007
【「知らない」ではすまされない!障害者自立支援法】 自立支援法で精神科医療はどう変わるか 看護師にしかできないこと
萱間 真美
精神科看護 34(2) 20-25 Jan. 2007
精神科訪問看護の効果とケア内容に関する研究(第7報) 看護師とホームヘルパーへのインタビュー調査から
沢田 秋, 萱間 真美, 宮本 有紀, 林 亜希子, 瀬戸屋 希, 高橋 恵子, 船越 明子
日本看護科学学会学術集会講演集 26回 308-308 Nov. 2006
精神科訪問看護の効果とケア内容に関する研究 第6報―訪問看護で用いられる記録用紙の分析から―
瀬戸屋希, 林亜希子, 萱間真美, 宮本有紀, 沢田秋, 高橋恵子, 矢内里英, 小市理恵子, 松長麻美, 船越明子, 瀬尾千晶, 瀬尾智美, 秋山美紀, 安保寛明, 木村美枝子
日本看護科学学会学術集会講演集 26th 310 Nov. 2006
精神科訪問看護の効果とケア内容に関する研究 第5報―精神科訪問看護のケア内容と働きかけの特徴―
宮本有紀, 萱間真美, 瀬戸屋希, 林亜希子, 高橋恵子, 秋山美紀, 安保寛明, 木村美枝子, 小市理恵子, 沢田秋, 瀬尾千晶, 瀬尾智美, 船越明子, 松長麻美, 矢内里英, 長澤利枝
日本看護科学学会学術集会講演集 26th 310 Nov. 2006
精神看護キーワード事典 バーカー先生とタイダルモデル
萱間 真美
精神看護 9(6) 94-97 Nov. 2006
精神疾患をもつ人への訪問看護事例 就業意欲の強い統合失調症患者への支援 意欲を認めつつ病状に合ったステップを提供するには
萱間 真美, 瀬尾 智美, 林 亜希子
聖路加看護学会誌 10(2) 55-55 Sep. 2006
ケースから学ぶ精神科訪問看護 精神科訪問看護の困難さと事例検討会の可能性
萱間 真美
コミュニティケア 8(8) 42-45 Jul. 2006
丸わかり平成18年度の診療報酬改定 精神科看護への影響は?
萱間 真美
精神看護 9(4) 94-98 Jul. 2006
ケースから学ぶ精神科訪問看護 事例検討会を振り返って 事例検討会の意義と進め方
萱間 真美
コミュニティケア 8(7) 70-76 Jun. 2006
ケースから学ぶ精神科訪問看護 "物盗られ妄想"を持ちやすい利用者との信頼関係と援助 短期の休息入院を活用して地域生活を維持しているケース
萱間 真美, 林 亜希子
コミュニティケア 8(5) 42-47 May 2006
精神看護キーワード事典 快楽は脳を汚染する?? メディア依存と少年犯罪について
萱間 真美
精神看護 9(3) 74-78 May 2006
【精神科認定看護師の力を発揮する】 認定看護師制度の現在 臨床におけるさらなる活用
萱間 真美
精神科看護 33(6) 33-37 May 2006
ケースから学ぶ精神科訪問看護 親との死別に伴う家族システムの変化を支援する 新たな人間関係と生活環境からストレスが高まったケース
萱間 真美, 林 亜希子
コミュニティケア 8(3) 40-45 Mar. 2006
精神看護キーワード事典 障害者自立支援法の成立
萱間 真美
精神看護 9(2) 79-82 Mar. 2006
ケースから学ぶ精神科訪問看護 「援助したいこと」と「援助してほしいこと」とのギャップ 不衛生でも掃除援助を拒む利用者に介入困難を感じたケース
萱間 真美, 林 亜希子
コミュニティケア 8(2) 38-43 Feb. 2006
総合診療医学における研究の進め方 質的研究方法 「インタビュー」とデータ分析の実際
萱間 真美
総合診療医学 11(1) 40-40 Feb. 2006
ケースから学ぶ精神科訪問看護 PSWによる訪問サービスの目的があいまいに 症状が再燃しても入院を拒否する利用者に介入困難を感じたケース
萱間 真美, 林 亜希子
コミュニティケア 8(1) 40-45 Jan. 2006
精神看護キーワード事典 看護学生のメンタルヘルス
萱間 真美
精神看護 9(1) 85-88 Jan. 2006
ケースから学ぶ精神科訪問看護 訪問看護だから感じる「服薬支援」の難しさ 「服薬を管理するような関わり」を躊躇したケース
萱間 真美, 林 亜希子
コミュニティケア 7(14) 34-38 Dec. 2005
精神科訪問看護の効果とケア内容に関する研究(第1報) 精神科訪問看護開始前後における精神科入院日数の変化と利用者の状況
瀬戸屋 希, 林 亜希子, 井, 萱間 真美, 宮本 有紀, 松下 太郎, 船越 明子, 上野 里絵, 山口 亜紀, 沢田 秋, 福田 敬
日本看護科学学会学術集会講演集 25回 327-327 Nov. 2005
精神科訪問看護の効果とケア内容に関する研究(第2報) 精神科訪問看護開始後2年間における訪問看護中断歴の有無とその関連要因
林 亜希子, 瀬戸屋 希, 萱間 真美, 宮本 有紀, 船越 明子, 松下 太郎, 沢田 秋, 山口 亜紀, 上野 里絵, 福田 敬
日本看護科学学会学術集会講演集 25回 327-327 Nov. 2005
精神科訪問看護の効果とケア内容に関する研究(第3報) 精神科訪問看護における看護業務内容の抽出
沢田 秋, 船越 明子, 小市 理恵子, 萱間 真美, 宮本 有紀, 秋山 美紀, 立石 彩美, 浦, 高橋 恵子, 林 亜希子, 井, 瀬戸屋 希, 安保 寛明
日本看護科学学会学術集会講演集 25回 328-328 Nov. 2005
