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松谷 美和子 マツタニ ミワコ

所属・職名:看護教育学  教授
連絡先:matsutani[at]slcn.ac.jp [at]を@に変換してください
URL: 
更新日: 17/05/31 05:05

研究者基本情報

学位

  • 保健学博士
  • Master of Nursing

プロフィール

    看護教育学,看護師 保健師

経歴

  • 2003年聖路加看護大学

委員歴

  • 2009年06月- 2011年05月(財)大学基準協会基準委員会 委員
  • 2009年04月- 2010年03月大学基準協会評価委員会評価分科会 主査
  • 2007年10月東京都看護協会「看護管理者・教育責任者との交流推進会議」 委員
  • 2006年09月日本看護系学会協議会 理事
  • 2011年06月(財)大学基準協会基準委員会 委員

研究活動情報

研究分野

  • 看護学 / 基礎看護学
  • 看護学 / 臨床看護学

研究キーワード

    看護教育学 , 看護学士課程における看護実践能力の育成に関する研究 , 看護師の継続教育に関する研究 , 看護における教育的機能に関する研究

論文

  • Concept analysis of reflection in nursing professional development.
    Tashiro J, Shimpuku Y, Naruse K, Maftuhah, Matsutani M
    Japan journal of nursing science : JJNS 10 170-179 2013年12月 [査読有り]
  • 看護系大学新卒看護師が必要と認識している臨床看護実践能力 ―1年目看護師への面接調査の分析―
    松谷美和子,佐居由美,奥裕美,堀成美,高屋尚子,三浦有理子
    聖路加看護学会誌 16(1) 9-19 2012年01月
    〈目的〉本研究は,看護系大学を卒業した1年目の看護師が病院で実際に必要と認識している臨床看護実践能力とは何かを新卒看護師の視点から概念化し,看護学士課程における臨床看護実践能力の育成について示唆を得ることを目的とした。〈方法〉首都圏にある病院の看護管理部門に看護系大学を卒業した入職1年目の看護師への面接調査協力者募集要項の配布を依頼した。面接への参加意思のある新卒看護師からの連絡により時間と場所の調整を行い,指導を受けた調査者が約1時間の面接を行った。目的とする能力を抽出するために,日々の看護を行う上で必要な看護実践能力,大学で身につけておくべき力,看護師の機能を果たす上で満足がいかなかった経験について半構成的インタビューを実施した。分析は,逐語録を繰り返し読んで,看護実践能力を示す内容を抽出し,コード化を行い,抽象度をあげてコアカテゴリーとして統合した。このプロセスにおいて,臨床指導者お

書籍等出版物

  • 基礎看護技術  Ⅱ-5.教育・相談
    松谷美和子;香春知永,齋藤やよい編著
    共著
    南江堂
  • 看護学教育:看護を学ぶ自分と向き合う
    グレッグ美鈴,池西悦子,奥井幸子,高橋みや子,近田敬子,林千冬,牧本清子,田村由美,和賀徳子,安酸史子,塚本友栄,佐々木幾美,Magilvy JK,Preheim G,Erickson V.,松谷美和子,Glen S,田素斎
    共著
    南江堂 2009年12月
  • 看護学基礎テキスト第4巻:看護の機能と方法
    小山眞理子,田井雅子,野嶋佐由美,井上智子,濱口恵子,成木弘子,松谷美和子,加納佳代子,高田早苗
    共著
    日本看護協会出版会 2012年02月
  • わたしのからだ
    聖路加看護大学“自分のからだを知ろう”プロジェクト,中山久子,島田多佳子,瀬戸山陽子,岩辺京子,有森直子,西岡沙織,森明子,松谷美和子,佐居由美,菱沼典子
    聖路加看護大学COE11「自分のからだを知ろう」キャラバン

講演・口頭発表等

  • 5歳児を対象とした『からだの仕組み』についての健康教育プログラム開発のプロセス〔実践報告〕
    佐居由美,菱沼典子,松谷美和子,中山久子,有森直子,田代順子,大久保暢子,石本亜希子,山崎好美,瀬戸山陽子,岩辺京子,島田多佳子,今井敏子,村松純子
    第12回聖路加看護学会学術大会 2007年09月
  • Designing Picture Book of the Body for 5-6 Year Olds:Teaching Basic Knowledge about Health.
    Katsura Goto,Michiko Hishinuma,Kazuo Shiraki,Miwako Matsutani,Nobuko Ookubo,Yumi Sakyo,Hisako Nakayama,Akiko Ishimoto,Naoko Arimori,Kyoko Iwanabe,et,al
    The 6th International Nursing Conferece 2007年11月
  • 子どもがからだについて学ぶための教材作成の研究過程 CBPRでみたpelple-centerd care
    後藤桂子,菱沼典子,松谷美和子,田代順子,大久保暢子,佐居由美,中山久子,石本亜希子,有森直子,島田多佳子,瀬戸山陽子
    第27回日本看護科学学会学術集会 2007年12月
  • 就学前児向けのプログラム「自分のからだを知ろう」に対する評価指標の検討
    大久保暢子,松谷美和子,田代順子,菱沼典子,佐居由美,石本亜希子,有森直子,後藤桂子,瀬戸山陽子,印東桂子,島田多佳子,臺由桂
    第27回日本看護科学学会学術集会 2007年12月
  • 新人看護師への移行演習プログラムの試行と評価(1)
    松崎直子,桃井雅子,佐居由美,平林優子,松谷美和子,村上好恵,高屋尚子,飯田正子,西野理英,寺田麻子
    第12回聖路加看護学会学術大会 2007年09月
  • 新人看護師への移行演習プログラムの試行と評価(2)
    村上好恵,平林優子,飯田正子,松谷美和子,佐居由美,桃井雅子,松崎直子,高屋尚子,西野理英,寺田麻子
    第12回聖路加看護学会学術大会 2007年09月
  • 新人看護師への移行演習プログラムの試行と評価(3)
    寺田麻子,西野理恵,高屋尚子,飯田正子,佐藤エキ子,松谷美和子,桃井雅子,佐居由美,平林優子,松崎直子,村上好恵,
    第12回聖路加看護学会学術大会 2007年09月
  • Collaboration workshop for students learning medical care: Trial of interprofessional education in Japan
    Satoko Ishikawa,Yoshihiro Ehara,Yoshihiro Abe,Shiro Iijima,Noriko Fukushima,Shizuko Kobayashi,Miwako Matsutani,Osamu Fukushima
    All Together Health IV Conference 2008年06月
  • 看護大学生の喫煙行動の実態及び関連要因の検討
    中山久子,牛島佳絵,松谷美和子
    第3回日本禁煙科学会学術総会 2008年11月
  • 看護基礎教育と看護実践のギャップを縮める総合実習(チームチャレンジ)の評価
    松谷美和子,西野理英,高井今日子,寺田麻子,岩崎寿賀子,浅田美和,大久保暢子,奥裕美,石本亜希子,佐竹澄子,中村綾子,安ヶ平伸枝,佐居由美,井部俊子
    第3回聖ルカ・アカデミア 2009年01月
  • 市民公開シンポジウム「いのちの尊重と禁煙」
    松谷美和子(座長)
    第3回日本禁煙科学会学術総会 2008年11月
  • CBPRで行った就学前児童に対する健康教育のプロセスと評価
    安ヶ平伸枝,岩辺京子,後藤桂子,村松純子,菱沼典子,大久保暢子,佐居由美,松谷美和子,中山久子,田代順子,有森直子,瀬戸山陽子
    第14回聖路加看護学会学術大会 2009年09月
  • 看護基礎教育と看護実践とのギャップを縮める「総合実習(チームチャレンジ)」の評価~看護学生の実習記録の分析~
    奥裕美,松谷美和子,佐居由美,大久保暢子,中村綾子,佐竹澄子,安ヶ平伸枝,伊東美奈子,堀成美,井部俊子,西野理英,高井今日子,寺田麻子,岩崎寿賀子,石本亜希子
    第14回聖路加看護学会学術大会 2009年09月
  • 臨地実習生の質の確保のための看護系大学共用試験(CBT)開発研究のためのアンケート調査結果について
    柳井晴夫,奥裕美,亀井智子,松谷美和子,中山和弘,井部俊子,高木廣文
    第14回聖路加看護学会学術大会 2009年09月
  • 看護学生および市民の為のストレスマネジメントヨーガプログラムの内容および効果の検討
    小口江美子,中山久子,松谷美和子,菱沼典子,岡崎雅子
    第29回日本看護科学学会学術集会 2009年11月
  • 看護系大学卒業の新卒看護師に求められる臨床看護実践能力:2年目看護師への面接調査内容の分析
    佐居由美,松谷美和子,三浦友理子
    聖路加看護学会 2010年09月
  • 全国看護系大学共用試験の開発研究:作題・モニター調査・IRTによる分析CBTによる出題
    柳井晴夫,亀井智子,松谷美和子,奥裕美,西川浩昭,伊藤圭,佐伯圭一郎
    日本テスト学会 2011年09月
  • 学士号をもつ新卒看護師に求められる看護実践能力の育成に関する質問紙調査
    松谷美和子,佐居由美,平林優子,井部俊子,高屋尚子,佐藤エキ子,卯野木健
    日本看護科学学会 2011年12月
  • 看護系大学卒業の新卒看護師に求められる臨床看護実践能力:1年目看護師への面接調査内容の分析
    奥裕美,松谷美和子,佐居由美,堀成美
    聖路加看護学会 2010年09月
  • 看護系大学卒業の新卒看護師に求められる臨床看護実践能力:先輩看護師への面接調査内容の分析
    西野理英,高屋尚子,寺田麻子,松谷美和子
    聖路加看護学会 2010年09月

