臨床看護師に対する脳血管模型作製セミナーの実施成果とその課題
安田みなみ、大久保暢子、武田保江、柴本はる菜、工藤孝子、落合聖乃、中村理恵
第45回日本脳神経看護研究学会誌 41(1) 60-60 2018年09月 [査読有り]
日本独自の香りを用いた芳香浴による成人女性のストレス緩和の効果ーユズ,サクラを用いた実験研究ー
鈴木彩加、喜納瑞貴、大久保暢子、安田侑里子、三田康子
一般社団法人日本アロマセラピー学会誌 第21回学術総会号 Vol.17(No.2) 57-57 2018年09月 [査読有り]
Nursing Neurosurgery Session Stroke Nursing Care RoomC:MANAGING THE STROKE PATIENT-A CASE PRESENTATION
Chair 大久保 暢子
International Conference on Cerebrovascular Surgery 2017年10月 [査読有り]
安全なグリセリン浣腸の普及について考える~Q&Aの充実と摘便の実際~
武田 利明、吉田 みつ子、大久保 暢子、香春 知永、栗田 愛
日本看護技術学会第16回学術集会 講演抄録集 127-127 2017年10月
革新的看護技術の普及に関する影響要因の検討-文献検討の結果から-
佐々木 杏子、大久保 暢子、早瀬 良、角濱 春美、沼田 裕子、三上 れつ、菱沼 典子
日本看護技術学会第16回学術集会 講演抄録集 87-87 2017年10月 [査読有り]
ランチョンセミナー2 重症集中治療室での看護師が行うポジショニング"reconditioning"とその適応
大久保 暢子
第14回日本循環器看護学会学術集会 循環器看護の実践 -創造しよう、連携しよう、挑戦しよう- 2017年09月
看護 形態機能学の考え方とヘルスアセスメントへの応用
大久保 暢子
2017年度全国看護セミナー 看護 形態機能学の考え方とヘルスアセスメントへの応用 2017年
患者の姿勢から回復を促す-背面開放座位のエビデンス-
大久保 暢子
MEDICAL REHABILITATION 201 12-19 2016年10月
大学院生(修士課程)の自学力とチームを作る力の促進を目指したフィジカルアセスメント科目におけるTeam Based Learningの有効性(第二報)‐フォーカス・グループインタビューからの検討‐
大久保暢子、三浦友理子、倉岡有美子、加藤木真史、松本直子、島田伊津子
第21回聖路加看護学会学術大会 52-52 2016年09月
大学院生(修士課程)の自学力とチームを作る力の促進を目指したフィジカルアセスメント科目におけるTeam Based Learningの有効性(第一報)
島田伊津子、大久保暢子、加藤木真史、三浦友理子、倉岡由美子、松本直子
第21回聖路加看護学会学術大会 51-51 2016年09月
介入からの研究の道のり:発案から臨床応用まで 背面開放座位とアロマセラピー研究の実績から
大久保 暢子
看護研究 49(5) 385-394 2016年08月
安全なグリセリン浣腸の普及について考える~Q&Aの充実と検討課題~
武田利明、吉田みつ子、大久保暢子、香春知永、栗田愛
日本看護技術学会第15回学術集会 講演抄録集 50-50 2016年08月
看護研究
大久保 暢子
介入研究の道のり:発案から臨床応用まで 背面開放座位とアロマセラピー研究の実績から 49(5) 2016年05月
急性期脳神経系病棟における臨床看護師の看護能力の向上に資するアクションリサーチ
大久保暢子、横山映理子、武田希帆子、酒井宏美、石井理恵、本田佳子、三浦友里子
第10回聖ルカ・アカデミア プログラム・抄録集 80-80 2016年03月
新人看護師独り立ち後の夜勤シャドーイング実施に関する評価-夜勤に対する不安と苦手意識の変化-
宮本恵子、大久保暢子、横山映理子、石井理恵、本田恵子
第10回聖ルカ・アカデミア プログラム・抄録集 45-45 2016年01月
修士課程科目フィジカルアセスメントにおけるTeam Based Learningの有効性
大久保 暢子、三浦 友理子、加藤木 真史、倉岡 有美子、島田 伊津子
日本看護科学学会第35回学術集会 2015年12月
グリセリン浣腸の現状について改めて考える~特に在宅での実施状況について~
武田利明、吉田みつ子、香春知永、大久保暢子
日本看護技術学会第14回学術集会 2015年10月
高度救命救急センターにおける脳卒中患者への早期離床の取り組み―起きる看護ケアプログラムを導入して―
井上昌子、遠藤奈央、岩田明子、鈴木佳保子、男澤瑞希、大石貴寛、設楽恵子、松井憲子、古谷桂子、大久保暢子
第42回日本脳神経看護研究学会学術集会 2015年10月
急性期に身体抑制を経験した脳神経疾患患者をもつ 家族の思いに関する検討
吉満可南子、大久保 暢子
第20回聖路加看護学会学術大会 2015年09月
脳神経病棟における身体抑制の現状とそれに替わる看護技術の検討
川口彩香、大久保 暢子
第20回聖路加看護学会学術大会 2015年09月
脳卒中地域連携パスにおける日常生活機能評価の差異に対する現場対応
横山 映理子、 大久保 暢子、 瀬戸 美智恵
第19回日本看護管理学会学術集会 2015年08月
4階東病棟におけるSN2Cワーキングチームの取組みと成果ー脊髄損傷患者のケアを通してー
石井理恵、大久保暢子、武田希帆子、原子理実、小松美緒、金城芽里、大橋美香、福吉亜紀、坂本尚子、本田佳子、横山映理子
第9回 聖ルカ・アカデミア 2015年01月
勤務交代時の定例申し送り廃止の結果と評価
長田詩穂理、大久保暢子、横山映理子、竹内清美、嶺井祐子
第9回 聖ルカ・アカデミア 2015年01月
対象の反応を捉える指標としての「副交感神経」に関する文献検討
佐竹澄子、羽入千悦子、大久保暢子
日本看護技術学会 第13回学術集会 2014年11月
ICUにおける人工呼吸器管理患者へ実施する背面開放座位の安全性に関する検討
安部恭子、大久保暢子、上野弘恵
日本看護技術学会 第13回学術集会 2014年11月
廃用症候群を併発しやすい急性期患者に対する背面開放座位の効果ー呼吸機能の観点からー
大久保暢子、安部恭子、上野弘恵、水戸優子、西田直子
日本看護技術学会 第13回学術集会 2014年11月
臨床看護師の研究意欲と困難性に関する検討
横山 映理子、大久保 暢子、柳橋 礼子、岩崎 寿賀子、千々輪 香織、井上 貴久美、竹川 英子、金児 玉青、清水 雅子、寺田 麻子
第18回日本看護管理学会学術集会 2014年08月
博士論文を書くと言うこと 「問うこと、追い求めること、貢献すること」
大久保 暢子
看護研究増刊号 47(4) 293-297 2014年07月
招待有り
臨地実習適正化のための看護系大学共用試験CBTの実用化と教育カリキュラムへの導入 平成23~25年度科学研究費補助金基盤研究A 研究成果総合報告書
柳井晴夫、井部俊子、佐伯圭一郎、西川浩昭、松谷美和子、小林康江、小口江美子、中野正孝、西出りつ子、中村洋一、原沢のぞみ、水野敏子、近藤真紀子、片岡幹男、猪下光、飯村直子、習田明裕、光永悠彦、奥裕美
-on000478 2014年03月
4階東病棟における脳卒中患者のケア向上にむけた取り組みとその成果:SN2C(St.Luke's Neuroscience Nursing Care)ワーキングチームの発足
酒井宏美、石井理恵、武田希帆子、金城芽里、本田佳子、横山映理子、大久保暢子
第8回 聖ルカ・アカデミア 2014年01月
脳神経疾患患者に対するNutrition Support Teamの介入報告:4E病棟患者を中心に
竹内清美、松元紀子、横山映理子、篠田正樹、大久保暢子
第8回 聖ルカ・アカデミア 2014年01月
問うこと、追い求めること、貢献すること
大久保 暢子
看護研究 47(4) 293-297 2014年
招待有り
研究成果のある看護技術の普及について-2001年と2012年の看護技術実態調査の比較から-
菱沼典子、大久保暢子、加藤木真史、佐居由美、伊藤美奈子、大橋久美子、蜂ヶ崎令子
日本看護科学学会 第33回学術集会 2013年12月
背面開放座位ーさまざまに進化した保持具とその適応患者についてー
日本看護技術学会 第11回学術集会 2013年09月
「背面開放座位ケアプログラム」の定着の阻害要因の分析ーICU導入での一事例ー
佐々木 杏子、大久保 暢子、中山 和弘、菱沼 典子
日本看護技術学会 第12回学術集会 2013年09月
清拭に用いる用具と技術の実態調査ー2001年調査との比較からー
加藤木 真史、菱沼 典子、大久保 暢子、佐居 由美、伊藤 美奈子、大橋 久美子、蜂ヶ崎 令子
日本看護技術学会 第12回学術集会 2013年09月
失語症患者の「話す」行為に影響する因子の検討
塚野理実、大久保暢子
日本ヒューマン・ケア心理学会 2013年07月
国際脳神経看護セミナー開催のご報告
大久保暢子
日本ニューロサイエンス看護学会誌 第1巻(第1号) 33-33 2013年07月
招待有り
実践につながる!看護形態機能学視点のヘルスアセスメント Vol.8恒常性維持のための流通機構②静脈編
大久保暢子
Nursing Today 4月号 vol.28 No.2(2013 4月号) 75-81 2013年03月
学生が看護学導入時期に感じる困難性とは?