精神科訪問看護の効果とケア内容に関する研究(第4報) 訪問看護ステーションにおいて精神科訪問看護を継続するための管理者によるスタッフへのサポートに関する質的研究
船越 明子, 萱間 真美, 宮本 有紀, 沢田 秋, 秋山 美紀, 瀬戸屋 希, 林 亜希子, 井, 小市 理恵子, 松下 太郎, 福田 敬
日本看護科学学会学術集会講演集 25回 328-328 Nov. 2005
ケースから学ぶ精神科訪問看護 対人交流を苦手とする利用者の「ひきこもり」 訪問看護以外の支援を望まず,行き詰まりを感じたケース
萱間 真美, 林 亜希子
コミュニティケア 7(13) 33-37 Nov. 2005
精神科領域の認定看護師制度 臨床への貢献を探って
萱間 真美
精神看護 8(6) 85-88 Nov. 2005
ケースから学ぶ精神科訪問看護 適切な入院治療を受けていない利用者からの暴力 入院治療を拒絶する家族の存在に介入困難を感じたケース
萱間 真美, 林 亜希子
コミュニティケア 7(11) 36-40 Oct. 2005
【精神科臨床サービスにおける上手な説明の進め方】 リハビリテーション期における説明 訪問看護場面での説明
萱間 真美
精神科臨床サービス 5(4) 527-530 Oct. 2005
精神科訪問看護は,地域において患者自身の生活する力をサポートする,セルフケアモデルでいう「支持・教育レベル」のケアを提供する.このようなケアは,物理的に何かを代行するのではなく,生活する上で必要な技術を伝え,サポートする主な手段として説明を用いる.この説明が「入る」対象者と「入らない」対象者がいるというのが現場でよくいわれる.「説明が入る」とは,そして「説明が入らない」とはどういう現象なのか,どのようなことがこれに影響するかについて述べる(著者抄録)
事例研究 院内研究の楽しみと苦しみ
萱間 真美
精神看護 8(5) 89-92 Sep. 2005
ケースから学ぶ精神科訪問看護 境界性パーソナリティ障害を持つ利用者への「巻き込まれ」 浪費,拒食,スタッフの操作に介入困難を感じたケース
萱間 真美, 林 亜希子
コミュニティケア 7(10) 72-76 Sep. 2005
日本における統合失調症患者への精神科訪問看護に関する実態報告
船越 明子, 松下 太郎, 沢田 秋, 山口 亜紀, 上野 里絵, 木村 美枝子, 秋山 美紀, 宮本 有紀, 福田 敬, 萱間 真美, 瀬戸屋 希, 栃井 亜希子, 安保 寛明, 河野 由理, 天賀谷 隆, 伊藤 弘人, 大塚 俊男, 佐竹 良一, 佐藤 美穂子, 羽藤 邦利, 仲野 栄
病院・地域精神医学 48(2) 169-170 Sep. 2005
【修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチをめぐって】 宮坂論文・柴論文での議論を振り返って
萱間 真美, グレッグ 美鈴
看護研究 38(5) 423-427 Sep. 2005
ケースから学ぶ精神科訪問看護 糖尿病悪化を招いた利用者の「拒否」 交際相手との関係性から,介入困難を感じたケース
萱間 真美, 林 亜希子
コミュニティケア 7(9) 40-45 Aug. 2005
ケースから学ぶ精神科訪問看護 精神科訪問看護の効果と働き
萱間 真美
コミュニティケア 7(8) 44-48 Jul. 2005
精神看護キーワード事典 あなたと診療報酬
萱間 真美
精神看護 8(4) 86-89 Jul. 2005
【精神科臨床サービスの質を高めるために「してはいけないこと」】 臨床技法別「してはいけないこと」 してはいけない「無神経な出前」 精神科訪問看護活動を中心に
萱間 真美
精神科臨床サービス 5(3) 361-365 Jul. 2005
約10年間にわたって精神科訪問看護の技法と効果の研究を継続した経験から,アウトリーチという言葉の意味や用法について,訪問看護の実践と理念がそれとどのように合致するのか(あるいはどのようにしないのか)を検討した.精神科訪問看護は入院中のケア中心の発想から,地域に住むひととしての対象者自身の時間や空間を点で支えるという訪問ケアの発想への転換を迫られている.訪問ケアという「点」が,膨大に広がる対象者の日常を支えることができるように,「何かをしてあげる」のではなく「対象者が自分自身でできるように支える」ケアがその中心におかれなくてはならない.従来の入院中心の実践モデルをそのまま応用しようとするトップダウンの発想から,その場のニーズや地域資源の活用までを視野において活動内容を作り出そうとするボトムアップの発想へ.このような発想を実践レベルで支える,ケアモデルや内容の検討をめぐる丹念な作業こそが,将来にわたって市民から支持される訪問ケアのあり方を示すと考える(著者抄録)
臨床に活かす看護研究 質的研究
萱間 真美
日本看護研究学会雑誌 28(3) 89-89 Jun. 2005
日本看護科学学会が果たしてきた役割と今後の課題 日本看護科学学会の将来に向けて 本学会会員が認識する優先度の高い研究テーマに関する調査から
萱間 真美, 瀬戸屋 希, 沢田 秋
日本看護科学会誌 25(2) 132-135 Jun. 2005
精神看護キーワード事典 精神科病床の機能分化 救急・急性期治療・療養型病床群
萱間 真美
精神看護 8(3) 80-83 Apr. 2005
精神看護キーワード事典 個人情報保護法とガイドライン
萱間 真美
精神看護 8(2) 81-87 Mar. 2005