MISC

  • 看護系大学教員育成の新しい風 : 聖路加国際大学のフューチャー・ナースファカルティ育成プログラム
    松谷 美和子, 三浦 友理子, 奥 裕美
    看護教育 55(11) 1042-1048 2014年11月
  • Defining Visions for Nursing Education—Creation of Social Nursing by Graduate Education
    川村 佐和子, 松谷 美和子, 中西 睦子, 佐伯 和子, Cowley Sara
    日本看護科学会誌 28(1) 102-110 2008年
  • グローバル社会における看護教育 (特集・看護の世界)
    松谷 美和子
    ソフィア 60(3) 286-302 2011年
  • 「思いやり」と看護と教育と (特集 「思いやる心」を育てる)
    松谷 美和子
    児童心理 67(13) 1137-1142 2013年09月
  • 臨地実習生の質の確保のための看護系大学共用試験(CBT)の開発的研究 : CBT試験問題の作成とそのモニター試験結果の統計的分析を中心にして
    柳井 晴夫, 亀井 智子, 松谷 美和子
    聖路加看護大学紀要(38) 1-9 2012年
  • 看護基礎教育における実習のあり方検討会活動報告書(2004年度-2007年度)
    佐居由美,飯田正子,井部俊子,卯野木健,桑原美弥子,佐藤エキ子,高屋尚子,塚本紀子,寺田麻子,西野理英,平林優子,松﨑直子,松谷美和子,村上直子,桃井雅子
     2008年04月
  • 看護学でのサービスラーニングを応用した都市型・社会参加型カリキュラム開発と評価
    田代順子,松谷美和子,菱沼典子,及川郁子,麻原きよみ,小澤道子,平林優子,香春知永,酒井昌子,宮崎紀枝,大森順子,長松康子,佐居由美
     2009年03月
  • 文部科学省委託事業平成20年度臨地実習責任者研修報告書
    松谷美和子;宮﨑美砂子編集
     2009年03月
  • 看護学士号をもつ新人看護師に求められる臨床実践能力開発のための学習モデルの研究
    松谷美和子,佐居由美,平林優子,高屋尚子,井部俊子,卯野木健,大隅香,奥裕美,堀成美,野田有美子,宇都宮明美,林智子,中村めぐみ,岩崎寿賀子,佐藤エキ子,西野理英,寺田麻子,飯田正子
    報告書 文部科学省基盤研究(B)21390574 2013年03月
  • 臨地実習適正化のための看護系大学共用試験CBTの実用化と教育カリキュラムへの導入 平成23~25年度科学研究費補助金基盤研究A 研究成果総合報告書
    柳井晴夫,井部俊子,佐伯圭一郎,西川浩昭,松谷美和子,小林康江,小口江美子,中野正孝,西出りつ子,中村洋一,原沢のぞみ,水野敏子,近藤真紀子,片岡幹男,猪下光,飯村直子,習田明裕,光永悠彦,奥裕美
     2014年03月
  • 新人看護師のリアリティショックを和らげるための看護基礎教育プログラム:実践研究文献レビュー
    後藤桂子,松谷美和子,平林優子,桃井雅子,村上好恵,佐居由美,松崎直子,高屋尚子,飯田正子,寺田麻子,西野理英,佐藤エキ子,井部俊子
    聖路加看護学会誌 11(1) 45-52 2007年06月
    看護基礎教育を終えて新卒看護師として臨床実践の場に就いた新人看護師は,多くの困難な経験を通して学生から看護師へと移行していく。この移行期の大変さは,就職後数ヶ月以内に多くの看護師が経験するといわれるリアリティショックということばで知られている。この移行体験を容易で前向きなものとするには,基礎教育において何ができるかを探ることを目的に,CINAHLにて,graduate nurseの下位にあるnew graduate nurse,さらにその下位のeducationに関する英語文献86件を抽出し,看護基礎教育プログラムの実践的研究についての論文18件を対象として検討を行った。移行体験の焦点は,技術的技能を含む能力面と,役割や社会化を含む概念面に分けられた。検討した文献の大部分は,施設における新卒看護師を対象としているプログラムであった。大学の学部最終学年を対象として行った施設主導のプログラムは2件あった。いずれも長期間にわたり,臨床現場で学生がプリセプターと行
  • 幼稚園・保育園年長児向けのプログラム“自分のからだを知ろう“に対する評価指標の検討
    大久保暢子,松谷美和子,田代順子,岩辺京子,今井敏子,後藤桂子,菱沼典子,佐居由美,白木和夫,中山久子,有森直子,森明子,石本亜希子,瀬戸山陽子,三森寧子,印東桂子,村松純子,山崎好美
    聖路加看護大学紀要(34) 36-45 2008年03月
    本研究の目的は, 幼稚園・保育園年長児を対象としたプログラム“自分のからだを知ろう”に対する評価指標を検討し, OUTCOME モデルを提示することである。研究方法は, からだの知識7系統(消化器, 呼吸器,泌尿器, 循環器, 筋骨格, 神経, 生殖器) で構成されている紙芝居, 臓器T シャツ, 絵本を幼稚園・保育園の年長児に行い, 保護者にプログラムの感想とからだの知識に関するアンケート調査を行い, その内容をカテゴリー化した。さらにカテゴリーでOUTCOME モデルを作成し, 仮説モデルと比較検討を行った。倫理的配慮は, 研究倫理審査委員会で承認を得ると共に, プログラム実施時およびアンケート配布時に研究参加の自由意思, データの守秘等を考慮した。結果, 幼稚園・保育園年長児の子ども側とその親側の両側面からカテゴリーが抽出でき, OUTCOME モデルが作成できた。OUTCOME モデルは仮説モデルの内容をおおよそ支持できる内容であったが, モデル内の変数間
  • 海外ボランティアを行う看護学生向けサービスラーニングカリキュラムに必要な情報と支援策 - タイのコミュニティにおけるボランティア活動を通じた学習体験評価
    長松康子,田代順子,菱沼典子,松谷美和子,及川郁子,麻原きよみ,平林優子,大森純子
    聖路加看護学会誌 11(1) 62-67
    ボランティア活動の一領域である海外ボランティアに焦点をあて,サービスラーニングカリキュラム作成に必要な情報と支援策について資料を得るため,タイ国でのボランティア活動に参加する看護学生が直面する困難と,その解決のために有効な情報や支援,および,海外ボランティア受け入れ担当者が望む情報・支援について調査を行った。調査は,タイ国ボランティア活動に参加したA看護大学4年生8名に対し,活動終了後にフォーカスグループディスカッションを,タイ国B大学看護学担当教員4名に英語によるアンケートを実施した。ボランティア活動は,タイ中心部のスラム地区の小学校スクールナース活動,在宅ケア,デング熱キャンペーン,ナースクリニック,孤児院で実施された。事前準備として,タイの文化・習慣・宗教,ヘルスシステムや健康問題,基本的なタイ語挨拶などを実施し,それらは概ね役立った。しかし,それでも学生は①文化・言語:道に放置されるゴミや
  • 新卒看護師のリアリティショックの構造と教育プログラムのあり方
    佐居由美,松谷美和子,平林優子,松崎直子,村上好恵,桃井雅子,高屋尚子,飯田正子,寺田麻子,西野理英,佐藤エキ子,井部俊子
    聖路加看護学会誌 11(1) 100-108 2007年06月