大久保暢子
看護教育 2013 FEB 54(No.2) 126-131 2013年02月
実践につながる!看護形態機能学視点のヘルスアセスメント 第6回<日常生活行動>トイレに行く②うんちをする
大久保暢子
Nursing Today 27(6) 90-96 2012年12月
腹臥位の手技に関する現状とその有用性~呼吸機能改善に焦点をあてて~
大内真奈実、大久保暢子
第17回聖路加看護学会学術大会 2012年09月
年長児がからだを学ぶことによる生活上の知識や態度に関する影響の探索
瀬戸山陽子、後藤桂子、菱沼典子、大久保暢子、岩辺京子、三森寧子
第17回聖路加看護学会学術大会連携の先に見えるものーつなぐ看護を科学するー 2012年09月
小冊子『グリセリン浣腸Q&A(2011年版)』の評価と普及について
武田利明、香春知永、吉田みつ子、大久保暢子、田代マツコ
第11回 日本看護技術学会学術集会 2012年09月
背面開放座位~様々に進化した保持具とその適応患者について~
大久保暢子、長谷宏明、川邊宗一朗、岸本剛志、井上健、品地智子、竹本修代、石井小百合、岸部友美、秋広由美子、原田恭子、鈴木智恵子、佐々木杏子
第11回 日本看護技術学会学術集会 2012年09月
実践につながる!看護形態機能学視点のヘルスアセスメント 第3回 <日常生活行動>食べる
大久保暢子
Nursing Today 27(3) 86-91 2012年06月
アメリカンカウンシル夏季交換留学制度 ―ヴィラノバ大学看護学部との交換研修記録―
中島, 薫
聖路加看護大学紀要(38) 71-75 2012年03月 [査読有り]
〔要旨〕 2002 年より2010 年の9 年間に計8 回にわたり,聖路加看護大学とヴィラノバ大学看護学部間で学部学生を対象とした夏季交換プログラムが実施された。同研修参加者には,将来にわたって聖路加国際病院と聖路加看護大学の発展に貢献することが義務づけられ,また米国聖公会と聖路加の歴史的関係をよく理解し,日米の懸け橋となることが期待されている。プログラム実施にあたり,資金面・運営面の両面においてアメリカンカウンシルの支援を受け,日米各4名の学生がプログラムに参加した。 本プログラムの実施により,本学学生においては,日米の看護比較を通じて,米国の優れた実践を認識するとともに,日本の看護の長所を発見する機会となった。 過去のプログラム参加者の声を生かし,北米地域で学部学生が看護の知見を得ることのできるプログラムの開発が望まれる。
臨地実習生の質の確保のための看護系大学共用試験(CBT)の開発的研究 ― CBT 試験問題の作成とそのモニター試験結果の統計的分析を中心にして―
柳井, 晴夫
聖路加看護大学紀要(38) 1-9 2012年03月
〔要旨〕 近年,看護系大学の急増と医療の高度化に伴い,卒業までに取得すべき看護実践能力の評価の重要性が増加している。その一環として,臨地実習に入る直前の段階までに看護学生が取得すべき知識・能力を正しく評価しておくことは看護実習の適正化のための急務の課題である。このような状況に鑑み,臨地実習以前に必要とされる知識・能力の到達度を検証することを目的として,看護学領域から1,260 の多肢選択式形式の設問を作成し,全23 大学730 名の学生に紙筆形式のモニター試験,および8 大学220 名の学生に対するコンピュータ試験(CBT:Computer Based Testing)を実施し,そのテスト結果を分析したところ,基礎医学,看護専門科目Ⅰ,Ⅱの合計点のα信頼性係数は0.9 以上の高い値となった。さらにCBT 試験と紙筆試験の比較によって,CBT 試験の全国看護系大学共用試験としての有用性を確認した。
実践につながる! 看護形態機能学視点のヘルスアセスメント 第2回 <日常生活行動>動く
大久保暢子
Nursing Today 27(2) 86-93 2012年03月
実践につながる! 看護形態機能学視点のヘルスアセスメント 第1回 連載を始めるに当たって
大久保暢子
Nursing Today 27(1) 88-91 2012年01月
脳神経看護学をひらく
大久保暢子
聖路加看護学会誌 16(1) 32-34 2012年01月
著名な改善を認めた遷延性意識障害患者の一事例を振り返る―看護は何が出来たのか
大前綾子,水元志奈子,片岡恵美子,金田憲司,谷昌裕子,足立幸枝,八木良子,松村望東美,大久保暢子
第20回日本意識障害学会 2011年09月
治療におけるブレークスルー 看護におけるスタンダード
遷延性意識障害患者に対する背面開放座位の表面筋電図による効果解析 ~第2報~
岸部友美,植田愛子,内山成恵,秋広由美子,佐藤弘子,小嶋昌子,大久保暢子
第20回日本意識障害学会 2011年09月
治療におけるブレークスルー 看護におけるスタンダード
頭部外傷による遷延性意識障害患者に対する背面開放座位の検討―車椅子との比較
片岡恵美子,三崎律子,西郷典子,水元志奈子,大前綾子,足立幸枝,八木良子,松村望東美,大久保暢子
第20回日本意識障害学会 2011年09月
治療におけるブレークスルー 看護におけるスタンダード
DCS療法を施行した意識障害患者に背面開放座位を導入しての一考察
中村佳世,岡田知子,三田村今日子,櫻木千恵子,土川美香,大久保暢子
第20回日本意識障害学会 2011年09月
治療におけるブレークスルー 看護におけるスタンダード
“起きる”をチームで支えよう!最終回 【座談会】“起きる”を支えるチームをつくってみよう
大久保暢子、阿部浩明、中村佳世、森田功
Nursing Today 26(5) 12-15 2011年09月
看護における「ポジショニング」の定義の検討 第2報―看護実践報告の文献検討の結果から―
佐竹澄子、大久保暢子、牛山杏子、鈴木恵理、小板橋喜久代
日本看護技術学会誌 10(2) 47-56 2011年08月
“起きる”をチームで支えよう!第13回 家族が支える
大脇力、大久保暢子
Nursing Today 26(4) 12-14 2011年07月
臨床でこそ生かせる看護形態機能学の視点からのヘルスアセスメント
大久保暢子
看護形態機能学はなぜ必要か 看護実践につながるからだの捉え方 26(4) 52-55 2011年07月
看護形態機能学とは
菱沼典子、大久保暢子
看護形態機能学はなぜ必要か 看護実践につながるからだの捉え方 26(4) 44-47 2011年07月
看護学導入時期の学習上の困難の軽減をはかった教材の有用性
伊東美奈子,大久保暢子,佐竹澄子,佐居由美,大橋久美子,蜂ヶ崎令子,菱沼典子
聖路加看護学会誌 15(2) 9-15 2011年07月
看護学導入時期の学生の学習上の困難に対応するために作成した教材の有用性を検討することを目的に,新たに入学してきた学生にこの教材を用い,1年終了時に大学生活における困難の調査を行った。看護学生3人から6人で構成される計3グループ15名に対し,フォーカスグループインタビューを行い,インタビューデータを質的に分析した。その結果,科目の位置づけの認識に関連する困難として《各科目の位置づけや関連性がわかった》《科目の位置づけの認識不足》,グループワークという学習形態に関連する困難として《『グループワークの進め方』が役に立った》《『グループワークの進め方』通りにいかない》《グループワークは負担》,レポートに関連する困難として《『レポートの書き方』が役に立った》《『レポートの書き方』に縛られて書きづらい》《考察が書けない》がそれぞれ抽出された。科目の位置づけや科目間の関連性を図で示した教材を用いることによ
日本看護技術学会技術研究成果検討委員会 ポジショニング班報告 看護における「ポジショニング」の定義について―文献検討の結果から―
大久保暢子、牛山杏子、鈴木恵理、佐竹澄子、小板橋喜久代
日本看護技術学会誌 第10巻 第1号 10(1) 121-130 2011年04月
“起きる”をチームで支えよう!第11回 リハビリ病院が支える(重度脳血管障害患者)
牛山杏子、大久保暢子