「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」とは
萱間 真美
病院・地域精神医学 47(4) 482-482 Mar. 2005
The outcome research of specified diseases: QOL, nursing burden, and economic evaluation group. Examination of the general-purpose nursing burden scale items on the basis of the qualitative research.
萱間真美, 秋山(大西)美紀, 宮下光令, 落合亮太, 山口桜, 山口亜紀, 宮本有紀, 大田章子, 大生定義, 三浦靖彦, 鈴鴨よしみ, 福原俊一
特定疾患のアウトカム研究:QOL、介護負担、経済評価班 平成16年度 総括・分担研究報告書 14-20 2005
The outcome research of specified diseases: QOL, nursing burden, and economic evaluation group. <Nursing burden sensation>. The situation of the family nursing for intractable neurological diseases, and the factors concerned in the nursing b
山口亜紀, 宮下光令, 成田有吾, 川田憲一, 萱間真美, 宮本有紀
特定疾患のアウトカム研究:QOL、介護負担、経済評価班 平成16年度 総括・分担研究報告書 95-105 2005
The report of the longitudinal survey of subjective quality of life by SF-36 in Mie prefecture of Japan.
成田有吾, 川田憲一, 葛原茂樹, 中井三智子, 山口亜紀, 宮下光令, 萱間真美, 藤田典子, 宮川一夫
特定疾患の地域支援体制の構築に関する研究班 2004年度研究報告書 139-142 2005
The outcome research of specified diseases: QOL, nursing burden, and economic evaluation group. <Nursing burden sensation>. Examination of the reliability and validity of the general-purpose nursing burden sensation scale.
宮下光令, 山口亜紀, 成田有吾, 川田憲一, 秋山美紀, 大田章子, 萱間真美, 鈴鴨よしみ, 福原俊一
特定疾患のアウトカム研究:QOL、介護負担、経済評価班 平成16年度 総括・分担研究報告書 92-94 2005
プライバシー 守られるのは誰か
萱間 真美
精神看護 8(1) 100-104 Jan. 2005
【情報開示と個人情報保護】 カルテ開示と個人情報の保護 厚生労働省の新しいガイドラインを読む
萱間 真美
精神科看護 32(2) 12-17 Jan. 2005
Japan Journal of Nursing Science(JJNS)への投稿のすすめ
江藤 宏美, William Holzemer, 田代 順子, 堀内 成子, 菅田 勝也, 片田 範子, 萱間 真美, 村嶋 幸代, 野嶋 佐由美, 真田 弘美, 大西 和子, 鈴木 志津枝
日本看護科学学会学術集会講演集 24回 611-611 Dec. 2004
精神看護キーワード事典 ネットリテラシー 佐世保女児殺傷事件の教訓
萱間 真美
精神看護 7(6) 104-110 Nov. 2004
精神看護キーワード事典 介護保険 障害者福祉支援費制度との統合
萱間 真美
精神看護 7(5) 94-97 Sep. 2004
精神看護キーワード事典 アディクション 久留米保険金殺人事件にみる関係性への依存
萱間 真美
精神看護 7(4) 76-81 Jul. 2004
境界例臨床における多職種コラボレーション 看護ケアの標準化と多職種コミュニケーション
萱間 真美
精神神経学雑誌 106(6) 736-739 Jun. 2004
精神看護キーワード事典 アスペルガー障害 長崎児童殺傷事件の母子
萱間 真美
精神看護 7(3) 76-79 May 2004
【見えてきた電子カルテの導入】 記録における看護行為・用語の標準化 電子カルテに精神科の特徴を反映させるために
竹田 雄介, 沢田 秋, 水流 聡子, 萱間 真美
精神科看護 31(6) 35-40 May 2004
地域に根ざした看護実践知の探求 精神科訪問看護の実践知とその研究方法
萱間 真美
日本看護科学会誌 24(1) 87-89 Apr. 2004
Outcome research of intractable diseases. Commonalities and differences in patient care: part 1. Families of patients with ALS, Parkinson's disease, cerebrovascular disease, and of those receiving dialysis.