    【はじめに】新卒看護師は,臨床場面においてさまざまなリアリティショックを経験しており,早期に臨床現場-の適応がなされるためには,基礎教育と継続教育が連動して教育プログラムを構築することが必要である。本研究では,卒業後の臨床現場への適応につながる,基礎教育における臨地実習のあり方を検討するため,新卒看護師のリアリティショックの構造を明らかにすることとした。【方法】2005年度のA看護大学卒業生を対象に,半構成的面接を行った。(調査期間:2005年10月~ 2006年1月)。面接内容は対象者の承諾を得て録音し,逐語録を作成した。面接では,文献検討の結果から導いた,7項目(「基本的看護業務遂行能力の獲得」「職場の人間関係の調整」「さまざまなケアへの対応能力の発達」「勤務形態への適応」「仕事と自己の価値観の調和」「対患者コミュニケーション」「その他」)について,回答を得た。逐語録は,質問項目に沿って内容分析を行い,複数の分析によ
  • web上でのヘルス・ボランティア学習とボランティア学生学習支援プログラム開発:開発過程
    田代順子,長松康子,大森純子,菱沼典子,松谷美和子,及川郁子,麻原きよみ,平林優子,酒井昌子
    聖路加看護学会誌 11(1) 109-115 2007年06月
    日本において,ボランティアが文化となりつつあり今日,看護学生が地域の健康・福祉領域でボランティア活動をしている。研究者らは平成14-16年度に学生ボランティアの学習ニーズと学習支援のあり方を研究し,ボランティアの出会いからボランティア活動までの系統的な学習支援指針を作成した。平成17年から,Webでのボランティアに関する学習とボランティア学生のための学習の支援プログラム開発を開始し,平成19年1月に完成した。開発したWebの試用と評価の段階に至ったので,開発過程を中間報告として報告する。本研究の全体目的は,看護学士課程の学生が市民あるいは看護職として,都市部地域でのボランティアに関しての学習ができ,ボランティア学生が活動を通して学習ができるWeb上の学習プログラムを開発し評価することである。本研究の方法は,開発過程にコンピュータープログラム開発会社と,開発の各過程にボランティア学生を加え活動したので,アクション・
  • 聖路加看護大学21世紀COEプログラム第7回国際駅伝シンポジウム報告 子どもと学ぼう、からだのしくみ - あなたはどれくらいからだを知っていますか? - ~駅伝シンポジウムにみるPeople-centered Careの発展過程~
    佐居由美,松谷美和子,山崎好美,中山久子,大久保暢子,石本亜希子,三森寧子,多田敦子,印東桂子,瀬戸山陽子,村松純子,小山敦子,岩辺京子,森明子,有森直子,今井敏子,原瑞恵,菱沼典子
    聖路加看護学会誌 11(1) 116-124 2007年06月
    本稿は,聖路加看護大学21世紀COEプログラムの一環である『第7回COE国際駅伝シンポジウム「子どもと学ぼう,からだのしくみ」』の概要を記述し,その運営実施過程を分析評価することにより,People-centered Careの構成要素について考察することを目的とする。第7回駅伝シンポジウムは,5歳児がからだを学べる方法を提示し一般市民と有意義な意見交換を行うことを目的とし,5歳児と両親,保育士や幼稚園教諭,看護師・養護教諭など5歳児にかかわる専門家を対象として開催された。シンポジウムの企画運営は市民との協働で行われた。シンポジウムは,①子どもが「からだを学ぶ」ための教材としてのテーマソング「からだフ・シ・ギ」の歌と踊り,②人間の消化機能を解説した紙芝居「リンゴがウンチになるまで」の上演,③子どもとからだのしくみを学ぶことについてのシンポジウム「子どもと学ぼう,からだのしくみ」から構成された。プログラムは, 1プログラム20分以内とし,
  • 学生部2008年度活動報告「適切な学びの環境を目指して」
    大久保暢子,鶴若麻理,中村綾子,天岡幸,枝晃司,近藤華子,福田晴香,横川彩夏,瀬戸屋希,小林真朝,稲田昇三,中山久子,松谷美和子
    聖路加看護大学紀要(35) 110-117 2009年03月
    聖路加看護大学学生部は,学生が本学の教育目標を効果的に達成し,豊かな学園生活を過ごせるよう,適切なコミュニケーションと基本的マナーの習得のための新しい取り組みを開始した。『適切な学びの環境の実現』をスローガンとし,活動目標A.他者を思いやりながら,お互いが気持ちよく生活できる学びの環境とはどういったものかを,学生・教職員など環境に携わる人々がともに考える,B.適切な学びの環境の実現のための行動を(学生・教職員など環境に携わる人々が)考える,C.考えられた行動が実践され,お互いが気持ちよく生活できる学びの環境が創られる,を掲げた。初年度は,活動目標A.を主目標として,取り組みの普及と学びの環境に携わる人々にマナーについて考える機会を設けた。様々な企画の実施により,取り組みの普及はなされ,学園に携わる人々がマナーについて考えるきっかけをある程度,掴むことができた。今後は,各個人がマナーを行動に移していけ
  • 新人看護師への移行演習プログラムの施行と評価(3)-多重課題シナリオによる演習-
    寺田麻子,松谷美和子,高屋尚子,西野理英,飯田正子,佐藤エキ子,平林優子,松﨑直子,村上好恵,桃井雅子,佐居由美,井部俊子
    聖路加看護学会誌 12(2) 58-64 2008年07月
    【はじめに】新人看護師のリアリティショックを和らげ,臨床現場への適応に役立つような基礎教育における演習プログラムのひとつとして,多重課題を盛り込んだシナリオによる演習プログラムを開発した。本研究では,その実践および演習の目標(①病棟における多重課題,時間切迫の状況下で,自己の力量の判断ならびに優先順位の決定,他者への協力依頼が適切に行える,②自分の行うべき看護業務の遂行が適切にできる)の達成度と演習プログラムの効果を評価することを目的とした。【方法】対象は2006 年A大学卒業予定者で研究参加の同意を得られた学生。演習内容は,看護師が臨床場面で遭遇する優先順位の判断や多様な状況への対応が同時に発生するシナリオを作成し,学生が新人看護師役を演じる。演習の目標の達成度を自己評価とピア評価により採点と記述を行い,キーとなる文章や言葉をそれぞれのカテゴリーごとにまとめる。看護業務の遂行度は臨床看護師によ
  • 新人看護師への移行演習プログラムの施行と評価(2)-状況設定の中での与薬の基本演習-
    村上好恵,平林優子,飯田正子,松谷美和子,佐居由美,桃井雅子,松﨑直子,高屋尚子,西野理英,寺田麻子,佐藤エキ子,井部俊子
    聖路加看護学会誌 12(2) 50-57 2008年07月
    【はじめに】近年の医療の高度化により,臨床現場では安全かつ高度な看護実践能力が求められるようになってきた。しかし,卒業直後の看護技術能力と臨床が期待している能力には乖離がある。そこで,就職前の学生が現実に近い状況を経験することで与薬に関する自己の課題を明確にすることを目的に演習プログラムを実施し,評価を行った。【方法】2006 年度A大学の卒業予定者を対象に演習とその評価を行った。① 演習シナリオを作成し,学習目標を設定した。学生は,1名につき,3名の異なる状況の模擬患者を90分間受け持ち,終了時に申し送りを行う。プリセプターが1名つき必要時支援を得ることができる。プリセプターは,学生が求めた際に支援を行い,同時にシナリオに沿って実施状況をチェックし,これをもとに振り返りを行う。その後,学生,プリセプター役,患者役,観察者役が集合し意見交換を行った。② 学生およびプリセプターから,学習目標の達成度およ