Nursing Today 26(2) 12-15 2011年03月
学生部2010年度活動報告「適切な学びの環境の実現」に向けた3年目の取り組み
中村綾子、大坂和可子、大熊恵子、大久保暢子、松本真緒、百瀬綾子、横川彩夏、安田みなみ、相原令奈、後藤千恵、山口保菜未、安部克憲、平澤洋美、川野嘉子、鶴若麻理、小林真朝、稲田昇三、天岡幸、菱田治子
聖路加看護大学紀要(37) 47-52 2011年03月
聖路加看護大学学生部は,2008年度より「適切な学びの環境の実現」と題し,適切なコミュニケーションと基本的マナーの習得のための取り組みを行っている。本年度は、今までの活動の充実と継続を目標として学生主体の活動を行った。具体的には学生有志による学生マナー向上委員会の継続的活動,体育デー等における挨拶活動,白楊祭での広報,ペットボトルキャップ収集キャンペーンが行われた。これらの取り組みを,学生,教耽月へのアンケートから評価した。マナー向上委月会の知名度は上がっているものの,マナー違反と考えられる具体的な行為に関する指摘も多くあり,今後もマナーに関する取り組みを継続する必要があると考えられる。適切な学びの環境を実現していくために,今後,マナーに関する学生の主体的な行動を支援しつつ,各関係機関や委員会,教職月とも連携しながら評価していく必要があると考えられる。
看護学導入期の学生が感じる困難性の検討
大久保暢子,佐竹澄子,大橋久美子,佐居由美,伊東美奈子,蜂ヶ崎令子,安ヶ平伸枝,石本亜希子,菱沼典子
聖路加看護学会誌 15(1) 9-16 2011年02月
本研究の目的は,看護系大学における看護学導入時期の学生の困難性を明らかにすることである。研究デザインは因子探索的研究で,研究方法は困難性に関するグループ・インタビュー,および観察者がインタビュー中の対象者の反応を観察ガイドに添って観察した。分析方法は,研究データのカテゴリー化を行い,サブカテゴリーとカテゴリーの抽出,更にデータの件数を算出し,困難性の頻度を出した。結果,困難性は,5カテゴリーが抽出でき,データ件数の多い順から【今までとは異なる学習方法】,【慣れない環境】,【科目の位置づけの認識不足】,【学習資源の不便さ】,【看護学に対する学習意欲,動機づけの違い】であった。これらの困難性は,我が国の大学―高等学校教育の現状,世代の特徴などが背景にあると推測でき,今後,これらの要素を踏まえた看護導入プログラムを開発していく必要があると考えられた。
看護系大学1年生の生活習慣と生活体験に関する全国調査
菱沼典子,佐居由美,大久保暢子,石本亜希子,佐竹澄子,安ヶ平伸枝,大橋久美子,伊東美奈子,蜂ヶ崎令子
聖路加看護学会誌 15(1) 27-34 2011年02月
少子社会で,マニュアル化が進んだ中で育った看護系学生の,生活習慣・生活体験の現状を明らかにし,それに合わせた看護学の教授内容・教授方法への示唆を得るために,全国の看護系大学1年生を対象としたアンケート調査を行った。無記名,自己記入式のアンケートで,調査項目は①生活習慣,②生活体験の有無,③日常生活の中での気遣い,④属性,および⑤生活している家の風呂とトイレの設備についての72項目であった。全国の看護系大学に調査協力を依頼し,79大学(50%)の1年生6,618名にアンケート用紙を配布した。回答数は4,601件(回収率69.5%),有効回答数は4,597件(99.9%)であった。調査は2007年11月~2008年1月に実施した。本調査は筆者らの属する機関の研究倫理審査委員会の承認を得て行った。その結果,90.1%が10代の女性で,93.1%は平均2.5人の子供がいる家庭で育ち,39.3%が祖父母との同居を経験しており,47.9%が親元を離れて暮らしていた。体験が少な
“起きる”をチームで支えよう!第10回 急性期病院が支える②(軽症脳血管障害患者)
寺田麻子、関戸あゆみ、蛭沼恵美、大久保暢子
Nursing Today 26(1) 12-15 2011年01月
看護学導入期の学生の学習上の困難性軽減をはかった試みと評価
伊東美奈子、菱沼典子、大久保暢子、佐居由美、大橋久美子、蜂ヶ崎令子、佐竹澄子
第30回日本看護科学学会学術集会 2010年12月
“起きる”をチームで支えよう!第9回 急性期病院が支える①(重症脳血管障害患者)
石本政恵、大久保暢子
Nursing Today 25(14) 50-53 2010年12月
“起きる”をチームで支えよう!第8回 “起きる”看護ケアプログラムが家族に与える影響
桐原絵理、大久保暢子
Nursing Today 25(13) 46-48 2010年11月
看護学導入期の学生の困難性に対応したweb教材の有用性
佐居由美、菱沼典子、大久保暢子、伊東美奈子、佐竹澄子、蜂ヶ崎令子、大橋久美子
日本看護技術学会第9回学術集会 2010年10月 [査読有り]
背面開放座位が脳血管障害患者の自律神経活動に与える影響
武田知子、岩渕枝里香、大久保暢子
第3回岩手看護学会学術集会 2010年10月
“起きる”をチームで支えよう!第7回 デザイナーとメーカーが支える
園尾義之、廣瀬和子、大久保暢子
Nursing Today 25(12) 47-50 2010年10月
“起きる”をチームで支えよう!第6回 理学療法士が支える
阿部浩明、大久保暢子
Nursing Today 25(10) 45-48 2010年09月
“起きる”をチームで支えよう!第5回 リハビリテーション医が支える
米田千賀子、大久保暢子
Nursing Today 25(9) 47-49 2010年08月
頚部保持が可能になった遷延性意識障害患者の事例―背面開放座位との関連―
秋葉智子、岸部友美、小嶋昌子、大久保暢子
第19回日本意識障害学会 2010年07月
DCS療法を受けた意識障害患者への看護ケア~背面開放座位を導入した一事例~
中村佳世、古川優子、土川美香、大久保暢子
第19回日本意識障害学会 2010年07月
“起きる”をチームで支えよう!第4回 主治医が支える
森田功、大久保暢子
Nursing Today 25(8) 46-48 2010年07月
“起きる”をチームで支えよう!第3回 病棟看護師が支える(スペシャリスト)
古川優子、大久保暢子
Nursing Today 25(7) 48-50 2010年06月
[各分野で注目・重要視される看護技術・研究と実践事例]①日本看護技術学会 看護職が行う「ポジショニング」技術の言語化とイノベーションの推進
大久保暢子
インターナショナルナーシングレビュー日本版 33(3) 72-80 2010年05月
“起きる”をチームで支えよう!第2回 病棟看護師が支える(ジェネラリスト)
中村佳世、大久保暢子
Nursing Today 25(6) 47-49 2010年05月
“起きる”をチームで支えよう!第1回 患者が“起きる”意味とそれを支えるチーム
大久保暢子
Nursing Today 25(5) 47-50 2010年04月
学生部2009年度活動報告 「適切な学びの環境」の実現に向けた2年目の取り組み
大熊恵子、大久保暢子、中村綾子、天岡幸、宇田川愛、福田晴香、安田みなみ、四方田美里、山口保菜未、相原令奈、後藤千恵、鶴若麻理、小林真朝、稲田昇三、菱田治子
聖路加看護大学紀要(36) 32-37 2010年03月 [査読有り]
聖路加看護大学学生部は,2008年度より「適切な学びの環境の実現」と題し,適切なコミュニケーションと基本的マナーの習得のための取り組みを行っている。本年度は初年度の活動を受け,適切な学びの環境の実現に向けた行動変容を目標として学生主体の活動を行った。具体的には学生有志による学生マナー向上委員会が発足し,体育デー等における挨拶活動,マナー新聞の作成,メーリングリストの開設,マナー活動の広報(学園ニュース,同窓会誌)等が行われた。これらの取り組みを, 1)授業マナーの改善,2)拾得物の件数の減少,3)地下ロッカー,ラウンジの環境改善という観点から評価したが,拾得物の件数の減少は認めなかったものの,授業マナーや地下ロッカー,ラウンジの環境の改善はその兆しが見えつつあった。適切な学びの環境を実現していくために,今後,マナーに関する学生の主体的な行動を支援しつつ,教職月自体も学生のモデルとなる行動を心がけていく必要