萱間真美, 宮下光令, 秋山(大西)美紀, 山口亜紀, 大生定義, 三浦靖彦, 成田有吾, 鈴鴨よしみ, 福原俊一
特定疾患のアウトカム研究:QOL、介護負担、経済評価班 平成15年度 総括・分担研究報告書 20-23 2004
Outcome research of intractable diseases. Reliability and validity of scale for caregiver's distress.
宮下光令, 萱間真美, 成田有吾, 川田憲一, 大西美紀, 山口亜紀, 大田章子, 鈴鴨よしみ, 福原俊一
特定疾患のアウトカム研究:QOL、介護負担、経済評価班 平成15年度 総括・分担研究報告書 87-89 2004
Outcome research of intractable diseases. Long-term transition of distress among caregivers.
宮下光令, 山口亜紀, 成田有吾, 川田憲一, 萱間真美
特定疾患のアウトカム研究:QOL、介護負担、経済評価班 平成15年度 総括・分担研究報告書 81-86 2004
精神科急性期病棟における看護ケア量測定の試み(第4報) タイムスタディ法と看護記録法の相関
大西 美紀, 萱間 真美, 瀬戸屋 希, 松浦 彩美, 沢田 秋, 木村 美枝子, 船越 明子, 安保 寛明, 河野 由理, 岡谷 恵子, 山崎 千鶴子, 宮本 有紀
日本看護科学学会学術集会講演集 23回 283-283 Dec. 2003
精神科急性期病棟における看護ケア量測定の試み(第5報) タイムスタディ法と看護記録法のケア内容の相違
船越 明子, 萱間 真美, 瀬戸屋 希, 松浦 彩美, 大西 美紀, 沢田 秋, 木村 美枝子, 安保 寛明, 河野 由理, 岡谷 恵子, 山崎 千鶴子, 宮本 有紀
日本看護科学学会学術集会講演集 23回 288-288 Dec. 2003
医学・医療の進歩を世界へ向けて 看護とチーム医療 質的な研究方法 Grounded Theory Approachと看護における研究
萱間 真美
日本医学会総会会誌 26回(3) 182-182 Dec. 2003
精神科急性期病棟における看護業務内容の分類と測定方法の検討 参加観察法を用いたパイロットスタディから
安保 寛明, 萱間 真美, 中山 洋子, 長 直子, 荻野 雅, 吉浜 文洋, 山崎 千鶴子, 岡谷 恵子, 野嶋 佐由美, 河野 由理, 松浦 彩美
病院・地域精神医学 46(3) 336-343 Dec. 2003
精神科急性期病棟における看護量の評価方法の検討 なぜ今この研究が必要なのか
萱間 真美, 宮本 有紀
精神看護 6(6) 70-74 Nov. 2003
精神科急性期病棟における看護量の評価方法の検討 ケアの内容とケア量を客観的に評価する方法の開発
萱間 真美, 宮本 有紀, 沢田 秋, 瀬戸屋 希, 松浦 彩美, 安保 寛明
精神看護 6(6) 75-81 Nov. 2003
【質的アプローチが変える臨床研究】 今日における質的研究への期待 共同研究において求められる役割
萱間 真美
看護研究 36(5) 353-362 Sep. 2003
【質的アプローチが変える臨床研究】 侵襲的人工呼吸器装着の選択が筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の介護者の心理的負担感に及ぼす影響
大西 美紀, 萱間 真美, 篁 宗一, 河野 由理, 大生 定義
看護研究 36(5) 363-373 Sep. 2003
筋萎縮性測索硬化症(ALS)患者の主介護者12名を対象として半構造的インタビューを実施し,侵襲的人工呼吸器装着の決断がどのような状況で行われ,それが介護者の心理的負担にどう影響するかを検討した.患者に呼吸障害がみられると,介護者は患者や医師,周囲の人々と相談し,結論を出してから覚悟を持って呼吸器を装着した場合や,悩んでいるうちに緊急時の対応として行った場合もあった.患者が呼吸器装着を望んでいた場合は,介護者の呼吸器装着の「選択への迷い・悔い」が語られることは少なかったが,介護者が装着を望んでいたが患者は拒否した場合は,「選択への迷い・悔い」は全ての段階で語られた
【見せびらかそう!私の看護研究】 アプローチの仕方 研究の形をデザインする
萱間 真美
精神科看護 30(7) 30-35 Jun. 2003
参与観察者のコミットメント 「生命倫理をみつめて 医療社会学者の半世紀」を読んで
萱間 真美
看護研究 36(3) 257-261 Jun. 2003
診療看護サービスのマネジメントに有用な電子経過表と看護関連マスタの設計
水流 聡子, 中西 睦子, 川村 佐和子, 堀内 成子, 萱間 真美, 村嶋 幸代, 本道 和子, 井上 真奈美, 日高 陵好, 内野 聖子, 江藤 宏美, 長岡 由紀子, 石垣 恭子, 宇都 由美子, 高見 美樹, 柏木 聖代, 柏木 公一, 美代 賢吾, 横山 梓
医療情報学 23(1) 98-99 Apr. 2003
Examination of the Zarit nursing burden feeling scale from the data of nuerologic intractable disease patients in Mie Prefecture.