  • 新人看護師への移行演習プログラムの施行と評価(1)-コミュニケーション・スキル習得のための演習-
    桃井雅子,佐居由美,松﨑直子,松谷美和子,平林優子,村上好恵,高屋尚子,飯田正子,寺田麻子,西野理英,佐藤エキ子,井部俊子
    聖路加看護学会誌 12(2) 41-49 2008年07月
    2004 年より大学と臨床現場が協働して「看護基礎教育における実習のあり方検討会」を発足し,新人看護師の職場適応を促すための実習について検討してきた。そこで明らかになった新卒看護師のリアリティショックの実態に対しそれを軽減する臨床現場への移行演習プログラムとして,今回「コミュニケーション」「与薬」「多重課題」に関する3つの演習プログラムを計画し,試行ならびに評価を行った。ここでは,その中の「コミュニケーション」について報告する。 研究対象は2006 年度A 大学卒業予定者の中から,研究に関する説明後,同意の得られた6名である。演習方法はロールプレイング技法を採用し,今回作成した2つのシナリオを用いた。演習の評価は実演後の参加者間における討議内容,演習終了後の学生の反応をもとに行った。今回は,学生の反応のうち各自が記述した内容を分析した結果を報告する。 研究の結果,次の3つの側面から演習について記述していた
  • 子どものために開発したからだの教材を用いた学習展開の検討
    石本亜希子,大久保暢子,後藤桂子,菱沼典子,松谷美和子,佐居由美,中山久子,岩辺京子,今井敏子,村松純子
    聖路加看護学会誌 12(2) 65-72 2008年07月
    【目的】子どものために開発したからだの教材を就学前施設に在籍する児童(もしくは園児)に展開し,その実施状況から教材および対象者の反応を検討し,教材評価の示唆を得ることを目的とした。【方法】対象は,19 施設の園児599 名と,保護者および教職員93 名であった。教材は,からだの知識7系統の紙芝居(消化器,循環器,呼吸器,運動器,神経,泌尿器,生殖器)および内臓Tシャツであり,対象施設の教員もしくは研究協力者が好きな系統の教材を選択し展開を行った。研究デザインは調査研究で,データ収集は,教材使用者に対象者の属性,使用教材の種類,使用目的,目的達成度,実施時間,対象者の反応,参加者の反応,教材使用者の感想をアンケートにて行った。分析は,統計学的方法(SPSS 15.0J)およびカテゴリー化を行った。【結果】アンケート回収率は100%,各項目の回答率は30~100%であった。対象は,男子193 名,女子278名,不明128 名で,保護者は80% 以上が母
  • 5~6歳児用「からだの絵本」に対する市民からの評価
    後藤桂子,菱沼典子,松谷美和子,佐居由美,中山久子,大久保暢子,石本亜希子,有森直子,岩辺京子,今井敏子,村松純子
    聖路加看護学会誌 12(2) 73-79 2008年07月
    市民が主体的に保健行動をとれることをめざして,その基礎力と考えるからだに関する知識を普及させることを進めている。5年間にわたるプロジェクトで作成したからだの7 系統についての絵本『わたしのからだ』のうち5冊を用いて,市民に健康教育をする機会があったので,その有用性を調査した。対象は,市民カレッジ参加者35 名であり,『循環器』『呼吸器』『消化器』『骨と筋肉』『神経系』の5回である。各回の受講者は,20 ~ 27 名で,4分の3が女性であり,50 歳代~ 70 歳代が7割を占めた。絵本の内容について無記名,自記式質問紙調査を行った。 絵本は,8割以上がわかりやすいと答えた。6~8割が知らないことがあった,ないし知らないことが多かったと答えた。このことは,大人へもからだの知識を普及させる必要性を示唆している。 また,この絵本を子どもに読ませることに対しては,多くの賛同が得られた。その理由は,『からだを知っているのはい
  • 5~6歳児の体の知識
    菱沼典子,山崎好美,佐居由美,中山久子,松谷美和子,田代順子,大久保暢子,岩辺京子,村松純子,瀬戸山陽子
    聖路加看護学会誌 13(1) 1-7 2009年03月
    自分の体についての知識を獲得することは,自分や他人の体を大切に思い,健康に気をつけて生活ができるようになること,また,医療を受ける際に,医師の説明を理解でき,自分で考えることにつながると考え,“体の知識をみんなのものに”をスローガンに,体の知識の普及を試みている。先行研究から,体についての学習プログラムは,自分の体への関心があり,また素直に関心を示すことができる就学前が適切であるという結論を得た。体の学習プログラムを開発し,その教材作成を行うに当たって,5~6歳児がどれくらい体について理解しているかを把握するために調査を行った。 5歳0ヶ月~6歳3ヶ月(平均5歳7 ヶ月)の28 名(回収率51.0 %),男女各14 名に,保護者から体の表面と体の内部についての質問による調査を行った。体の表面の24 の部位について,言葉で聞いて全員が指し示せたのは,「頭」「顔」「首」「お腹」「背中」「お尻」「足」「目」「鼻」「耳
  • 看護基礎教育と看護実践とのギャップを縮める総合実習の効果 ~看護学生から臨床看護師へ~
    佐居由美,松谷美和子,平林優子,西野理英,寺田麻子,高屋尚子,飯田正子,桃井雅子,佐藤エキ子,井部俊子
    聖路加看護学会誌 13(1) 24-33 2009年03月
    【目的】高度な専門医療を必要とする入院患者の割合が高くなり,在院日数が短縮され,看護師には高度な臨床看護実践能力が要求されている。だが,看護基礎教育の現場では,修得すべき内容が増大している一方で,実習時間内での修得には限界があり,実習の場での看護技術の実践経験の貧弱化に拍車がかかっている。そこで本学では,大学3 年次までの看護基礎教育課程で修得した看護実践能力と臨床で求められる看護実践とのギャップを縮める実習〔総合実習(チームチャレンジ)〕を,4年次の学生の一部に導入した。チームチャレンジは,小児や老年など専門領域を探求する他の総合実習と比して,夜勤遅番実習・患者の複数受け持ちを行うことでチームの一員として機能することに特に焦点を当てた実習である。本研究では,その効果を調査し明らかにすることを目的とする。【方法】2007 年度A看護系大学卒業予定者と「総合実習」臨地実習指導者を対象に,「総合実習」
  • 未就学児を対象とした健康教育絵本に対する評価
    瀬戸山陽子,後藤桂子,佐居由美,村松純子,松谷美和子,中山久子,大久保暢子,岩辺京子,安ヶ平伸枝,菱沼典子
    聖路加看護学会誌 13(2) 37-44 2009年07月
    【背景】市民が健康医療情報を活用することが求められる中,年少時から身体に関する基礎的な知識を得ることは重要であるが,未就学児を対象とした健康教育プログラムに関する評価は不足している。【目的】本研究では,プログラムにおける教材として開発した絵本の系統別評価を示すこと,絵本における系統横断的な評価を検討し,未就学児に対する健康教育教材の活用について示唆を得ることを目的とした。【方法】2007 年11 月~ 2008 年3月,5,6歳児がいる保護者,およびその養育に関わる保育士・幼稚園教諭を対象とし,質問紙調査を行った。対象者には,「消化器系」「呼吸器系」等7 系統の絵本を配布し,属性特性,読んだ絵本の種類に加え,絵本の内容に関する認知度,面白さ,理解度について子どもと回答者について別に尋ねた。【結果】回答者91 名は全員女性で,30 歳代が最も多かった。系統別の回答者人数は,「消化器系」が95.7%と最多であった。子どもの評価