研究成果から見た“起きる”効果
大久保, 暢子
ナーシングトゥディ 27頁-29頁 2009年10月
“起きる”看護ケアプログラム内の看護技術
大久保, 暢子
ナーシングトゥディ 33頁-44頁 2009年10月
プログラムおよび背面開放座位保持具の開発
大久保暢子、廣瀬和子
ナーシングトゥディ 48頁-49頁 2009年10月
“起きる”看護ケアプログラムの紹介
大久保, 暢子
ナーシングトゥディ 30頁-32頁 2009年10月
<交流セッションⅩ>背面開放座位を取り入れた“起きる”看護ケアプログラムの紹介
菱沼典子、川島みどり、品地智子、平松則子、廣瀬和子、増川貴之、田村純一、池邊心美、牛山杏子、大久保暢子
日本看護技術学会第8回学術集会 2009年09月
<キーセッションⅣ>“起きる”を支える看護技術―生命と生活を支える看護―
品地智子、大久保暢子
日本看護技術学会第8回学術集会 2009年09月
グリセリン浣腸の有害事象について考える~有害事象回避のための今考えられる実施方法について~
武田利明、香春知永、吉田みつ子、大久保暢子、鈴木美和、三原由記子、田代マツコ、荒木暁子、松田一郎
日本看護技術学会第8回学術集会 2009年09月
看護学導入期の学生の困難性に対応した看護技術教材の開発―演習室と病室とのギャップを埋めるweb教材―
佐居由美、菱沼典子、大久保暢子、佐竹澄子、安ヶ平伸枝、伊東美奈子
日本看護技術学会第8回学術集会 2009年09月
CBPRで行った就学前児童に対する健康教育のプロセスと評価
安ヶ平伸枝、岩辺京子、後藤桂子、村松純子、菱沼典子、大久保暢子、佐居由美、松谷美和子、中山久子、田代順子、有森直子、瀬戸山陽子
第14回 聖路加看護学会学術集会 2009年09月
交流セッション 背面開放座位を取り入れた「起きる」看護ケアプログラムの紹介
大久保暢子、川嶋みどり、品地智子、菱沼典子、平松則子、廣瀬和子、増川貴之、田村純一、池邊心美、牛山杏子
日本看護技術学会第8回学術集会 2009年09月
看護基礎教育と看護実践とのギャップを縮める「総合実習(チームチャレンジ)」の評価 ~看護学生の実習記録の分析~
奥裕美、松谷美和子、佐居由美、大久保暢子、中村綾子、佐竹澄子、安ヶ平伸枝、伊東美奈子、堀成美、井部俊子、西野理英、高井今日子、寺田麻子、岩崎寿賀子、石本亜希子
第14回 聖路加看護学会学術集会 2009年09月
看護学導入科目担当者の捉える学生の特徴と教授方法の工夫
安ヶ平伸枝、菱沼典子、大久保暢子、佐居由美、佐竹澄子、伊東美奈子、石本亜希子
第14回 聖路加看護学会学術集会 2009年09月
看護学導入期における看護学生の困難性
佐居由美、菱沼典子、大久保暢子、佐竹澄子、安ヶ平伸枝、伊東美奈子、石本亜希子
第14回 聖路加看護学会学術集会 2009年09月
Characteristics of zgeneration Y Nursing Students in Japan
Michiko Hishinuma, Yumi Sakyo, Nobuko Okubo, Nobue Yasugahira, Sumiko Satake, Minako Ito, Akiko Ishimoto
The 1st International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Science 2009年09月
「自分のからだを知ろう」プロジェクトの過程での CBPR の有用性の検討 ―人々の集まり方にcoalition の概念を用いて―
後藤桂子、菱沼典子、松谷美和子、大久保暢子、瀬戸山陽子、安ヶ平伸枝、岩辺京子、中山久子、佐居由美、有森直子、村松純子、田代順子
聖路加看護学会誌 13(2) 45-52 2009年07月 [査読有り]
自分の健康に主体的である市民の育成を目指し,その基本となるからだに関する知識を子供に提供するためのプログラムを開発した。それは,聖路加看護大学21 世紀COE プログラムのひとつであり,peoplecenteredcare であった。その教育プログラムの開発過程を,人々の集まり方の側面についてcoalition という概念を用いてcommunity-based participatory research(CBPR)という視点で振り返り,研究手法としてのCBPR の有用性を検討した。核となる大学教員のはじめたプロジェクトが,人づてにネットワークとして広がり,そこに定期的会合,議事録作成,連絡方法が確立し,資金支援を受け,教育プログラムの作成が進んだ。また,組織としてのシステムが定まったプロジェクトは,地域などへ対外的に活動をすることができ,内部では役割分担も起こった。コミュニティとの関係は,はじめは,プロジェクト側の力が強いものであったが,コミュニティと関わりながらその教育プログラムを精選し作成し
未就学児を対象とした健康教育絵本に対する評価
瀬戸山陽子、後藤桂子、佐居由美、村松純子、松谷美和子、中山久子、大久保暢子、岩辺京子、安ヶ平伸枝、菱沼典子
聖路加看護学会誌 13(2) 37-44 2009年07月 [査読有り]
【背景】市民が健康医療情報を活用することが求められる中,年少時から身体に関する基礎的な知識を得ることは重要であるが,未就学児を対象とした健康教育プログラムに関する評価は不足している。【目的】本研究では,プログラムにおける教材として開発した絵本の系統別評価を示すこと,絵本における系統横断的な評価を検討し,未就学児に対する健康教育教材の活用について示唆を得ることを目的とした。【方法】2007 年11 月~ 2008 年3月,5,6歳児がいる保護者,およびその養育に関わる保育士・幼稚園教諭を対象とし,質問紙調査を行った。対象者には,「消化器系」「呼吸器系」等7 系統の絵本を配布し,属性特性,読んだ絵本の種類に加え,絵本の内容に関する認知度,面白さ,理解度について子どもと回答者について別に尋ねた。【結果】回答者91 名は全員女性で,30 歳代が最も多かった。系統別の回答者人数は,「消化器系」が95.7%と最多であった。子どもの評価
看護基礎教育と看護実践とのギャップを縮める 「総合実習(チームチャレンジ)」の評価 ―看護学生と看護師へのフォーカスグループ・インタビューの分析―
松谷美和子、佐居由美、大久保暢子、奥裕美、石本亜希子、中村綾子、佐竹澄子、安ヶ平伸枝、西野理英、高井今日子、寺田麻子、岩崎寿賀子、井部俊子
聖路加看護学会誌 13(2) 71-78 2009年07月 [査読有り]
【目的】本研究の目的は,看護基礎教育課程で修得する看護実践能力と臨床で求められる看護実践とのギャップを縮める実習のあり方を探究するため,臨床での看護実践により近い実習形態(夜間実習,複数受け持ち)である実習科目「総合実習(チームチャレンジ)」について,実習を経験した学生および看護師の振り返りをとおして評価することである。【方法】この研究は,実習を経験した4年生および看護師へのフォーカスグループ・インタビューによる質的データを分析した評価研究である。分析はラザーズフェルドの質的分析法を参考にした。【結果】実際にインタビューを実施した学生は8名(対象者の57%),看護師は7名(対象者の15%)であった。学生は,「チームチャレンジ」が目的とした学びを経験し,実習方法についても満足していた。看護師からは,実習目的と方法への積極的支持があった。また,看護実践能力としての複数の個別的ケア能力と看護業務遂行
遷延性意識障害患者に対する背面開放座位の効果~表面筋電図の解析~
植田愛子、石塚京子、内山成恵、小嶋昌子、吉沢純子、松井宏峰、大久保暢子
第18回日本意識障害学会 2009年07月
The Effects of Knowing Our Body Program for Pre-Schoolers