宮下光令, 山口亜紀, 成田有吾, 大生定義, 萱間真美
特定疾患のアウトカム研究:QOL、介護負担、経済評価班 平成14年度 総括・分担研究報告書 77-87 2003
Qualitative research on the nursing burden feeling of Parkinson's disease and cerebral infarction.
宮下光令, 落合亮太, 阿部吉樹, 大田章子, 大生定義, 萱間真美
特定疾患のアウトカム研究:QOL、介護負担、経済評価班 平成14年度 総括・分担研究報告書 73-76 2003
An examination of the Zarit nursing burden sensation scale according to intractable neurological diseases patient data of Mie Prefecture.
宮下光令, 山口亜紀, 成田有吾, 大生定義, 萱間真美
三重県神経難病在宅ケアネットワーク推進に関わる患者QOLと介護負担度の研究研究報告書 平成15年 16-31 2003
精神科急性期病棟における看護ケア量測定の試み(第1報) 看護ケア回数とケア時間の関連
沢田 秋, 大西 美紀, 萱間 真美, 松浦 彩美, 河野 由理, 瀬戸屋 希, 川, 安保 寛明, 岡谷 恵子, 野島 佐由美, 宇佐美 しおり, 荻野 雅, 山崎 千鶴子, 宮本 有紀
日本看護科学学会学術集会講演集 22回 127-127 Dec. 2002
精神科急性期病棟における看護ケア量測定の試み(第2報) 看護ケア量と関連をもつ指標の考察
安保 寛明, 河野 由里, 萱間 真美, 沢田 秋, 大西 美紀, 松浦 彩美, 瀬戸屋 希, 川, 岡谷 恵子, 野嶋 佐由美, 宇佐美 しおり, 荻野 雅, 山崎 千鶴子, 宮本 有紀
日本看護科学学会学術集会講演集 22回 128-128 Dec. 2002
精神科急性期病棟における看護ケア量測定の試み(第3報) 看護ケア量とアウトカムとの関連
瀬戸屋 希, 大川, 萱間 真美, 松浦 彩美, 大西 美紀, 沢田 秋, 河野 由理, 岡谷 恵子, 野嶋 佐由美, 宇佐美 しおり, 荻野 雅, 山崎 千鶴子, 宮本 有紀, 安保 寛明
日本看護科学学会学術集会講演集 22回 129-129 Dec. 2002
大都市一般人口における母親による児童虐待の実態(その1) 虐待の内容と関連する母親の要因
渡辺 友香, 萱間 真美, 相模 あゆみ, 妹尾 栄一, 大原 美知子, 徳永 雅子
日本社会精神医学会雑誌 11(1) 148-148 Jul. 2002
大都市一般人口における母親による児童虐待の実態(その2) 虐待行動と母性意識の関連
大原 美知子, 妹尾 栄一, 萱間 真美, 渡辺 友香, 相模 あゆみ, 徳永 雅子
日本社会精神医学会雑誌 11(1) 148-148 Jul. 2002
大都市一般人口における児童虐待の実態(その3) 虐待行動と関連する母親の対児感情
相模 あゆみ, 萱間 真美, 渡辺 友香, 妹尾 栄一, 大原 美知子, 徳永 雅子
日本社会精神医学会雑誌 11(1) 148-148 Jul. 2002
精神科急性期病棟における看護量の評価方法の検討
萱間 真美, 中山 洋子, 長 直子, 荻野 雅, 吉浜 文洋, 山崎 千鶴子, 岡谷 恵子, 野嶋 佐由美, 安保 寛明, 河野 由理, 松浦 彩美
病院・地域精神医学 45(2) 215-217 Jun. 2002
看護教育研究 基礎教育における看護の概念形成等に資する北米看護診断学会(NANDA)診断名訳(試案)と基本的考え方2001-2002版について
数間 恵子, 松岡 恵, 河 正子, 萱間 真美
看護教育 43(5) 398-402 May 2002
【地域でケアするって,なんてドラマ…?】 「家」は,なんでも"あり" 訪問看護がはらむ「ドラマ」
萱間 真美
精神看護 5(3) 16-22 May 2002
【精神訪問看護の基本を学ぶ】 精神訪問看護を展開していくためのマニュアル
中山 洋子, 吉池 由美子, 萱間 真美
訪問看護と介護 7(1) 17-23 Jan. 2002
【児童虐待に介入するための視野と技術】 調査からみえるもの 「気が合わない子ども」というストーリー
萱間 真美
保健婦雑誌 57(13) 1022-1028 Dec. 2001
【児童虐待の診断・影響・対策】 児童虐待の危険因子 一般人口の母親から見た自分・夫婦・社会・わが子