  • 「自分のからだを知ろう」プロジェクトの過程での CBPR の有用性の検討 ―人々の集まり方にcoalition の概念を用いて―
    後藤桂子,菱沼典子,松谷美和子,大久保暢子,瀬戸山陽子,安ヶ平伸枝,岩辺京子,中山久子,佐居由美,有森直子,村松純子,田代順子
    聖路加看護学会誌 13(2) 45-52 2009年07月
    自分の健康に主体的である市民の育成を目指し,その基本となるからだに関する知識を子供に提供するためのプログラムを開発した。それは,聖路加看護大学21 世紀COE プログラムのひとつであり,peoplecenteredcare であった。その教育プログラムの開発過程を,人々の集まり方の側面についてcoalition という概念を用いてcommunity-based participatory research(CBPR)という視点で振り返り,研究手法としてのCBPR の有用性を検討した。核となる大学教員のはじめたプロジェクトが,人づてにネットワークとして広がり,そこに定期的会合,議事録作成,連絡方法が確立し,資金支援を受け,教育プログラムの作成が進んだ。また,組織としてのシステムが定まったプロジェクトは,地域などへ対外的に活動をすることができ,内部では役割分担も起こった。コミュニティとの関係は,はじめは,プロジェクト側の力が強いものであったが,コミュニティと関わりながらその教育プログラムを精選し作成し
  • Web 上でのヘルス・ボランティア学習支援 プログラム試用の評価・改善とカリキュラム化
    田代順子,長松康子,松谷美和子,菱沼典子,及川郁子,平林優子,麻原きよみ,大森純子,佐居由美
    聖路加看護学会誌 13(2) 53-62 2009年07月
     平成17 年1月からWeb 上でボランティア学生が学習できるヘルス・ボランティア・コミュニティ・e-センターを開発してきた。本論文では,本e- センターを学生と研究者の視点から評価し,その結果をもとにサービス・ラーニングの科目概要を作成したので報告する。評価方法は,e- センター内の①一般公開ボランティア学習サイトの利用状況,②学生サイトの活動ログの試用状況,③活動ログ試用学生と不試用学生の評価,④研究者の支援活動に関する評価,により過程評価した。研究の倫理的配慮として,学生に研究協力は自由で,協力中止の自由や,学業成績とは無関係であること,などを説明し,同意書に署名してもらった。本研究計画書は,学内の研究倫理審査委員会で承認を受けた(承認番号07-035)。 評価結果:①一般学習サイトへのアクセスは2007 年1月からの2年間で,1万4,768 件であった。②1年間で活動ログは,登録学生122 名中9名が試用し,延べ30 件の活動ログ
  • 新人看護師への移行演習プログラムの改善とその評価 ―臨床の場を使っての演習と体験者の評価から―
    平林優子,松谷美和子,高屋尚子,飯田正子,寺田麻子,西野理英,佐居由美,桃井雅子,卯野木健,佐藤エキ子,井部俊子
    聖路加看護学会誌 13(2) 63-70 2009年07月
    筆者らは,看護大学と実習先の総合病院との協働により,学生がスムーズに専門職に移行できる実習や学習方法を検討し,2006 年度より卒業前に臨床現場に近い環境で行う演習プログラムを開発し研究的に試行している。2007 年度は,プログラム内容の改善と,病院の施設を利用したよりリアルな環境で,1. 与薬の基本演習(基礎編),2. 多重課題演習(中級編),3. 多重課題演習(上級編)の演習を行った。本稿では,2007 年度のプログラム参加学生による質問紙の回答および2006・2007 年度に本演習プログラムを受講した新人看護師の面接により本演習の評価を行った。 2007 年度の参加者は5名であった。学生が認識した課題は,ネームバンドの確認,安全な与薬技術,点滴の滴下数や残量の確認,複数患者への安全の配慮,患者の状態の観察と判断などであった。業務の優先順位づけは,演習のステップを踏むにつれて可能になったが,学生にとっては大きな課題と認識された。複
  • 看護基礎教育と看護実践とのギャップを縮める 「総合実習(チームチャレンジ)」の評価 ―看護学生と看護師へのフォーカスグループ・インタビューの分析―
    松谷美和子,佐居由美,大久保暢子,奥裕美,石本亜希子,中村綾子,佐竹澄子,安ヶ平伸枝,西野理英,高井今日子,寺田麻子,岩崎寿賀子,井部俊子
    聖路加看護学会誌 13(2) 71-78 2009年07月
    【目的】本研究の目的は,看護基礎教育課程で修得する看護実践能力と臨床で求められる看護実践とのギャップを縮める実習のあり方を探究するため,臨床での看護実践により近い実習形態(夜間実習,複数受け持ち)である実習科目「総合実習(チームチャレンジ)」について,実習を経験した学生および看護師の振り返りをとおして評価することである。【方法】この研究は,実習を経験した4年生および看護師へのフォーカスグループ・インタビューによる質的データを分析した評価研究である。分析はラザーズフェルドの質的分析法を参考にした。【結果】実際にインタビューを実施した学生は8名(対象者の57%),看護師は7名(対象者の15%)であった。学生は,「チームチャレンジ」が目的とした学びを経験し,実習方法についても満足していた。看護師からは,実習目的と方法への積極的支持があった。また,看護実践能力としての複数の個別的ケア能力と看護業務遂行
  • 卒業に向けて実践力をどう高めていくか
    松谷美和子
    看護展望 33(13) 8-11 2008年12月
  • 看護実践力を段階的に統合する実習プログラム
    佐居由美,松谷美和子,西野理英,髙井今日子,寺田麻子
    看護展望 33(13) 12-17 2008年12月
  • 看護基礎教育と看護実践とのギャップを縮める 「総合実習(チームチャレンジ)」の評価 ―看護学生の実習記録の分析―
    奥裕美,松谷美和子,佐居由美,大久保暢子,安ヶ平伸枝,佐竹澄子,中村綾子,伊東美奈子,堀成美,井部俊子,西野理英,高井今日子,寺田麻子,岩崎寿賀子,石本亜希子
    聖路加看護学会誌 14(1) 17-25 2010年03月
    【目的】看護基礎教育課程で習得した看護実践能力と,臨床で求められる能力とのギャップを縮める実習のあり方を探るため,臨床実践により近い実習形態をとる総合実習「チームチャレンジ」を行った。本研究の目的は,学生の実習記録から学習内容を分析し実習目標の達成を評価することである。【方法】実習を経験したA看護大学4年生5名の実習記録から,1)時系列に学びの内容を抽出し,学生の実習のプロセスを実習目標の4つの視点から分析し,2)看護技術の経験を実習前後で比較した。本研究はA大学研究倫理審査委員会の承認を得て行った。【結果】1)①対象把握の視点:学生はカルテからの情報収集を行う段階から,看護師や患者本人からも患者に関する情報を得ることができるように変化していた。②最適健康状態への実践の視点:予防的関与の必要性を感じる段階から,予測外の状態の変化に合わせて行動できるように変化していた。③メンバーの一員として