Okubo N, Goto K, Setoyama Y, Indoh K, Matsutani M, Tashiro J, Hishinuma M, Sakyo Y, Shiraki K, ,Nakayama H, Yasugahira N, Muramatsu J
The First Asia-Pacific Conference on Health Promotion and Education 2009年07月
グリセリン浣腸の有害事象について考える
技術研究成果検討委員会GE研究グループ:武田利明、吉田みつ子、鈴木美和、香春知永、大久保暢子
日本看護技術学会誌Vol.8(1) 8(1) 26頁-28頁 2009年04月
5~6歳児の体の知識
菱沼典子、山崎好美、佐居由美、中山久子、松谷美和子、田代順子、大久保暢子、岩辺京子、村松純子、瀬戸山陽子
聖路加看護学会誌 13(1) 1-7 2009年03月 [査読有り]
自分の体についての知識を獲得することは,自分や他人の体を大切に思い,健康に気をつけて生活ができるようになること,また,医療を受ける際に,医師の説明を理解でき,自分で考えることにつながると考え,“体の知識をみんなのものに”をスローガンに,体の知識の普及を試みている。先行研究から,体についての学習プログラムは,自分の体への関心があり,また素直に関心を示すことができる就学前が適切であるという結論を得た。体の学習プログラムを開発し,その教材作成を行うに当たって,5~6歳児がどれくらい体について理解しているかを把握するために調査を行った。 5歳0ヶ月~6歳3ヶ月(平均5歳7 ヶ月)の28 名(回収率51.0 %),男女各14 名に,保護者から体の表面と体の内部についての質問による調査を行った。体の表面の24 の部位について,言葉で聞いて全員が指し示せたのは,「頭」「顔」「首」「お腹」「背中」「お尻」「足」「目」「鼻」「耳
学生部2008年度活動報告「適切な学びの環境を目指して」
大久保暢子、鶴若麻理、中村綾子、天岡幸、枝晃司、近藤華子、福田晴香、横川彩夏、瀬戸屋希、小林真朝、稲田昇三、中山久子、松谷美和子
聖路加看護大学紀要(35) 110-117 2009年03月
聖路加看護大学学生部は,学生が本学の教育目標を効果的に達成し,豊かな学園生活を過ごせるよう,適切なコミュニケーションと基本的マナーの習得のための新しい取り組みを開始した。『適切な学びの環境の実現』をスローガンとし,活動目標A.他者を思いやりながら,お互いが気持ちよく生活できる学びの環境とはどういったものかを,学生・教職員など環境に携わる人々がともに考える,B.適切な学びの環境の実現のための行動を(学生・教職員など環境に携わる人々が)考える,C.考えられた行動が実践され,お互いが気持ちよく生活できる学びの環境が創られる,を掲げた。初年度は,活動目標A.を主目標として,取り組みの普及と学びの環境に携わる人々にマナーについて考える機会を設けた。様々な企画の実施により,取り組みの普及はなされ,学園に携わる人々がマナーについて考えるきっかけをある程度,掴むことができた。今後は,各個人がマナーを行動に移していけ
看護分野におけるアロマセラピー研究の現状と課題
鈴木彩加、大久保暢子
聖路加看護大学紀要(35) 17-27 2009年03月
目的:看護分野のアロマセラピーに関連する文献の検討を行い,現状および研究の傾向と課題を明らかにした。研究方法:文献抽出は,データベースソフト医学中央雑誌Web Version 4.0(1983-2008.6)と日本アロマセラピー学会誌(2005-2008)を用いた。「アロマ」をキーワードとして,a)原著論文,b)看護分類に該当するもの,c)対象がヒトであることを条件に抽出を行い,計150 文献を対象とした。分析方法は,1)研究目的,2)研究デザイン,3)研究でのアロマセラピーの具体的使用方法,4)使用精油,5)研究対象者,6)測定用具の観点から内容を抽出し,件数と割合を算出,更にⅰ)研究対象と研究手法との関連性,ⅱ)研究目的と研究手法との関連性,ⅲ)研究目的と使用精油との関連性を分析した。結果及び考察:論文数は,学術団体設立を機に増加していたが,根拠に結びつく論文は少なく,今後,実験研究が必要と考えられた。精油はラベンダー,手技は芳香浴とマッサージが多かっ
急性期脳梗塞患者に対する葉家¥面開放座位の試み:「座ろうくん」使用における看護師側のメリット・デメリットについて
北村文香、寺田麻子、中村由香、坂野美彩子、山田真弓、大久保暢子
第3回聖路加アカデミア 2009年01月
看護基礎教育と看護実践とのギャップを縮める総合実習「チームチャレンジ」の評価
松谷美和子、西野理英、高井今日子、寺田麻子、岩崎巣賀子、浅田美和、大久保暢子、奥裕美、石本亜希子、佐竹澄子、中村綾子、安ヶ平伸枝、佐居由美、井部俊子
第3回聖路加アカデミア 2009年01月
看護基礎教育と看護実践とのギャップを縮める総合演習【チームチャレンジ】の評価
松屋美和子、西野理英、高井今日子、寺田麻子、岩崎寿賀子、浅田美和、大久保暢子、奥裕美、石本亜希子、佐竹澄子、中村綾子、安ヶ平伸枝、佐居由美、井部俊子
第3回 聖ルカ・アカデミア プログラム・抄録集 32-32 2009年01月
看護学導入時期の学生が感じる困難性の検討
佐竹澄子、大久保暢子、菱沼典子、佐居由美、安ヶ平伸枝、石本亜希子、大橋久美子
第28回日本看護科学学会学術集会 2008年12月
『自動車事故による頭部外傷を起因とした遷延性意識障害患者に対する背面開放座位の効果』
大久保暢子
平成20年度JA共済総研研究助成事業 研究成果報告書 17頁分 2008年11月
どうしてますか?グリセリン浣腸
日本看護技術学会義理セリン浣腸看護技術研究検討委員会(武田利明、吉田みつ子、鈴木美和、香春知永、大久保暢子、小板橋喜久代)
ナーシングトゥディ 57-65 2008年10月
運動性失語症患者とそのキーパーソンのコミュニケーション促進因子と阻害因子の検討
高野とも子、大久保暢子
第13回聖路加看護学会学術大会 2008年09月
交流セッション グリセリン浣腸の有害事象について考える
武田利明、吉田みつ子、鈴木美和、香春知永、大久保暢子、杉本幸枝、深井喜代子、加賀谷菜穂子
日本看護技術学会第7回学術集会 2008年09月
遷延性意識障害患者の長期的在宅看護における家族の心理過程と介護意欲に関する因子の検討
大久保暢子、佐藤真弥
第17回日本意識障害学会 2008年07月
5~6歳児用「からだの絵本」に対する市民からの評価
後藤桂子,菱沼典子,松谷美和子,佐居由美,中山久子,大久保暢子,石本亜希子,有森直子,岩辺京子,今井敏子,村松純子
聖路加看護学会誌 12(2) 73-79 2008年07月 [査読有り]
市民が主体的に保健行動をとれることをめざして,その基礎力と考えるからだに関する知識を普及させることを進めている。5年間にわたるプロジェクトで作成したからだの7 系統についての絵本『わたしのからだ』のうち5冊を用いて,市民に健康教育をする機会があったので,その有用性を調査した。対象は,市民カレッジ参加者35 名であり,『循環器』『呼吸器』『消化器』『骨と筋肉』『神経系』の5回である。各回の受講者は,20 ~ 27 名で,4分の3が女性であり,50 歳代~ 70 歳代が7割を占めた。絵本の内容について無記名,自記式質問紙調査を行った。 絵本は,8割以上がわかりやすいと答えた。6~8割が知らないことがあった,ないし知らないことが多かったと答えた。このことは,大人へもからだの知識を普及させる必要性を示唆している。 また,この絵本を子どもに読ませることに対しては,多くの賛同が得られた。その理由は,『からだを知っているのはい
子どものために開発したからだの教材を用いた学習展開の検討
石本亜希子、大久保暢子、後藤桂子、菱沼典子、松谷美和子、佐居由美、中山久子、岩辺京子、今井敏子、村松純子
聖路加看護学会誌 12(2) 65-72 2008年07月 [査読有り]