萱間 真美, 相模 あゆみ, 渡辺 友香
精神科診断学 12(4) 425-435 Dec. 2001
母親のうつ状態,母親の子どもに対する認知及び夫を含めた育児サポートという視点から,一般人口における母親の虐待行動のリスクファクターについて述べた.一般人口において,乳幼児をもつ母親の13.0%,学童をもつ母親の13.1%がうつ尺度高得点群に属していることが明らかになり,抑鬱尺度高得点群における虐待群の割合が有意に高く,母親の抑鬱症状と虐待行動の関連性を示唆していた.更に母親のうつ症状は子どもやソーシャルサポートに対する認知にも大きな影響を与えていた
【児童から青年期までの精神保健 課題と対応】 母親による子どもへの虐待の実態と精神保健・医療の役割 一般人口調査の結果からみたスクリーニングとサポートの可能性
萱間 真美, 相模 あゆみ, 渡辺 友香, 妹尾 栄一, 大原 美知子, 黒沢 幸子
病院・地域精神医学 44(4) 448-454 Dec. 2001
首都圏に住む乳幼児を持つ母親2400名に対する調査(平成11年度)と,全国5都市に住む学童を持つ母親1500名に対する調査(平成12年度)を対比させながら検討した.乳幼児調査では「子供の数」の影響力が,学童調査では「解離」の影響力が最も強いという相違点が認められた.共通項目は夫との関係をあらわす項目であった.気が合わない子がいると答えた母親は乳幼児調査では1514名中54名,学童調査で970名中31名であった.気が合わない子供がいると答えた母親における虐待得点高得点群の割合は有意に高かった.以上の結果から,次の示唆が得られた.1)現在模索されている児童虐待の為のスクリーニング項目として,抑鬱など母親のメンタルヘルスに関する項目や,気の合わない子の有無を問う項目を用いることの有用性.2)母親の育児に対する否定的な感情を安全に表出できる適切なサポート機関の重要性.3)より深刻な精神症状を有するケースをも念頭に入れた各専門機関同士の緊密な連携の重要性
【方法としての臨床研究】 臨床家が取り組むべき研究とは 臨床家にしかできないこと
萱間 真美
精神科看護 28(10) 14-18 Sep. 2001
精神科看護の臨床能力の明確化に関する研究(第3報) 参加観察法を用いた全国調査による評価項目の精選
萱間 真美, 田中 隆志, 金城 祥教, 永井 優子, 粕田 孝行, 釜 英介, 小林 信, 鈴木 啓子, 荻野 雅, 仲地 みつ明, 安藤 裕美, 河野 由理, 日本精神科看護技術協会認定評価プロジェクト
精神科看護 28(9) 32-49 Aug. 2001
外的な基準を用いた調査を実施し,精神科看護の臨床能力測定の為の評価項目を作成した.対象者の平均的な特徴は,単科精神病院の急性期及び慢性期の混在する病棟に勤務する,経験年数8〜9年程度の中堅スタッフで,3年課程又は進学コースの教育を受けた者であった.患者満足度と統計学的に有意な相関が認められた評価項目は,ケアを受ける患者の満足に寄与する項目であった.又,ケア内容と看護婦の燃え尽きの程度や内容の関連が示唆さた.今回の趣旨と異なるが,上司評価は看護婦の燃え尽きに影響していることが示唆された
首都圏一般人口における母親による児童虐待の実態(その1) 虐待の内容と関連要因
渡辺 友香, 萱間 真美, 相模 あゆみ, 妹尾 栄一, 大原 美知子, 徳永 雅子
日本社会精神医学会雑誌 10(1) 113-113 Jul. 2001
首都圏一般人口における母親による児童虐待の実態(その2) 母親の生育環境と虐待との関連要因
大原 美知子, 萱間 真美, 渡辺 友香, 相模 あゆみ, 妹尾 栄一, 徳永 雅子
日本社会精神医学会雑誌 10(1) 113-113 Jul. 2001
首都圏一般人口における母親による幼児虐待の実態(その3) 母親が子どもと「気が合わない」と感じる理由と関連要因
萱間 真美, 妹尾 栄一, 大原 美知子, 徳永 雅子, 渡辺 友香, 相模 あゆみ
日本社会精神医学会雑誌 10(1) 113-114 Jul. 2001
精神科看護における臨床能力の明確化に関する研究(第3報) 熟練・新人看護者による看護ケア内容分析の比較
萱間 真美, 金城 祥教, 永井 優子, 小林 信, 釜 英介, 荻野 雅, 粕田 孝行, 鈴木 啓子, 河野 由理
日本看護科学学会学術集会講演集 20回 177-177 Dec. 2000
【21世紀精神科看護へのキーワード】 事例研究 何をどのように研究するのか
萱間 真美
精神科看護 28(1) 30-34 Dec. 2000