  • Problem-Based Learningを取り入れた認定看護管理者セカンドレベル講習の試み
    吉田千文,井部俊子,中村綾子,奥裕美,松谷美和子,山田雅子,高井今日子,柳橋礼子,多田亘子,松本文奈,南由起子
    聖路加看護大学紀要(36) 48-54 2010年03月
    本稿の目的は,Problem-Based Learning(以下,PBL)を取り入れた認定看護管理者セカンドレベル講習カリキュラム開発とPBLの実施過程及び今後の課題について記述することである。カリキュラム開発方法:日本看護協会認定看護管理者制度規則及び基準カリキュラムに準拠し,学生の自己育成力の開発を重視する聖路加看護大学の教育理念を反映させた。またHersheyとBlanchardらの示した3つの管理能力を看護管理者の基礎的能力と位置づけ,看護管理実践者にとって効果的な教育方法を検討し,最終的にPBLを軸とするカリキュラムを開発した。PBLの実施過程:29人の受講生(平均年齢44.6歳,半数強が専修学校卒,看護師長職)が,延べ9週間の講習に参加し,5つの小グループに分かれ合計11回のPBLを行った。受講生が抱える看護管理上の課題を学習素材として使用した。講習終了時の評価では,受講生全点が講習に満足し,ほとんどがPBLは有意義で,学習方法として適切と答えた。また自身の論理的思考力,
  • A看護系大学卒業生19名の「看護実践能力」 - 卒業直後と就職3ヵ月後の比較 -
    佐居由美,松谷美和子,平林優子,高屋尚子,西野理英,飯田正子,寺田麻子,村上好恵,桃井雅子,佐藤エキ子,井部俊子
    聖路加看護学会誌 14(1) 34-42 2010年03月
    【はじめに】患者の入院日数の短縮化,医療の高度化などを背景に,看護師には,これまで以上の高い看護実践能力が必要とされる。だが,看護基礎教育においては,実習時間内での学生の実践経験の貧弱化は否めない。そこで,本研究では,「看護基礎教育における臨地実習のあり方」について示唆を得ることを目的に,A看護系大学卒業生の卒業直後と就職3ヶ月後における「看護実践能力」の比較を行った。【対象と方法】対象:2006年度の卒業生90名。方法:質問紙調査。「看護実践能力」として,「実習経験項目」「看護行動測定尺度(6-Dimention Scale)」の2種類の質問紙を用いた。1)「実習経験項目」:13分類100項目の看護技術項目。研究者らが報告書等を参考に作成。2)「看護行動測定尺度(6-Dimention Scale)」:Schwirian らが開発した測定用具(6カテゴリー52項目)を,研究者が翻訳。【結果】90名中19名の卒業生から,卒業直後と就職3ヶ月後の2回,回答を得た。1)看
  • 5歳児向けの「自分のからだを知ろう」プログラムの作製:市民主導の健康創りをめざした研究の過程
    菱沼典子,松谷美和子,田代順子,横山美樹,中山久子,佐居由美,山崎好美,白木和夫,岩辺京子,有森直子,今井敏子,島田多佳子,木村千恵子,中川有加,西田みゆき,鈴木加代子,臺有桂,村松純子,亀井智子,森明子,瀬戸山陽子,相澤身江子
    聖路加看護大学紀要(32) 51-58 2006年03月
     本論文は, 市民が自らの健康の主人公になるには, その基礎知識として体の知識が必要だという, 医療専門職の考えから始まった研究が, 市民との協働研究に変貌してきた過程を記述したものである。 体の知識を市民の常識にする方略として, 次世代を担う子どもを対象とすることとした。 養護教諭15名へのグループインタビューや, 子どもへの健康教育の先駆例の調査から, 体の学習プログラムを導入する対象年齢を, 就学前の5歳児に決定した。 5歳児を対象とした8項からなる学習プログラム案を作成し, 教材の開発を行ってきた。教材開発の過程で, 研究職のほか, 5歳児を取り囲むコミュニティのメンバーが研究に加わり, 専門家主導からコミュニティと協働する研究に変貌してきた。 今後ともコミュニティとの協働研究によって各教材の開発とプログラムの実施および評価を行い, 市民主導の健康生成の実際を模索したい。
  • 看護教育法としての「サービス・ラーニング」実践研究文献レビュー
    松谷美和子,田代順子,香春知永,酒井昌子,三橋恭子,平林優子,森明子,菱沼典子,川越博美,及川郁子,小澤道子
    聖路加看護大学紀要(30) 31-38 2004年03月
    社会の変化に対応して,現在,保健行政改革及び大学教育改革が進んできており,看護や教育も社会責任の共有や連携を課題として変革を迫られている。本文献レビューの目的は,これからの日本の大学での看護教育改革への適用の可能性を探索するために,看護教育方法としてのサービス・ラーニングの活用とその教育効果についての研究の文献を検討することであった。サービス・ラーニング,看護教育をキーワードとして和洋文献を検索し,入手可能な教育実践研究の23文献を対象に検討を行った。検討の結果,学部から博士課程までの学生を対象としたサービス・ラーニングによる教育プログラムが開発されていた。学習内容は,地域でのさまざまなヘルスプログラムを通してサービスを行うものであり,その結果,学生,教員,地域から多くの成果が報告されていた。しかし,教員およびパートナーの負担や財政の問題も報告されていた。社会ニーズに応えることのできる看護職
  • 5歳児向けの「自分のからだを知ろう」健康教育プログラム:消化器系の評価
    松谷美和子,菱沼典子,佐居由美,中山久子,山崎好美,大久保暢子,石本亜希子,田代順子,白木和夫,森明子,有森直子,岩辺京子,今井敏子,島田多佳子,西田みゆき,木村千恵子,多田敦子,三森寧子,相沢身江子,瀬戸山陽子,臺有桂,村松純子,原瑞恵
    聖路加看護大学紀要(33) 48-54 2007年03月
    人が自分の健康の主人公であるためには,身体のしくみの基礎的な理解が必要である。この考えに基づいた先行研究では,これを学びはじめる時期について,5歳児が適切であるという結論を得た。そこで,5歳児が身体のしくみを学ぶためのプログラム開発に取り組んでいる。今回は,消化器系プログラムを2保育園ならびに幼稚園2クラスで実際に展開し,評価することを研究目的とした。全体で67名の子どもがプログラムに参加した。プログラム構成は,紙芝居を見て,消化器T-シャツで遊び,絵本を持ち帰るという内容であった。この消化器系プログラムは,園全体での情報の共有,具体的操作による知識の確認,家族との共有を可能にし,潤化器系のお話が子どもをとりまく人々の共通した経験になることを可能にした。45名の母親および5名の保育専門家から回収した質問紙調査結果から,保育専門家はこのプログラムが5歳児の理解を助ける内容であったこと,身体のしくみを子どもと
  • 米国におけるサービス・ラーニング(地域参加型教育)の理念と取り組み - ウィスコンシン大学とワシントン大学の視察調査とワークショップ報告 -
    田代順子,大森純子,平林優子,麻原きよみ,松谷美和子,菱沼典子,及川郁子,香春知永,酒井昌子
    聖路加看護大学紀要(33) 68-73 2007年03月