【目的】子どものために開発したからだの教材を就学前施設に在籍する児童(もしくは園児)に展開し,その実施状況から教材および対象者の反応を検討し,教材評価の示唆を得ることを目的とした。【方法】対象は,19 施設の園児599 名と,保護者および教職員93 名であった。教材は,からだの知識7系統の紙芝居(消化器,循環器,呼吸器,運動器,神経,泌尿器,生殖器)および内臓Tシャツであり,対象施設の教員もしくは研究協力者が好きな系統の教材を選択し展開を行った。研究デザインは調査研究で,データ収集は,教材使用者に対象者の属性,使用教材の種類,使用目的,目的達成度,実施時間,対象者の反応,参加者の反応,教材使用者の感想をアンケートにて行った。分析は,統計学的方法(SPSS 15.0J)およびカテゴリー化を行った。【結果】アンケート回収率は100%,各項目の回答率は30~100%であった。対象は,男子193 名,女子278名,不明128 名で,保護者は80% 以上が母
看護大学入学生の生活体験
大橋久美子、菱沼典子、佐居由美、大久保暢子、石本亜希子、佐竹澄子
聖路加看護学会誌 12(2) 25-32 2008年07月 [査読有り]
【目的】大学生の生活体験不足が指摘される中,学習準備状況としての看護系大学入学生の生活体験調査やその実態に合わせた教授学習方法についての研究は少ない。本研究目的は,看護大学入学時の学生の日常生活における生活体験と実際の行動の実態を明らかにし,学生の特質と要因を検討することである。【方法】2007 年4月,A看護大学1年生を対象として同意の得られた31 名に対して,自己記入式アンケート調査(日常生活における生活体験と行動に関する計33 の質問と属性)と実施調査(A「濡れたタオルを洗って干す」もしくはB「机まわりを片付ける」の指示に対する対象者の行動観察)を行った。分析は項目ごとの記述集計をした。倫理的配慮として,A大学倫理審査委員会の承認後,教員の強制力が働かないように教員以外の調査員が実施した。【結果】兄弟がいる学生は83.9%,平均の兄弟人数は2.3 人であった。アンケート調査では,生活経験が全員にあった項目は
The Cohort Study of the Effects after Introducing the Program “Knowing Our Body“ for Pre-schoolers
Nobuko Okubo,Toshiko Imai, Katsura Goto, Miwako Matsutani, Junko Tashiro, Michiko Hishinuma, Kyoko Iwanabe, Kazuo Shiraki, Yumi Sakyo, Akiko Ishimoto, Youko Setoyama
The 2008 International Conference “Healthy People for a Healthy World“ 2008年06月
看護学導入プログラムにおけるシャドーイングアドバンスの試み
佐居由美 大久保暢子 石本亜希子 佐竹澄子 安ヶ平伸枝 菱沼典子
聖路加看護大学紀要(34) 70-78 2008年03月
聖路加看護大学では, 2007年度に, 学部2年生を対象にシャドーイングアドバンス導入を試みた。シャドーイングアドバンスは, 看護学生が初めての実習(基礎実習:科目名「看護援助論」) を円滑に遂行することをめざし, 「看護援助論 (コミュニケーション技法・系統的思考)」「看護援助論 (フィジカルイグザミネーション技法)」「看護援助論 (看護技術)」の統合演習としての位置づけで行った。この演習は, 午前中のみ2日間連続で実施され, 学生が看護師とともに行動し, 看護師の活動の実際を見学し, 状況に応じて看護師と共に患者に看護援助を行う形態である。演習後, アンケート調査とフォーカスグループインタビューを行ったところ, シャドーイングアドバンスにおいて, 学生は「様々な看護場面を体験」することで「講義と実践のつながりを実感」し, さらに, 「自らの成長を自覚」し, 「モチベーションが向上」しており, シャドーイングアドバンスは, 「実習
慢性期意識障害患者の背面解放座位に関する適応基準の分析
大久保暢子 野島厚子 林輝子 竹内まり子 関根光枝
聖路加看護大学紀要(34) 46-54 2008年03月
【目的】本研究は, 慢性期意識障害患者に背面開放座位を行い, 意識レベル改善に結びつく要因を分析し, 臨床での適応基準, ケア基準を明らかにすることである。【方法】対象は, 研究協力医療施設に入院する慢性期脳血管障害患者32例。背面開放座位の導入方法は, 保持具を使用して5~6回/週, 1回/日提供した。施行時間は対象によって様々であった。意識の測定は, 東北療護センター遷延性意識障害度スコアを使用し, 毎回の背面開放座位施行前と施行中に測定した。データの分析方法は, スコア改善を認めた症例の状況から共通性の抽出を行った。【結果】スコア改善を認めた症例は, 背面開放座位の施行時間/回が平均39.3±26.3分, 背面開放座位導入後,約1カ月で改善の傾向があった。症例の年齢, 性別, 疾患の種類や重症度には, 共通性がなかった。導入前のスコアが低い症例, 発症から導入までの日数が短い症例に改善の傾向があった。【考察及び結論】先行研
幼稚園・保育園年長児向けのプログラム“自分のからだを知ろう“に対する評価指標の検討
大久保暢子 松谷美和子 田代順子 岩辺京子 今井敏子 後藤桂子 菱沼典子 佐居由美 白木和夫 中山久子 有森直子 森明子 石本亜希子 瀬戸山陽子 三森寧子 印東桂子 村松純子 山崎好美
聖路加看護大学紀要(34) 36-45 2008年03月
本研究の目的は, 幼稚園・保育園年長児を対象としたプログラム“自分のからだを知ろう”に対する評価指標を検討し, OUTCOME モデルを提示することである。研究方法は, からだの知識7系統(消化器, 呼吸器,泌尿器, 循環器, 筋骨格, 神経, 生殖器) で構成されている紙芝居, 臓器T シャツ, 絵本を幼稚園・保育園の年長児に行い, 保護者にプログラムの感想とからだの知識に関するアンケート調査を行い, その内容をカテゴリー化した。さらにカテゴリーでOUTCOME モデルを作成し, 仮説モデルと比較検討を行った。倫理的配慮は, 研究倫理審査委員会で承認を得ると共に, プログラム実施時およびアンケート配布時に研究参加の自由意思, データの守秘等を考慮した。結果, 幼稚園・保育園年長児の子ども側とその親側の両側面からカテゴリーが抽出でき, OUTCOME モデルが作成できた。OUTCOME モデルは仮説モデルの内容をおおよそ支持できる内容であったが, モデル内の変数間
重度意識障害患者に対する看護行為連動型「生活行動小ガイドスケール」の開発―信頼性、妥当性の検討―
大久保暢子、品地智子、飯野智恵子、前田美貴子、太田富雄、柳井晴夫
大和証券ヘルス財団研究助成金研究業績集 第31集 60-65 2008年03月
子どもがからだについて学ぶための教材作成の研究過程 CBPRでみたpelple-centerd care
後藤桂子、菱沼典子、松谷美和子、田代順子、大久保暢子、佐居由美、中山久子、石本亜希子、有森直子、島田多佳子、瀬戸山陽子
第27回日本看護科学学会学術集会 2007年12月
看護学部入学生の生活体験調査
大橋久美子、菱沼典子、佐居由美、大久保暢子、石本亜希子、佐竹澄子
第27回日本看護科学学会学術集会 2007年12月
就学前児向けのプログラム「自分のからだを知ろう」に対する評価指標の検討
大久保暢子、松谷美和子、田代順子、菱沼典子、佐居由美、石本亜希子、有森直子、後藤桂子、瀬戸山陽子、印東桂子、島田多佳子、臺由桂
第27回日本看護科学学会学術集会 2007年12月
グリセリン浣腸について考える
武田利明、吉田みつ子、鈴木美和、香春知永、大久保暢子、杉本幸枝、深井喜代子、加賀谷菜穂子
日本看護技術学会誌 8(1) 26-28 2007年12月
座位における自律神経活動を見直す!