首都圏一般人口における児童虐待の調査
徳永 雅子, 大原 美和子, 萱間 真美, 吉村 奏恵, 三橋 順子, 妹尾 栄一
厚生の指標 47(15) 3-10 Dec. 2000
臨床の知・受動の知と精神科看護
萱間 真美
精神看護 3(6) 66-70 Nov. 2000
精神科看護の臨床能力の明確化に関する研究(第2報) 参加観察法を用いた新人看護者と熟練看護者の臨床能力の比較
萱間 真美, 田中 隆志, 金城 祥教, 粕田 孝行, 永井 優子, 釜 英介, 小林 信, 荻野 雅, 小林 辰雄, 仲地 みつ明
精神科看護 27(8) 44-52 Jul. 2000
新人看護者30名(A群)と熟練看護者30名(B群)を対象に標題の比較を行った.全ての領域におけるケアの頻度を合計したものを総得点としてA群・B群を比較したところ,B群の平均点はA群の2倍以上であった.B群がA群に比べて有意に頻度の高かったケア技術の項目は,いずれも患者の行動や言葉をまず観察し,それを看護者が判断し,意味づけ,更にそれを強化したり統合するための援助を行うものであった
首都圏一般人口における母親による児童虐待の実態(その1) 産後うつ状態と身体的虐待の関連
萱間 真美, 妹尾 栄一, 大原 美知子, 徳永 雅子
日本社会精神医学会雑誌 9(1) 98-99 Jul. 2000
首都圏一般人口における児童虐待の実態(その2) 保育所利用群と虐待の関連
大原 美知子, 萱間 真美, 妹尾 栄一, 徳永 雅子
日本社会精神医学会雑誌 9(1) 99-99 Jul. 2000
在宅精神障害者に悪性症候群が発症した事例検討 保健婦の機能と保健と福祉の連携・共働について
森 陽子, 萱間 真美, 遠藤 直子
聖路加看護学会誌 4(1) 46-50 Jun. 2000
60歳男.単身で3ヵ月の入院治療後退院し,診断名は器質性精神障害.退院後1週間で悪性症候群が発症し,ヘルパーからの緊急要請で訪問し受診に至った.本事例検討から,在宅精神障害者の症状,副作用のモニタリング機能においては服薬による身体状態や患者の訴えをモニタリングし,緊急性を見極めると共に,必要時適切な医療機関につなげる援助が重要であることがわかった.又,保健と福祉との効果的な連携・共働の為には早い段階で担当者双方の顔合わせをすることにより互いに連絡をとり易い基盤を作ること,福祉職には症状・副作用のモニタリングの知識を体得してもらうこと,更に適切な共働のタイミングを双方ではかることが重要であることがわかった.保健と福祉の連携・共働時の看護職(保健婦)の機能の特質は,医学・病態生理学的根拠に基づいた援助技術と知識の提供があげられる
病のなかにある希望 患者・家族の持つ希望と敵対しないということ
萱間 真美
精神看護 3(3) 56-61 May 2000
現場に技あり! 魅力的なRさんを,どう助けてくれますか? 訪問にたずさわる看護職が共有する価値
萱間 真美
精神看護 3(2) 62-66 Mar. 2000
現場に技あり! 訪問看護からの卒業 そのタイミングと看護者の異和感
萱間 真美
精神看護 3(1) 60-65 Jan. 2000
【イジメという人間関係】 一般人口における児童虐待の実態 家族環境とのかかわり
妹尾 栄一, 大原 美知子, 萱間 真美, 徳永 雅子, 吉村 奏恵
アディクションと家族 16(4) 459-469 Dec. 1999
エリアサンプリングの方法で収集した500人の母親を対象に,家族環境と虐待行為との関連を検討した.「虐待あり」群では「虐待なし」群と比較して,家族環境スケールの葛藤性尺度得点が高く,親子関係検査の愛情の得点が低値であった.母親の生育した実家での母子関係と,子育てにおける育児困難や虐待行為との関連が,一般人口でも確認された.同様に母親の「解離傾向」と,有害な行為との間にも関連が示唆され,今後は解離傾向評価の方法論をより洗練させていく必要がある
一般人口における児童虐待の実態 虐待者の親子・家族環境を中心に
妹尾 栄一, 大原 美知子, 萱間 真美, 徳永 雅子
アディクションと家族 16(4) 540-540 Dec. 1999
【精神科看護のなかで考える倫理】 看護者の倫理的判断とケア技術の選択に影響する要因 行動の理由を説明することの意味
萱間 真美
精神科看護 26(11) 13-17 Oct. 1999
松沢病院における訪問看護の効果に関する研究 入院期間の短縮と費用効果に焦点を当てて
田中 智子, 栗原 福次, 三浦 米子, 熊倉 耕次, 千葉 優子, 徳永 徹, 井上 喜美江, 伊藤 喜久子, 小川 綾子, 萱間 真美