    聖路加看護大学において,「市民主導の健康生成」の拠点として新たな看護のあり方を追求している。新たな看護を支える教育アプローチとして,学生が課外で行っているボランティア活動を教育的に支援する目的で,平成14年から研究を進めている。本調査の目的は,米国でのサービス・ラーニング先進大学の理念と取り組みを記述し,日本での活用を検討することである。調査方法は,米国の2大学,ウィスコンシン州立大学オークレア校とワシントン大学のサービス・ラーニングの教育運用を,8視点から比較検討した。結果は,2大学のサービス・ラーニングを比較して,共に,サービス・ラーニングの良き市民教育の基本理念・リフレクションを促す方法を基盤とし,選択性の共通科目として導入している点では共通していた。しかしながら,新入生の教養科目として位置づけているウィスコンシン大学と,地域ケア・サービス学習としているワシントン大学とでは,サービス・ラー
  • 看護実践能力:概念、構造、および評価
    松谷美和子,三浦友理子,西野理英,寺田麻子,飯田正子,佐藤エキ子,平林優子,佐居由美,卯野木健,大隅香,奥裕美,堀成美,井部俊子,高屋尚子
    聖路加看護学会誌 14(2) 18-28
    医療技術の急速な発展と高齢社会の進展により,看護の働きへの期待が高まっている。人々の健康と安寧を目的に機能する看護は,世の中の変化に明るくなければならない。間もなく200校にならんとする看護系大学は,どのような能力をどのようにどのレベルまで育むことを基準とするのか,専門職者集団として明言する profess ことが求められている。そこで,この研究は,看護実践能力の定義と属性,要素と構造を明確にすること,基礎教育課程における育成方法とその評価方法を,文献検討をとおして明らかにすることを目的とした。看護実践能力について30件の英文献を検討し:看護実践能力の①定義,属性,要素とその構造,②育成方法,③評価方法に関する情報を分析し,整理・統合した。その結果,看護実践能力とは,知識や技術を特定の状況や背景の中に統合し,倫理的で効果的な看護を行うための主要な能力を含む特質であり,複雑な活動で構成される全体的統合的概念で
  • 聖路加看護大学看護実践開発研究センターにおける継続教育の現状と課題 -認定看護師(不妊症看護・がん化学療法看護・訪問看護)教育課程に焦点を合わせて-
    松谷美和子,森明子,實﨑美奈,林直子,大畑美里,本田晶子,田代真理,山田雅子
    聖路加看護大学紀要(38) 81-85 2012年03月
    〔要旨〕 聖路加看護大学看護実践開発研究センターにおいて2008 年より開設している3つの看護分野の認定看護師教育課程について,現状とその課題を報告する。現状からは,受講希望者の頭打ちおよび減少傾向が次第に明らかとなった。その原因は,実践現場の人員の不足によるものと考えられる。 今後,当該センターは,受講希望者の受講促進のために努力するとともに,課程修了者がその役割を十分果たせるようにフォローアップ研修を充実させていく。
  • 聖路加看護大学2011 年度改訂カリキュラム
    麻原きよみ,有森直子,瀬戸屋希,長松康子,中村綾子,大森純子,佐居由美,外崎明子,廣瀬清人,飯岡由紀子,松谷美和子,小野智美,梶井文子
    聖路加看護大学紀要(38) 52-57 2012年03月
    〔要旨〕 本稿では,2011 年度改訂カリキュラムの作成過程と概要を報告する。1995 年度改訂カリキュラムは総括評価において,いくつかの問題点が明らかとなったため,2007 年度からカリキュラム改訂のためのワーキンググループを立ち上げて検討した。 2011 年度改訂カリキュラムは本学の理念とビジョンに基づくものである。また,4 つの概念とその関係性を基盤とした1995 年度改訂カリキュラムの枠組みに,本学が文部科学省COE プログラムとして取り組んだPeople-Centered Care の概念を取り入れたことに大きな特徴がある。2011 年度改訂カリキュラムは教養科目と基礎科目の充実を図るとともに,専門科目については,臨地実習の充実を図り,保健師の国家試験受験資格にかかわる教育を選択制とした。科目名称については,科目内容のわかるものとし,専門科目は専門性が明確となるものとした。
  • 臨地実習生の質の確保のための看護系大学共用試験(CBT)の開発的研究 ― CBT 試験問題の作成とそのモニター試験結果の統計的分析を中心にして―
    柳井晴夫,亀井智子,鶴若麻理,林直子,森明子,吉田千文,伊藤圭,小口江美子,菅田勝也,島津明人,佐伯圭一郎,西川浩昭,松谷美和子,奥裕美,麻原きよみ,井部俊子,及川郁子,大久保暢子,片岡弥恵子,萱間真美
    聖路加看護大学紀要(38) 1-9 2012年03月
    〔要旨〕 近年,看護系大学の急増と医療の高度化に伴い,卒業までに取得すべき看護実践能力の評価の重要性が増加している。その一環として,臨地実習に入る直前の段階までに看護学生が取得すべき知識・能力を正しく評価しておくことは看護実習の適正化のための急務の課題である。このような状況に鑑み,臨地実習以前に必要とされる知識・能力の到達度を検証することを目的として,看護学領域から1,260 の多肢選択式形式の設問を作成し,全23 大学730 名の学生に紙筆形式のモニター試験,および8 大学220 名の学生に対するコンピュータ試験(CBT:Computer Based Testing)を実施し,そのテスト結果を分析したところ,基礎医学,看護専門科目Ⅰ,Ⅱの合計点のα信頼性係数は0.9 以上の高い値となった。さらにCBT 試験と紙筆試験の比較によって,CBT 試験の全国看護系大学共用試験としての有用性を確認した。
  • グローバル社会における看護教育
    ソフィア 60(3) 42-58 2013年03月
  • 受け持ち患者を増やしていく実習:総合実習「チームチャレンジ」の実際
    佐居由美,松谷美和子,大久保暢子,伊東美奈子,中村綾子,堀成美,大橋久美子,蜂ヶ崎令子,倉岡有美子,岩崎寿賀子,田中万里子
    看護教育 53(11) 944-950 2012年11月
  • 研究報告 看護系大学新卒看護師が必要と認識している臨床看護実践能力
    松谷美和子,佐居由美,奥裕美,堀成美,高屋尚子,三浦友理子
    聖路加看護学会誌 16(1) 9-19 2012年01月
  • 看護系大学新卒看護師に求められる臨床看護実践能力:新卒看護師育成経験のある看護師への面接調査
    高屋尚子,松谷美和子,寺田麻子,西野理英,飯田正子,佐藤エキ子,佐居由美,平林優子,井部俊子,三浦友理子
    聖路加看護学会誌 17(1) 27-34
    目的:本研究は,新卒看護師の育成経験のある看護師への面接調査をもとに,新卒看護師の臨床看護実践能力を明らかにすることを目的とした。方法:半構造化面接調査による質的帰納的記述研究である。調査対象は,関東地域の300床以上の病院の成人病棟に常勤の看護師として勤務し,新卒看護師育成経験のある臨床経験5年以内の,自由な意思により面接に応じた看護師とした。面接は,①新卒看護師に身につけてきてほしい能力,②臨床で身につけてほしい能力,③新人看護師に困ったことについて尋ねた。分析は,逐語録を繰り返し読み,新卒看護師の臨床実践能力を抽出し,サブカテゴリー,カテゴリーへと抽象化を行った。結果:調査対象者の年齢は30歳未満,男性4人を含む合計17人であった。看護基礎教育歴は,看護専門学校卒2名,看護短大卒1名,看護系大学卒14名であった。分析の結果,臨床看護実践能力・資質として58のサブカテゴリーが抽出され,【看護へのコミ
  • 看護実践能力
    三浦友理子,高屋尚子,西野理英,佐居由美,平林優子
    聖路加看護学会誌 17(2) 3-12 2014年01月