菱沼典子、大久保暢子
月刊ナーシング 27(14) 16-21 2007年12月
Acute Care Nursing for Patients with Cerebrovascular Disease: Preventive care for anticipated disuse syndrome in the chronic stage
World Federation of Neurosurgical Societies/ 13th Interim Meeting/ 12th Asian-Australasian Congress of Neurological Surgeon 2007年11月
Designing Picture Book of the Body for 5-6 Year Olds:Teaching Basic Knowledge about Health.
Katsura Goto、Michiko Hishinuma、Kazuo Shiraki、Miwako Matsutani、Nobuko Ookubo、Yumi Sakyo、Hisako Nakayama、Akiko Ishimoto、Naoko Arimori、Kyoko Iwanabe、et al
The 6th International Nursing Conferece 2007年11月
慢性期脳血管障害患者に対する背面開放座位―広南スコアの結果から考察する改善内容の傾向―
長谷川夕子、大久保暢子
日本看護技術学会第6回学術集会 2007年10月
交流セッション 排泄の援助技術:グリセリン浣腸による有害事象について考える
武田利明、香春知永、小板橋喜久代、吉田みつ子、大久保暢子、鈴木美和
日本看護技術学会第6回学術集会 2007年10月
交流セッション 生活を支える看護の技~起こす、食べるの技術構築を目指して~
品地智子、飯野智恵子、江口隆子、大久保暢子、菱沼典子
日本看護技術学会第6回学術集会 2007年10月
臨床及びテキストからみたグリセリン浣腸の実施方法の現状と課題
香春知永、大久保暢子、小板橋喜久代、吉田みつ子、鈴木美和、武田利明
日本看護技術学会誌 16(2) 34-44 2007年10月
5歳児を対象とした『からだの仕組み』についての健康教育プログラム開発のプロセス〔実践報告〕
佐居由美、菱沼典子、松谷美和子、中山久子、有森直子、田代順子、大久保暢子、石本亜希子、山﨑好美、瀬戸山陽子、岩辺京子、島田多佳子、今井敏子、村松純子
第12回聖路加看護学会 2007年09月
在宅ターミナル期患者の家族が患者にアロマセラピーを行うことによる満足感の検討
五十嵐由理香、大久保暢子
第12回聖路加看護学会 2007年09月
慢性期意識障害患者の背面開放座位に関する適応基準の分析
大久保暢子、野島厚子、林輝子、竹内まり子、関根光枝
第16回日本意識障害学会 2007年08月
間歇型CО中毒患者の看護の特徴 ~重度意識障害となった事例を振り返る~
東 綾、前田 美貴子、飯野 智恵子、品地 智子
日本病院脳神経外科学会 2007年07月
意識障害患者の家族看護に対する一考察~「私が看護された」といった妻の言葉
砂子智美、石本政恵、飯野智恵子、品地智子、大久保暢子
日本病院脳神経外科学会 2007年07月
形態・機能学をケア技術につなぐ-「分かる」から「使える」へー
藤本悦子、菱沼典子、大久保暢子、直井千津子
日本看護技術学会誌 6(1) 23-25 2007年05月
交流セッションⅣ グリセリン浣腸による有害事象について考える
武田利明、小板橋喜久代、香春知永、吉田みつ子、大久保暢子、鈴木美和
日本看護技術学会誌 16(1) 39-41 2007年05月
5歳児向けの「自分のからだを知ろう」健康教育プログラム:消化器系の評価
松谷美和子、菱沼典子、佐居由美、中山久子、山崎好美、大久保暢子、石本亜希子、田代順子、白木和夫、森明子、有森直子、岩辺京子、今井敏子、島田多佳子、西田みゆき、木村千恵子、多田敦子、三森寧子、相沢身江子、瀬戸山陽子、臺有桂、村松純子、原瑞恵
聖路加看護大学紀要(33) 48-54 2007年03月
人が自分の健康の主人公であるためには,身体のしくみの基礎的な理解が必要である。この考えに基づいた先行研究では,これを学びはじめる時期について,5歳児が適切であるという結論を得た。そこで,5歳児が身体のしくみを学ぶためのプログラム開発に取り組んでいる。今回は,消化器系プログラムを2保育園ならびに幼稚園2クラスで実際に展開し,評価することを研究目的とした。全体で67名の子どもがプログラムに参加した。プログラム構成は,紙芝居を見て,消化器T-シャツで遊び,絵本を持ち帰るという内容であった。この消化器系プログラムは,園全体での情報の共有,具体的操作による知識の確認,家族との共有を可能にし,潤化器系のお話が子どもをとりまく人々の共通した経験になることを可能にした。45名の母親および5名の保育専門家から回収した質問紙調査結果から,保育専門家はこのプログラムが5歳児の理解を助ける内容であったこと,身体のしくみを子どもと
わが国における e-learning 実施大学の現状:Web および文献検索からの分析
大久保暢子、大迫哲也、平林優子、中山和弘
聖路加看護大学紀要(30) 81-93 2004年03月
e-learningは,看護大学における高等教育・継続教育の方略として,時間的・物理的制約を解消する上で有効である。本報告は,看護大学におけるe-learning導入を検討するため,国内大学のe-learning現状を調査した。Webおよび文献から計33件を計10項目の視点からデータ抽出し,それらから共通する特徴点はないか分析を試みた。看護大学でのe-learning導入は, 1大学のみで,普及している状況ではなかった。しかし看護以外の大学では,幅広く展開されていた。データから得られた特徴点は以下の4点であった。 1. 大学の門戸開放を目的とするe-learningは,対象や受講者の決定方法は規定せず,評価試験も設けないが,単位取得は不可である傾向が強かった, 2. 継続教育目的のe-learningは,対象は特定分野に限るが,評価試験はなく単位取得も不可である傾向であった, 3. 単位取得可の場合は,スクーリング等の対面式教育方法が併用されていた, 4. 大学院学位取得可の場合は,受講資格は正規大学
基礎実習におけるフィジカルアセスメント技術,基礎看護技術の実態
横山美樹、小澤道子、香春知永、大久保暢子、佐居由美
聖路加看護大学紀要(29) 40-46 2003年03月
本学では現在,2年次に看護における基礎技術であるフィジカルアセスメント技術,基礎看護援助技術に関しての科目を開講し,2年終了時に5日間の基礎実習(臨地実習)を行っている。技術に関しては,実施・経験の有無が習得に大きく関係するため,今回学生が初めての基礎実習で既習のフィジカルアセスメント技術,看護援助技術をどの程度実施しているのか,また自己評価をどのように行っているのかの実態調査を行った。167名に調査を依頼し139名から回答を得た。その結果,以下のことが明らかになった。1.フィジカルアセスメント技術に関して:バイタルサインは全員が行っており,自己評価も高かった。その他の項目では,胸部・肺の視診,聴診,腹部のアセスメントが多く行われていた。自己評価は全体に3以上と高かったが,心臓のアセスメント,筋骨格系,神経系のアセスメントで低い傾向であった。2.看護援助技術に関して:環境整備,ベッドメ-キングは全員が実施していた
看護学の枠組みを用いた形態機能学の教育方法と評価
菱沼典子、齋木茂樹、大久保暢子
聖路加看護大学紀要(28) 82-89 2002年03月