東京都衛生局学会誌(103) 344-345 Oct. 1999
現場に技あり! 保健婦の訪問と電話が支える毎日 保健婦さん,あのポットのガラスは割れていないでしょうか
萱間 真美
精神看護 2(5) 56-60 Sep. 1999
現場に技あり! よるべない不安を抱きとめる 急性期ケアで身体に触るということ(その2)
萱間 真美
精神看護 2(4) 56-59 Jul. 1999
グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いた研究によって看護学が得るもの 『質的研究の基礎 グラウンデッド・セオリーの技法と手順』を読む
萱間 真美
看護研究 32(3) 251-255 Jun. 1999
緊張が強い患者さんの「次の行動」を援助する 急性期ケアで身体に触るということ(その1)
萱間 真美
精神看護 2(3) 60-63 Apr. 1999
食い下がらない訪問看護 ドアから入れてもらえることの意味
萱間 真美
精神看護 2(2) 58-61 Mar. 1999
【近未来の精神科医療とコ・メディカルの役割:役割拡大の方向性を探る】 精神障害者地域ケアへ向けた看護からのエンパワーメント
萱間 真美
最新精神医学 4(2) 113-120 Mar. 1999
日々の服薬に寄り添って取り組む 136回目の訪問看護
萱間 真美
精神看護 2(1) 38-42 Jan. 1999
精神分裂病患者に対する看護職による訪問ケアの目的と紹介者 保健婦・看護婦の機能と役割に関する質的研究
萱間 真美
病院・地域精神医学 41(4) 435-442 Dec. 1998
精神科看護とエンパワーメント 患者の日々の選択を積み重ねる看護職の役割
萱間 真美
精神看護 1(5) 38-41 Sep. 1998
ダイアナを亡くした1997年英国の精神看護 好景気と医療改革と自己主張 イギリス
萱間 真美
精神科看護 25(6) 70-71 Jul. 1998
【地域における保健と医療の連携】 英国における病院と地域ケアの連携 地域精神ケアチームの活動を中心に
金川 克子, 萱間 真美
保健婦雑誌 54(3) 185-189 Mar. 1998
看護ケアパラダイムの変換をめぐって 看護婦にとって魅力ある病院の管理システムとエンパワーメント
中山 洋子, 片平 好重, 萱間 真美
看護研究 29(6) 509-518 Dec. 1996
精神分裂病患者の社会復帰を促す看護実践の構造
田中 美恵子, 萱間 真美
臨床看護研究の進歩 7 145-154 Dec. 1996
精神障害者の地域ケアにおける看護婦・保健婦の機能 1986年から1995年の10年間の文献981件に見る現状
萱間 真美
日本看護科学会誌 16(2) 376-377 Oct. 1996
水中毒患者の看護過程
萱間 真美
精神科看護(56) 31-35 Mar. 1996
看護職にとって魅力ある病院の看護システム 看護職トップの面接データの分析
萱間 真美
日本看護科学会誌 15(3) 214-214 Oct. 1995
聖路加看護大学における学生の実習用ユニフォームの変遷
萱間 真美, 成木 弘子, 片平 好重
聖路加看護大学紀要(21) 57-62 Mar. 1995
看護婦のBurn outスコアと継続意志および仕事に対する満足度の関連
萱間 真美, 中山 洋子, 岡谷 恵子
日本看護科学会誌 14(3) 336-337 Dec. 1994
精神分裂病患者の社会復帰を促す看護ケア実践の構造
田中 美恵子, 萱間 真美
日本看護科学会誌 14(3) 154-155 Dec. 1994
看護婦の仕事の継続意志と満足度に関係する要因の分析
中山 洋子, 萱間 真美, 岡谷 恵子
日本看護学会集録 25回(看護管理) 17-19 Sep. 1994
修士論文作成に関する倫理的問題の研究者による認識およびそれに対する配慮の実態調査 1982年〜1992年度の10年間に作成されたA看護大学修士論文について
萱間 真美, 南 裕子
聖路加看護大学紀要(20) 35-39 Mar. 1994
看護婦が患者の日常に関わることの意味についての一考察 1人のフィッシャー症候群の患者の体験した世界
萱間 真美
看護教育 32(7) 422-426 Jul. 1991
精神科における患者のセルフケアに関わる契約の効果 4事例の分析を通して
萱間 真美
日本看護学会集録 19回(成人看護(兵庫)) 45-48 Aug. 1988