競争的資金

  • 慢性疾患入院児の家族の家族機能、役割ストレス、ソーシャルサポート
    研究期間:2001年 - 2002年  
  • 日本の看護教育におけるサービス・ラーニングの可能性の検討
    研究期間:2003年  

教育活動情報

担当経験のある科目

  • 看護教育学(特論・演習) (聖路加国際大学大学院 博士課程)
  • 看護教育学特論Ⅰ~Ⅲ (聖路加国際大学大学院 修士課程)
  • 看護教育学演習Ⅰ~Ⅲ (聖路加国際大学大学院 修士課程)
  • 看護研究Ⅰ (聖路加国際大学大学 看護学部)
  • 総合実習(チームチャレンジ) (聖路加国際大学大学 看護学部)
  • 保健医療福祉行政論演習 (聖路加看護大学)
  • 看護教育学特論Ⅱ (聖路加看護大学)
  • 看護研究Ⅰ (聖路加看護大学)
  • 保健医療福祉行政論演習 (聖路加看護大学)
  • 総合看護 (聖路加看護大学)
  • 看護教育学特論I (聖路加看護大学)
  • 総合看護・看護研究Ⅱ (聖路加看護大学)
  • 看護研究Ⅰ (聖路加看護大学)

社会貢献活動情報

社会貢献活動