聖路加看護大学では解剖学,生理学,病理学に関する内容を,形態機能学および形態機能学演習の2科目で学習している。看護学への応用を前提とした基礎科目として位置づけられ, 1年生が履修している。形態機能学は看護が焦点を当てている日常生活行動を枠組みとして,日常生活行動と生物学的生命の関連,日常生活行動をどの器官を使い,どう遂行しているかという点から構築している。この知識は形態機能の側面から看護援助方法の根拠を示すこと,疾病を理解し,疾病による生活行動上の変化を予測できることへつながるものである。このモデルで実施した形態機能学および形態機能学演習に対する,1996年から5年間の学生による評価から,学習目標や科目の意図,考える枠組みに関する習得の評価は高かったが,内容の理解についてはやや不足していることが明らかになった。この結果に対し,改善に向けた方策を考察した。
Analysis of clinical nurse's observations of patients with protracted consciousness disturbance-basis for determining improvement of their consciousness level
Nobuko Okubo, Minako Shiro, Taeko Noujyo
Proceedings of the 11th Annual Meeting of the Society for Treatment of Coma 11 3-8 2002年
入学当初の看護学生の考える看護の対象と方法:学部生群と学士編入生群
小澤道子、香春知永、横山美樹、岩田多加子、大久保暢子
聖路加看護大学紀要(27) 80-86 2001年03月
本調査は,「看護学」の出発点において学部生群と学士編入生群がどのように看護の「対象」と「方法」を考えているのかを知ることを目的とした。対象は,S看護大学に1997年度と1999年度の入学生169名(学部生132人・学士編入生37人)であり,4月の初回講義時に質問紙法を用いて現在の健康状態・生活の満足・元気観・健康観,そして看護観は「今,あなたが考える看護とは何でしょう」の設問で自由記述を求めその内容を分析した。その結果,①看護の「対象」は病気をもった人や病気や怪我をもって苦しんでいる人に代表される病気を中心とする者が7割以上を占めていること,②看護の「方法」は,記述の中の動詞に着目すると81種類に分けられ,使用頻度の高い動詞は「ケアする」「サポートする」「(必要なことを)~する」「援助する」「~ してあげる」「手助けする」などであったこと,そして,これらの動詞の目的語を検討するとさまざまであり,同じ動詞の表現であっても意味
Improvement in Level of Consciousness after Sitting Without Back Support: Case Study of a Patient in a Persistent Vegetative State Using Kohnan Score and EEG
Nobuko Okubo
Proceedings of the 10th Annual Meeting of the Society for Treatment of Coma 10 83-94 2001年
Improvement in Level of Consciousness After Sitting without Back Support: Case Study of a Patient in a Persistent Vegetative State Using Kohnan Score
Proceedings of 10th Annual Meeting of the Society for Treatment of Coma 10, 83-94 2001年
遷延性意識障害患者に背面開放端座位ケアを導入し,意識レベルが改善した事例〜広南スコア、脳波の観点から〜
第10回意識障害治療学会抄録集 73 2001年
生活の質の向上を目指した看護を明らかにする
大久保暢子、萩原有美子、山本昌代、小岸恵、西尾佳子、水谷しづよ、田中まり子
BRAIN NURSING夏季増刊号 165-171 1994年
本学学部科目『形態機能学』におけるTeam-Based Learningの試み
聖路加看護大学紀要(40) 128-134
本学学部科目「形態機能学」の教授方法の一部にTBL を導入し,その教育的成果を検討した。結果,学生への自記式質問紙調査では,大半の学生が好評価を示し,課題レポート点数,科目評価においても前年度と差はなく,TBL 実施年度の方が良い箇所も認めた。以上から,本科目でのTBL 導入は教育的成果があったと考えられる。しかしTBL が1 回のみの実施であったこと,前年度の教授方法よりも人員が必要であること,学生に十分な自己学習時間を保証すること,前年度の教授方法でも良いとの意見も認めたことから,今後は,人的要因,自己学習時間の保障の程度も踏まえ,教授方法の検討をしていく必要がある。
国際化推進委員会の取り組みと展望
大久保暢子,中島薫,堀成美,HuffmanJeffrey,五十嵐ゆかり,千吉良綾子
聖路加看護大学紀要(39) 87-94
聖路加看護大学の委員会として国際化推進委員会がある。本委員会は,「本学の国際化を推進し,将来,国際社会で活躍する人材を育成すること」を目的とし,2012 年度より国際交流委員会から改名した委員会である。本年度の活動としては,グローバルヘルスセミナーの開催,短期交換留学研修などの学術交流協定校との連携事業,学生委員会との協働,看護・医療英語を学ぶ講座の企画とトライアル,Facebook やTwitter などを利用した国際的情報の発信,本学が目指す国際性を考えるプロジェクト会議を行い,成果に繋がった。今後の課題は,①学部生が短期留学可能な学術交流協定校を増やすこと,②交換留学研修制度に対する協定校間での共通評価項目の作成と,研修事前事後プログラムの構築,③学生が主体的に海外研修した内容を単位認定できる制度を作ること,④教職員の国際性に対する意識を高める取り組みの充実,⑤聖公会の国内外大学と連携し,キリスト教精神に根付
基礎看護学担当教員の捉える学生の特徴と教授学習方法の工夫
安ヶ平伸枝,菱沼典子,大久保暢子,佐居由美,佐竹澄子,伊東美奈子,石本亜希子
聖路加看護学会誌 14(2) 46-53
本研究の目的は,基礎看護学の科目担当教員が学生の特徴をどのように捉え, それらの特徴に対してどのような教授学習方法の工夫をしているかを明らかにすることである。地域性・国公私立に偏らないよう便宜的に選出した7大学10名の対象者に,①学生の特徴をどのように捉えているか,②教授学習方法において工夫していること,についてインタビューを行い,その後,内容妥当性を検討するために5大学5名にフォーカス・グループ・インタビューを行った。その結果,看護学生の特徴として13カテゴリーが抽出された。【看護が目的ではない学生の増加】【読み書きや理解力の低下】【自分で目標を立てられず主体的な学習態度に欠ける】【考えるプロセスより正解を求める】といった学生の特徴に対し,〔看護の面白さと患者の前に立つ責任を伝える〕〔書く機会を増やし,添削指導する〕〔グループワークなど主体性を育てる授業の導入〕などの工夫が行われていた。また【
聖路加国際大学看護学部2015年度刷新カリキュラム
松谷美和子、大久保暢子、飯田眞理子、五十嵐ゆかり、井上麻未、宇都宮明美、大橋久美子、小野若菜子、梶井文子、加藤木真史、木戸芳史、倉岡有美子、佐居由美、千吉良綾子、鶴若麻理、長松康子、眞鍋裕紀子、三森寧子、山田雅子、高橋昌子
聖路加国際大学紀要(2) 88-93 2016年03月